神戸新聞杯 気になる馬達
中京2200m
多頭数だとスタート後の位置取り争いが激しくなりやすい。
スタート地点が下り坂でその後に上り坂があるのでスタート後の先行争いがあると下りで勢いに乗って上り坂で力を使って後半バテる例が多い。
3月の熊野特別は12頭以下だと前有利だが、14頭以上だと1コーナーで10番手以下の馬が活躍するようになる。
9,7月の木曽川特別は頭数が少なくても差し馬有利の傾向にある。
神戸新聞杯もここ2年の中京2200mでは差し追い込み有利の結果。
中京2200mのレコードホルダーはプリマヴィスタ
ハーツクライxクロフネxジェイドロバリーxエルグランセニョールxアレジド
プリマ君は不良馬場でも中京2200mを勝っている。
評価
勝ち負け
アスクビクターモア
ヴェローナシチー 馬場の回復次第
2,3着候補
ボルドグフージュ
プラダリア
ジュンブロッサム
パラレルヴィジョン
危険
ジャスティンパレス
ムチに過剰に反応せずにまっすぐ走れれば。
馬達
アスクビクターモア
キズナxゼンノロブロイxブラッシングブルーム系
キズナ産駒だけど母方にボールドルーラーなし。
しかし、この子はかなりキズナに似ている馬体。
腹袋がキズナよりも膨らんでいるのがリファールのクロスの影響かもしれません。
京都新聞杯のような速いペースの消耗戦が得意でスローの決め手勝負は苦手。
今回は頭数も多く、それなりに流れそうだし、持続力勝負にもなりやすいのでこの馬にとっては理想的な展開が見込める。
実際にハイペースだった中京2200のGⅡを勝っているのは心強い。
重馬場も大丈夫だと思う。
春の映像ではまだ身体ができていないのか軸が安定した走りではなかったのがほんの少しだけ気になるが多分大丈夫。
成長しているかどうか。
勝ち負け
ヴェローナシチー
エピファネイアxゼンノロブロイ
京都新聞杯の1,2着がともに母父ゼンノロブロイだったのは偶然ではない。
高速馬場の中京の時計勝負に合っているんですよ。
白百合Sでフェーングロッテンに負けたけどあれは勝った馬に楽に逃げさせ過ぎ。
しかもフェーングロッテンはその後に重賞で結果を出している強い馬だったのだからその2着も価値が有る。
ただ、この馬の方が反発力を使う走りで良馬場のほうがいいタイプ。
良馬場が100だとしたら重馬場は90くらいか。
重馬場が全くダメではないけど良馬場最高。
差し馬で前半に消耗しないのも良い。
2,3着候補
ボルドグフージュ
スクリーンヒーローxレイマンxウッドマン
スクリーンヒーロー産駒は中京2200mだと【4-1-1-22】と調子いい。
ゼンノロブロイの母父マイニングはミスプロxバックパサー。
ウッドマンもミスプロxバックパサー
京都新聞杯では上り最速で3着。
道中は最後方で直線に入って大外を力強く走ってきた。
重馬場OK
新潟の外回りで見てみたい馬。
レース展開に左右されやすいので軸にはしづらいが3着以内の可能性はかなり高いと思う。
プラダリア
ディープインパクトxクロフネ
ダービー5着は頑張ったが上位との差はあった。
このメンバーなら実績上位…と言いたいのだが中京2200mに関しては京都新聞杯の上位3頭はかなり強い。
重馬場での圧勝もあり、前で競馬する馬で上位に残るのはこの馬だと思う。
2,3着候補
ジュンブロッサム
ワールドエースxクロフネxシーキングザゴールド(ミスプロxバックパサー)
アーリントンカップの追い込む走りは安定感のあるしっかりした走り。
距離延長でも大丈夫でしょう。
前脚の使い方からも重馬場もOK
速いペースになってくれればチャンス。
サトノヘリオス
エピファネイアxサンデーサイレンス
エリカ賞では凡走したアートハウス、フェーングロッテン、ボルドグフージュが成長して結果を出してきている。
サトノへリオスは1800mのスプリングSとラジオNikkeiでは3着だが2000mGⅠで連続大敗。
ホープフルSはいい感じで4コーナーまわったが力が残っていなかった。
皐月賞は1-2コーナーで機嫌が良くなさそうでうるさい所を見せていた。
ジオグリフの後ろの絶好のポジションだったが馬が落ち着いていなかった。
ミライ騎手も「ポジション取りはうまくいったが、折り合いを欠いてしまった。それで伸びを欠いてしまった」と言っている。
スプリングSもラジオNikkei も内で折り合って直線でいい走り。
ラジオNikkeiでは外側の馬と進路争いに勝ち、闘争心もある。
直線の走りも上半身がしっかりしたいいピッチ走法。
2000mだと折り合いを欠くこともあって力を出せないことが多いのでマイルで見てみたい。
走り方からは重馬場〇だが気性的に体力を消耗しやすいので長い距離の重馬場は不安。
力はある馬。
ジャスティンパレス
ディープインパクトxロイヤルアンセム
ホープフルS2着。
皐月賞の直線では内側にもたれ気味でさらに前のオニャンコポンが邪魔で思いっきり走れていない。
ダービーでも内に斜行して過怠金5万円お支払い。
直線でムチを打つと過剰反応してムチと反対側に行ってしまう。
最後もバテたのではなくてまっすぐ走れなくて失速していた。
まっすぐ走れないのは重賞レベルでは厳しい。
まっすぐ走れればGⅠでも上位に入れそうな力はあるだけにもったいない。
こういう馬は馬券を買う方にしても困るよね。
ついつい期待して馬券を買って外す人も多そうだ。
そして忘れた頃にまっすぐ走って勝つんだよね。
ムチへの反応なんて追切であまり見れないし難しい。
パラレルヴィジョン
キズナxマクフィxシルバーホーク
母にボールドルーラーなし
6月東京2000mを好時計勝ち。
離した2着のエイカイマッケンロは先週の中京2勝クラスで強いアーティットの2着。
母父マクフィと母母父シルバーホークも重馬場〇
後方待機の脚質も直線の脚もここで上位争いできそうだ。
メイショウラナキラ
好きな馬だけどここは逃げてハイペースを演出して失速。
狙うのは同型馬が少ないレース。
ビーアストニッシド
共同通信杯の上位馬は侮れないのだがここは先行勢に厳しく失速しそう。
アメリカンペイトリオット産駒はブレスレスリーみたいなのが好き。