ダービーの1週前までの追切履歴から
追切タイムを意識してみる
ドゥーラは桜花賞前の栗東CWで一番速い時計がチューリップ賞の1週前2月22日の36.9-23.7-11.7。
桜花賞前は最終、1週前も坂路中心だった。
それがオークスの1週前にCWで全体でもラスト400mではリバティアイランドに次ぐ速い時計を出せたのだから復調を予想するべきだった。
今回のオークス上位3頭はCWのラスト400mトップ3でもあった。
ダービーの1週前までの追切履歴から
追切の時計は内外のコース取り、鞍上の体重、走る時間帯、馬場状態に左右されますが、そこら辺は無視しているのでヨロ。
ダービーの1週前までの栗東CWか美浦Dでラスト400m22秒台なのは5頭。
その中でラスト2ハロンを加速ラップしているのは、ファントムシーフ、シャザーン、タスティエーラ、フリームファクシ
6ハロンの全体時計が速くてラスト2ハロンの加速ラップがいいのはシャザーン、ノッキングポイント、ソールオリエンス、メタルスピード
坂路で加速ラップラスト11秒台を出しているのがトップナイフ。
ノッキングポイントもいい時計。
ファントムシーフ ◎
皐月賞の1週前(一番下)は全体時計が速いものの終い失速。
それが今回はラスト800m以下が速くて加速ラップで終わっているのは素晴らしい。
前走以上の状態で出てこれそうだ。
シャザーン ◎
皐月賞の1週前(上から3つ目)と比べて今回の方が明らかに良い。
全体時計も速いし、前回は失速だったが今回は加速ラップ締め。
最終を見るまでもなく前走以上が期待できる。
べラジオオペラ 〇
このダービー前は皐月賞やスプリングS前よりも時計が良い。
特に終いの11.1や11.2というのは以前はなかった。
これは今回はけっこう良くなっている。
タスティエーラ 〇
皐月賞の1週前のDの方が全体時計は速いが今回の方が終いは良い。
上昇しているというよりも状態維持。
皐月賞と同じ位で。
フリームファクシ 〇
今回は2400mを意識して坂路よりもCWで長めを中心にしている。
時計自体にはおおきな変わりはなく、状態は同じ位だが距離への対策は取ったという感じ。
ソールオリエンス 〇
1週前の美浦Dはほぼ同じ。
皐月賞と変わらずといったところか。
スキルヴィング 〇
これも青葉賞前と変わらない状態。
ノッキングポイント 〇
美浦Dで前走の1週前よりも全体的に速い追切ができている。
坂路でも全体的に速い時計が増えていて前走以上でしょう。
ショウナンバシット △
本数はこなしているのだが全体的に前走前の方が時計がいい。
メタルスピード △
状態は少し良くなっているか。
ただ、美浦Dでの追切本数が少なく2400mへの不安は残る。
ドゥラエレーデ △
前走はドバイの1900mだったので坂路で時計を出していたが今回は2400mなのでCWで長目で速い時計を出している。
失速ラップで。
東スポ2歳Sでの失速はギアチェンジした後に長くいい脚が使えないという事だ。
追切でも13.2→11.1秒と急激なギアチェンジはできるがその後失速してしまう。
こういう馬は小回りの直線が短いコースがあう。
トップナイフ △
ダービー1週前はCWで失速ラップ。皐月賞の1週前も同様で速い時計を出そうとすると失速する。坂路の時計は前回以上だが距離延長には不安が残る追切履歴。