フェアリーS 2024
土曜の中山競馬場
クッション値10.3で速い時計が出る馬場。
冬というよりも秋の中山競馬場みたいな高速馬場になっている。
スタートと1コーナーまでのポジション争いが重要
差し馬は馬群の中を通った方が良く、外だと届かない。
東京などの高速馬場で結果を出していたり、決め手のある馬が有利な馬場。
10R ジュニアカップ
1分32秒5
12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.4 - 11.7 - 11.6 - 11.2 - 11.8
34.8-34.6
勝ち時計は過去10年で最も速く、ラップも一度も12秒台に落ちることなく進んでも逃げ馬が1着。
秋中山に見られるような高速前残り馬場になっている。
逃げ切り勝ちのキャプテンシーは前走の阪神の高速馬場で11秒台のラップで勝っていた。
2着のチャンネルトンネルは前走東京で勝ち。
11R 中山金杯
1分58秒9
12.3 - 11.0 - 12.8 - 12.0 - 12.4 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.7
中山金杯の勝ちタイムも例年より速く過去10年で2番目。
ラスト5ハロンを11秒台というのは過去10年で初めて。
ラストが12秒台に落ちないのは『馬場が速い』という事。
上位3頭は過去の上りを見れば上がり1~3位がほとんどの『決め手のある馬』
先行が有利で差し馬も2着ククナのように馬群の中を抜けないといけない。
外をまわすと届かない。
!!!スタート重要!!!
リカンカブールは近2走ではスタート上手くなかったが今日は成功し内ラチ沿いの前から2番目という最高のポジションを獲得。
アラタは最初のコーナーで進路が狭くなってブレーキして後退。
サクラトゥジュールも最初のコーナーまでにポジションを取れなかったので必死に抑えて後方待機。
ボーンディスウェイは外3列目先頭でスタミナ消耗して少し足りない4着。
マイネルクリソーラは外3列目の2番手でしっかり壁を作れていた。
過去の傾向
金杯とは違い枠はあまり関係ない。
前走上り6位以下で好走が多いのが前走東京コース。
これが中山の良くあるパターンで、東京で速い上がりを使えなかった馬は中山適性高い可能性がある。特に先行馬で速い上がりを使えなかった馬が穴を空ける。
穴馬は前走初角5番手以内で上がりが遅かった馬に注目。
前走1.0秒差以上負けてフェアリーSを勝ったのはキタウイング、ライラック、ライジングリーズン。
ライジングリーズンは前走のレースがラスト加速ラップの展開なのに出遅れて後方からでは無理。新馬中山1600m勝ち
ライラックは阪神に輸送で10キロ減、しかも2000mで積極的な競馬してバテた。
キタウイングは前走阪神JFで大敗もGⅢ勝ち馬。
前走の敗因を良く探る事が大事。
特に戦歴少ないから出遅れとかで着順下げると人気も大きく下がるので美味しい。
追切
2023年
1着 キタウイング
美坂54.2-13.2-12.8
2着 メイクアスナッチ
美坂52.6-12.6-12.0 L1・1位
3着 スピードオブライト
美W52.0-12.6-11.6 L1・2位
2024年
坂路
スティールブルー 美53.9-12.5-12.1
メイショウヨゾラ 美53.3-12.6-12.1
キャプテンネキ 栗54.0-13.4-12.2
ウッド
ニシノティアモ 美52.5-12.4-11.2
マスクオールウィン美54.1-13.0-11.4
ティンク 美52.9-12.3-11.4
テリオスサラ 美52.1-12.2-11.4
キャプテンネキ 栗54.0-11.9-11.5
キャットファイト 美50.3-12.1-11.6
スティールブルー
遠足を明日に控えた園児並みに落ち着きがなくてエネルギー発散していた。
東京でいい走りを見せていたが追切では結構細かい足さばきを見せていたので中山も大丈夫だろう。
この若さがいい方に出れば
動き良かった
テリオスサラ、ティンク、キャットファイト、ニシノティアモ、エリカリーシャン
印
◎⑥スティールブルー
前走は外3列目先頭で後ろにいた馬に負けた。
この枠からなら内か2列目の先頭で今回は有利な立場。
〇⑨キャットファイト
今回は輸送もないのでイレこまないだろう(震え声)
秋中山に似ているので秋に速い時計を出せたこの馬に再度注目
▲②エリカリーシャン
前走はスタートで後手を踏んでしまったが
ラストの脚は良かった。
今回は『スタートを決めたい』との言葉があり積極的なポジションを取るだろう。
△⑪テリオスサラ
赤松賞は外3列目先頭で2着。
今回はできれば⑩の後ろにおさまりたい。
△⑤ティンク
追切良くなっている。
小回りの内枠で先行の佐々木騎手に期待
△⑬イフェイオン
外枠になってしまったが上手く外で壁を作れれば
馬券
単勝⑥1000
ワイド⑥⑨② 3x300
3連複 9x100
1列目 ⑥
2列目 ⑨②⑪
3列目 ⑨②⑪⑤⑬
馬単
1着⑥ 2着⑨②⑪⑤ 4x200
1着⑨ 2着⑥②⑪⑤ 4x100
3連単
1着⑥ 2着⑨②⑪⑤ 3着⑨②⑪⑤⑬ 16x200
1着⑨ 2着⑥②⑪⑤ 3着⑥②⑪⑤⑬ 16x100
1着⑥⑨ 2着⑥⑨ 3着②⑪⑤ 6x200
馬達
キャットファイト
ディスクリートキャットxパイロ
阪神JFでは◎で10着><
阪神JF前の評価
『新馬はボンドガールらに完敗だが改善の余地があるレース。
2戦目はラスト200mで抜け出しあっさり勝ち。
3戦目のアスター賞が秀逸。
この馬は米国系らしく溜めてからの600m勝負よりも高速の持続力勝負が得意。
着差だけでなく上りでも2位に0.8秒差。
3番手だったが内でなぜか前に馬はいなかったので終始風を受けていた。
速いペースを前で追走しそのまま押し切るレースができれば勝ち負け。
1.2秒差5着のエコロマーズが次のサウジRCでボンドガールから0.6秒差も心強い』
阪神JFではパドックで騎手が乗ってからイレ込んでしまったらしい。
内枠から好スタートから控えて内ラチ沿いでスタミナを温存できたが直線で伸びなかった。
アスター賞の日は速い馬場で先頭の1000m通過が58.9秒。
阪神JFでは58.2秒とアスター賞の馬場よりも少し遅い馬場でアスター賞よりも速かったのでキャットファイトのペースとしてはあの位置取りだったのだろう。
直線の脚が余裕がなかったのでイレ込みが影響したと仮定。
アメリカ血統だがリボーとグレイソブリンもあるから冬馬場でも大丈夫か?輸送の無い中山でもう一度期待したいが保険は必要
キャプテンネキ
ダイワメジャーx(ダマスカスxヴァイスリージェント)
りんどう賞は好スタートから1000m通過58.9秒を2番手追走で粘り込み勝ち。
大きな体を活かして先行しての持続力勝負の馬。
ファンタジーSはピューロマジックが超ハイペースで飛ばしたので6-5番手。
外で完全には前に馬を置けていなかったのもあるが、少し足りなかった。
他の馬を優先したいかな
スティールブルー
ルーラーシップxゴールドアリュール系
新馬の新潟は超スローから新潟ならではの速い上がりで勝ち。
アルテミスSは外3列目の先頭で3着は大きく評価したい。
チェルヴィニアとサフィラは前に馬を置いて脚を溜められて直線抜け出せた。
サフィラは阪神JFでやや不利な外枠から能力を見せた。
血統的にも冬中山良さそう。
ティンク
ダイワメジャーにキングマンボにダンチヒという筋肉血統
先行馬。
3戦目の芙蓉Sでは外3列目先頭で0.4差4着は良くやっている。
赤松賞では内枠で有利な競馬ができたが外3列目先頭のテリオスサラに完敗。
テリオスサラ
ロジャーバローズxシャマルダル
ロジャーバローズ産駒はダンチヒ、リボー、ルファール、ボールドルーラーがカギになりそうで、テリオスサラの母にはリファールとボールドルーラーあるし、サドラー、ヌレイエフもあるので良さそう。
冬の力のいる馬場にも合いそう。
勝ち上がった中山1800mも好時計で同じ日の他のれーすと比べても良い。上位3頭は4着以下を大きく引き離している。
2着は次でなかなか良い内容で勝ち上がり、3着は難しい所のある馬で苦労しているが能力は高そうな馬。
赤松賞は外3列目先頭から粘って2着。
1着のステレンボッシュは阪神JF2着。
買い。
マスクオールウィン
ドレフォンxハーツクライ
新馬はボンドガール、チェルヴィニア、コラソンビートに次ぐ4着
福島の1200mで勝ち上がり。
新潟1400mではコラソンビートに0.3差の決めて負け
ここ2走は1200mで結果だす。
スプリンターかもしれないが高速馬場ならなんとかなるか?
イフェイオン
エピファネイアxゼンノロブロイ
新馬は道中内ラチ沿いを走り直線でもインを差してきたが位置取り後ろ過ぎて差し切ったのはゴールを過ぎてから。
勝ったプシプシーナは斤量が3キロ軽く、イフェイオンは良く走っている。
2戦目は馬群の外側で先行しつつ何とか前に馬を置こうと頑張り、外3列目の2番目におさめる事に成功。
4コーナーで外に出して抜け出した。
2戦続けて上り1位だが切れるというよりも長くいい脚を使えるタイプ。
小回りでは内でギアチェンジするよりもコーナーの緩い外側で長く加速できた方がいい。
前走はBコース替わりの日で速い時計が出た日。
それでも2着に2馬身差をつけているし、ペースが遅かったとはいえ同じ日の2勝クラスより0.1秒しか遅くない。
先行できるし、良さそう。
エリカリーシャン
エピファネイアxダイワメジャー
新馬は逃げて圧勝に見えるが勝ちそうな手ごたえだった馬が故障して他の馬も一瞬ひるんでいた。
ストライドは大きく最後まで力強い走りではあったし他のメンバーも勝ち上がっているのでいい馬なのは確かだが、少し釈然としない。
アルテミスSは出遅れて一転最後方からの競馬
レースのラスト3ハロンが11.4-11.2-11.0の加速ラップでは後方待機が届くわけもなく、それでも上り3位で力は見せた。
典型的な実力よりも人気が落ちるパターン。
カイトグート
キズナ産駒で母父APインディ系〇
新馬は参考外。
2戦目は中山2000mで先行するもコイヌ―ル、アバンデルの有力馬には完敗。
3戦目は中山2000mで外枠から上手く内ラチ沿いで先行してほぼ完ぺきなレースでゴール前失速。
3戦目は中山1800mで先行して勝った。
2戦目で負けたザソードにマークされたが勝った。
2000mが長かったのだろう。
1600mでさらに良くなる可能性もあるが…
3戦目の1800m通過よりも遅いタイムで能力的に疑問。
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