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株:8月5日 7月ISM非製造業景況はとりあえずOK

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。

サービスPMIは51.4%で予想の51.1%で前回の48.6%を上回った。
製造業と違い、もともとサービスの方が調子がいいアメリカ。
今日のデータはとりあえず一安心というだけで、一気に空気を変えるまではいかない。
それでも強い経済データでドル高に進み、円安になってくれたことで日経先物も上昇。
これで明日の日本市場は少し落ち着いてほしいものです。

回答者のコメントを見ても悲観的だった製造業とは違い、『事業活動は安定している』という回答が目立つ。
水処理業界ではビジネスは好調。
Ecolab Inc. (ECL)かな?


ISM非製造業景況

サービス業景気指数(PMI)によると、7月のサービスセクターは拡大したことが明らかになりました。

サービス業PMIは51.4%を記録し、50ヶ月中47回目のセクター拡大を示しています。

ISMサービス業景気調査委員会委員長のSteve Miller氏は次のように述べています。
7月のサービス業PMIは51.4%となり、前月の48.8%から2.6ポイント上昇しました。
4月以前は、2022年12月のサービス業PMIが49%となった後、15ヶ月連続でサービスセクターが成長していました。
それ以前の最後の縮小は、2020年5月(45.4%)でした。

事業活動指数
ISMの事業活動指数は7月に54.5%となり、前月の49.6%から4.9ポイント上昇し、2020年5月以来初めて6月の縮小後に拡大に転じました。
回答者のコメントには、「季節性」や「ビジネス活動は依然として良好であるが、今後の課題の兆候もある」などがあります。

7月の事業活動が増加した11業種(順不同)は、芸術・娯楽・レクリエーション、宿泊・飲食サービス、建設、企業経営・支援サービス、金融・保険、情報、公共行政、運輸・倉庫、教育サービス、公益事業、医療・社会福祉です。
7月の事業活動が減少した3業種は、農業・林業・漁業、卸売業、専門・科学・技術サービスです。

雇用
雇用指数は51.1%となり、前月の46.1%から5ポイント上昇しました。
回答者のコメントには、「秋と2025年の拡大に向けて多くの欠員を埋め、人員を訓練する必要がある」「離職者の補充ではなく生産性の向上」などがあります。

7月の雇用が増加した8業種(順不同)は、鉱業、宿泊・飲食サービス、建設、運輸・倉庫、卸売業、企業経営・支援サービス、医療・社会福祉、公共行政です。
7月の雇用が減少した6業種(順不同)は、小売業、芸術・娯楽・レクリエーション、教育サービス、農業・林業・漁業、情報、専門・科学・技術サービスです。


新規受注指数は7月に52.4%に拡大し、前月の47.3%から5.1ポイント上昇しましたが、現在の指数はパンデミック初期以来4番目に低い水準です。
雇用指数は2024年でわずか2回目の拡大となり、51.1%と、前月の46.1%から5ポイント上昇しました。」

「サプライヤー納入指数は47.6%となり、前月の52.2%から4.6ポイント低下しました。
同指数は、2ヶ月間の「遅延」後に7月に縮小領域に戻りました。(サプライヤー納入指数はISM報告書の唯一の逆指標であり、50%を超えると納期が遅れることを示し、通常は経済が改善し、顧客需要が増加するときに発生します)

価格
サービス組織が材料やサービスに支払った価格は、7月に86ヶ月連続で上昇しました。
価格指数は57%となり、前月の56.3%から0.7ポイント上昇しました。

7月の支払価格が上昇したサービス業は11業種で、順に、公共行政、宿泊・飲食サービス、金融・保険、教育サービス、医療・社会福祉、情報、卸売業、企業経営・支援サービス、専門・科学・技術サービス、小売業、公益事業です。
7月の支払価格が下落した業種は3業種で、鉱業、農業・林業・漁業、建設です。

7月は10業種が成長を報告しました。サービス業PMIは、2023年1月から19ヶ月のうち17ヶ月で拡大しており、7月の指数は同期間の平均52.3%をわずか0.9ポイント下回っています。また、PMIは2020年4月と5月以来、連続して縮小を記録しておらず、セクターの持続的な成長を示しています。」

回答者のコメント


宿泊・飲食サービス

6月と同様に、レストランの売上と客数は前年と比較して横ばい。
カリフォルニアの猛暑やガソリン価格の上昇、メニュー価格に対する一般的な不安感が消費者の需要を抑制している。

農林漁業
2024年のビジネスは安定している。
通常3月から6月中旬までの繁忙期が7月中旬まで延長された。
量は大幅に増加していないが、出荷の一貫性はサプライチェーンにとってメリットとなった。

建設
水処理業界ではビジネスは好調。
価格は比較的安定しているが、コスト上昇によるプレッシャーはある。

金融・保険
住宅ローンの金利は時々劇的に変化しているが、ローンを申請する会員数は比較的安定している。

医療・社会福祉
サプライヤーからインフレによる価格転嫁があった。

教育サービス
現時点ではビジネス状況は安定している。

情報
主な市場は米国。選挙年のため、新規プロジェクトは予想通りに進捗していない。
多くの顧客が選挙結果を待ってから新規プロジェクトを開発している。

専門・科学・技術サービス
高金利が長期的な購買決定に影響を与え続けている。

公共行政
建設サービスのコストが予測予算を上回っている。資材の納期は確実に守られている。

商社
食料品のコストの高騰が顧客需要に影響を及ぼし、全体的なビジネスがフラットになっている。
事業活動は安定している。サプライヤーのコストも全体的にフラット。



アメリカ株

ISM非製造業景況は悪くなくて良かったという感じですかね。
SP500もナスダックも発表前よりは上昇したがそれでもまだ3%以上下げている。

SP500はイチモクの雲を一気に下抜けた。
ボリンジャーでも下へのバンドウォークになりそう。
270日線は去年の11月に最も下げた時のラインで今回予想する底。

今週はもう大きな経済データはないので決算に期待ですね。

SP500


ナスダック

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