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函館SS2023年の予想、函館1200mの特徴、シーキングザゴールド、プリンスキロとマンノウォーなど

函館1200mコース

函館の1200mコースは前半上り:後半下りでJRAの1200mコースではユニークなコース形態をしている。

前半が上り坂で言えば京都
前半に上り坂で小回りコースでゴールがスタート地点よりも高いという共通点があるのが福島
この2つの競馬場での成績が函館の参考になります。

函館1200m:右スタート
京都:右スタート
福島:右スタート

ディープインパクト産駒が最も苦手な競馬場

過去10年ディープインパクト産駒:函館芝
過去10年ディープインパクト産駒:札幌芝

同じ洋芝でも平坦かつコーナーのカーブが緩くて加速しやすい札幌と、勾配がありコーナーのカーブがきつくて大跳びの馬には加速しづらい函館では大違い。

函館1200mのディープインパクトx母系

そんなディープインパクト産駒でも函館で走れるようになるにはどんな血が必要かと考えれば函館に適性のある血が浮かんでくる
3勝の母父ナスルーラ系は母父サクラバクシンオー(プリンスリーギフト系)
その次のミスプロ系は母方にリボー、マンノウォー、プリキロ、ボールドルーラー、トムフール。
その次のシーキングザゴールドはミスプロxバックパサーでマンノウォー持ちで活躍馬の母にプリキロ、マンノウォーあり。
その次のVice Regent系は母父フレンチデピュティでボールドルーラーとプリキロ持ち

シーキングザゴールド(STG)はアメリカの芝レースでよく見る血で日本でも小回り洋芝が得意。

STGを母内に持つ馬の東京、阪神、京都、新潟外回り芝成績
STGを母内に持つ馬の函館の芝成績
STGを父内に持つ馬の東京、阪神、京都、新潟外回り芝成績
STGを父内に持つ馬の函館芝成績

『STGを父内に持つ馬の東京、阪神、京都、新潟外回り芝成績』ではロータスランドが1頭でこの条件を5勝、エアマルルスが3勝している。

中には直線長いコースが非常に得意な馬も出るがSTG持ちは洋芝で小回りで直線短いコース向き


プリンスキロとマンノウォー

プリンスキロ(略してプリキロ)

伸縮性に優れた馬体。大きなストライドで長距離が得意でした。伸縮性を活かした大きなストライドはプリキロの代名詞。

マンノウォー

脚は長いが骨太で前進気勢が強い馬。
トモ高で前へ前へという感じですが肩のラインがなだらかで距離への柔軟性を与える。
骨太、ボリュームのあるトモと斤量に強い馬の典型で2歳で6度も59キロを背負い、3歳で2回62キロを背負った。
体高160以上で大きくて赤褐色の毛色からBig Redと愛称がついた。
日本のビッグレッドファームはこの愛称からつけられている。

ダート経験

洋芝で好走するような馬は野芝の軽い馬場ではスピードが足りない馬が多い。
函館SSの3着以内馬を見ればダート経験馬が多いことに気づくだろう。
逆に言えば、関係者がダートを試すような芝馬が函館で好走する確率が高いということだ。

開幕週だし、基本的に前有利。
外枠でも⑯カレンモエ、ダイメイフジ、ソルヴェイグが1,2番手で好走しているように基本は外枠でも前有利

ただし、小回りで内有利の時に注意しないといけないのが『内側渋滞』
それが起きたのが2015年の函館SS
タイトルホルダーが負けた時のセントライト記念など、内有利の小回りでは時々おきる事故なので注意が必要だ。
そうなると力のない外差し馬にもチャンスが出てくる。

そして前走は1400mが有利

土曜の函館日刊スポーツ杯はそんな感じでワイド25倍的中

追切良かったのは

①トウシンマカオ、④カイザーメランジェ、⑤ヴィズサクセス、⑧リバーラ、⑫ムーンプローブ、⑬ブトンドール、⑭ヴァトレニ、⑮キミワクイーン

展開

先行や前に行く馬が多い。
先頭は⑩か⑪が12秒を切るかどうかのペースで争う。
この2頭に対して②が内で譲らなかったらオーバーペースで潰れるのでその後ろでうまく前の2頭を壁にできた馬が残る。
④⑤⑧のどれか。
斤量が52キロと軽い⑧リバーラを選ぶ
②レイハリアも何気に去年の4着。
しかも大外枠だったのが今年は②は有利。

オーバーペースで前が潰れると外枠の好位差しかその後ろにチャンスなので⑫⑭⑮⑯⑨⑬
⑬ブトンドール、⑭ヴァトレニ

⑮キミワクイーンは前半上り坂のコース走っていないんですよね。


評価

◎⑧リバーラ
〇⑬ブトンドール
▲⑭ヴァトレニ
△②レイハリア
△⑦ジュビリーヘッド
△①トウシンマカオ
次点にするかどうか迷った。
小回りの内ラチ沿いは走りづらい馬だと思う。
縦長になって外に出しやすくなるので3着あるかな。

次点
⑤ヴィズサクセス
函館巧者で福島も勝っているし追い切りもいいのだが何となく時計面で足りない
⑨ディヴィナシオン
騎手が不安
⑮キミワクイーン
内枠が欲しかった。
前半上りのコースの未経験

馬券

単勝⑧1000
ワイド⑧⑬⑭ 3x300
3連複 18x100
馬単
1着⑧ 2着⑬⑭②⑦ 4x200
1着⑬ 2着⑧⑭②⑦ 4x100
3連単
1着⑧ 2着⑬⑭②⑦ 3着⑬⑭②⑦① 16x100
1着⑧⑬⑭ 2着⑧⑬⑭② 3着⑧⑬⑭②⑦ 27x100
1着⑧ 2着⑬⑭ 3着⑬⑭①⑤ 8x100



馬達

トウシンマカオ

去年の札幌で4着と負けているが、大外枠から終始外をほぼ風除けなしで走らされた結果で軽視していい。
上位3頭は内の経済コースで走行距離に大きな差があった。
高速馬場の反発力を活かす走りがベストだが雨の中のオパールSでも強い競馬を見せているように反発力少ない馬場でもそこそこやれる。
今週末は雨模様で洋芝の雨は野芝よりも重くなるので雨量次第では凡走の可能性もある。
ストライドの大きな馬なので小回りの内枠だと走りが小さくなる可能性があるので枠は5、6枠位がいい。
血統的には悪くないのだが、力強さが少し足りない。
この条件はベストではない。

ヴィズサクセス
シユーニxダルシャーン
母母For Exampleはプリキロ4x4の馬
父シユーニはフランスの種牡馬で有名どころだとセントマークバジリカやソットサスなどの中距離馬だが今年の愛1000、2000ギニー勝ち馬を出したようにマイル前後の力強いスピードがある馬。
ピヴォタル系で重馬場は得意。
ヴィズサクセスも函館得意で2勝し、前走は福島のオープンを勝った。
小倉で重馬場の勝利もある。
復帰戦を+10キロで2戦目も期待できる追切。
前走は逃げたがペース遅かった。
3、4枠で先頭の後につけられればチャンスだが。


リバーラ
キンシャサノキセキxストーミーアトランティック
馬体的にもスプリンター。
後躯の筋肉の付き具合がいい馬〇
フィリーズRVは過去10年で最も速いペースを2列目先頭でバテた。
あれはバテてしょうがない。
ただ、1200m通過が1分8秒7で去年のフィリーズより0.6秒遅いので去年のナムラクレアよりは下。
それでも速いペースで先行できる能力と筋肉を持ち合わせているので前残りが期待できる

テイエムトッキュウ
カナロアxバクシンオー
バクシンオーだけだと軽すぎるが、カナロアが母内にマンノウォーとプリキロのクロスを持ち、リボーもある。
芝で1分7秒2の持ち時計がありダートでも2勝。
スピードと力強さを兼ね備えた洋芝函館向き。
去年の秋には追切で速い時計が出なかったが今年の3月から速い時計が出始めた。
先手取れれば面白いがオーバーペースの危険も。

キミワクイーン
カナロアxダイワメジャー
テイエムトッキュウと似た血統構成
ひょろっとしていて脚も長くてスプリンターらしくはない。
レースになるとスタートダッシュもいいし脚の回転の速いピッチ走法で、スプリント向きだとわかる。
体重の増えたサンライズSでは以前よりも力強い走りを見せた。
次の外枠で少し速いペースで潰れ、その次は再び1枠からほどよいペースで好走。
外枠から速いペースで粘りこむだけの力はまだない。
内枠を引ければ。

ディヴィナシオン
ピサxストリートセンス
母にはオーストラリアで活躍する血にあふれていて洋芝〇
去年6月函館で上がり最速をマークしていて展開次第では面白い存在。
今回は先行馬多く、オーバーペースになれば去年のような競馬でも届く。
穴馬

ムーンプローブ
モーリスxフジキセキ
1400m前後がベスト。
桜花賞凡走は前走からの間隔短かったために調整失敗?
最終追切大きな失速ラップでプラス8キロ。
春までは1200mを走るには脚の回転遅いという印象。
函館の最終追切の動きも悪くはない。
少し馬体重が気になる。
もしも体重増えてパドックでトモの筋肉が桜花賞よりも付いていれば〇

ウォーターナビレラ
シルバーステートxキングヘイロー
血統からは重馬場得意そうなのに高松宮は直線に入ったころにはもう走る気なかった。
その時の最終追切は悪くなかった。
今回も追切は動いている。
しかし、不安のほうが大きい。
洋芝での重馬場を走れるのか?
もうレースいやなのか?

ジュビリーヘッド
去年の2着なのになんでこんな人気ないん?





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