中山金杯 ラーグルフおめでとう!
中山金杯
◎アラタ 4着
〇ワンダフルタウン 16着
▲マテンロウレオ 5着
△クリノプレミアム 2着
△ウインキートス 14着
△ラーグルフ 1着
中山はCコース替わりでしたが直線で内を開けるレースが多かったですね。
10レースのクルゼイロドスルが内ラチ沿いを逃げ切りましたが、あの馬は例外。
ダルシャーンの4x3とニジンスキーの5x5でかなり欧州色が濃く、力のいる馬場は得意。
12レースもほとんどの馬が直線で内を開けて走っていました。
金杯でも写真のように内ラチ沿いが空いていて、『内が良くない』という認識。
内を嫌っても内ラチから数えて外の3,4列目の先頭(ピンクで囲った2頭⑮⑰)は不利です。
外にいくほど長い距離を走らなければいけないし、先頭に立つことで絶えず大きな空気抵抗を受けているからです。
その後ろにいる馬達は、空気抵抗が少ないので道中の消費エネルギーも少なくて済みます。
例え外側でやや長い距離を走らされたとしても空気抵抗が少ないので先頭の馬よりも体力の消耗が少ない。
今回の馬群で言えば、先頭の馬達の後ろで体力の消耗を抑えられた⑫②③①④⑦が有利な馬達でした。
そして逃げ馬の⑤は最短距離を走り、空気抵抗は受けるものの、自分でペースを作れるという大きな利点があります。
今の中山の馬場は上りがかかる馬場なのでハイペースでなければ後ろからの差しは届きにくい。
なので、この先頭の後ろの有利な位置取りをどの馬がとれるかというのが予想の上で大きな比重をしめます。
そういう馬を予想でも選んだのですが、1,2,4,5着(涙)
アラタの馬体重はわかっていましたが調教で走っていたし、それなら大丈夫かなーっと。
しかし、少し重かったみたいですね。
クビ差で3連複を逃しました。
次に期待したい馬
まず⑮レッドランメルトです。
北村騎手のコメント
「この枠は厳しかったです。前に壁を作れなくて、その分ストライドが大きくなっていました。宥めながら運んだのですが、ラストに苦しくなってしまったのは、道中の溜めがきかなかったからだと思います。そこがうまくいけば、立ち回りひとつで重賞でもやれると思います」
外4列目の先頭という、フェーングロッテンより15mは余計に走っているだろうに0.3秒差というのは素晴らしい結果です。
真ん中から内の枠ならば勝ち負けできた可能性が高いですね。
次が楽しみです。
④レインカルナティオ
クリノプレミアムが斜行した影響で①と⑦の間に挟まれて進路なくなり後退。
せっかくいい所にいたのにもったいなかったですね。
この着順で次も人気薄でおいしそうですよ。