香港マイル 気になる馬達
シャティン競馬場 1600m GⅠ
赤い矢印がスタート地点
等高線は左がスタート
スタートして1.5mほどの上り坂がある。
その後は平坦で、3コーナーの始めから4コーナーの終わりにかけて下り坂で約3m下る。
最後の直線は約430mでほぼ平坦だがゴール前100mで1m上る坂がある。
マイルは香港に強い馬がいる。
日本馬の傾向
過去10年で勝ったのはモーリスとアドマイヤマーズの2頭。
2着はヴィヴロス、3着はグランプリボスとサリオス。
モーリス、アドマイヤマーズ、グランプリボスは東京マイルGⅠで連対実績。
京都での重賞勝ちもある。
サリオスは東京GⅠで2,3着。
ヴィヴロスは洋芝ドバイターフ勝ちと京都GⅠ勝ち。
評価
勝ち負け
Golden Sixty
2着候補
CALIFORNIA SPANGLE
ダノンスコーピオン
シュネルマイスター
3着候補
サリオス
Waikuku
馬達
シュネルマイスター
前走のMCSは直線前半でなかなか抜け出せず。
それでも最後は追い込んでいるので次に期待できる内容。
洋芝のドバイターフでの負けが不安
ハイペースを先行してしまったり、1800mが長かったりと不利だったのは確かだが、少し気になる。
ダンチヒ系でサドラーにグレイソヴリン系もあるから大丈夫だとは思う。
東京実績を信じて2,3着候補。
サリオス
前走の負けっぷりは気になる。
毎日王冠激走の反動ととらえるのが最も簡単か。
MCSでも馬の顔は走る気になっていたが、内で前方が渋滞していたので躊躇した部分もあるんじゃないかと思う。
香港マイルは去年3着した舞台でリピーターが期待できる。
3着候補
ダノンスコーピオン
前走は外枠から馬群の外側の先頭に立ってしまったのが敗因だと思う。
Wide Uncoveredというやつ。
しかも直線に入ってソダシとソウルラッシュが前で壁になって強く追えていない。
全く参考外なレース。
NHKマイルも富士Sも外枠だったが前に馬を置いて折り合って脚を溜めれた。
香港マイルでもポイントは前に馬が置けるかどうか。
道中溜めれれば今の日本のマイルでは1,2を争う馬。
ビュイック騎手にはモダンゲームズのイメージでレースしてほしい。
2着候補
Golden Sixty
去年のサリオスを突き放したあの脚をみると一枚上。
今年も好調で勝ち負け
CALIFORNIA SPANGLE 逃げ
Starspangledbannerxハイシャパラル
父の代表産駒は豪GⅠコックスプレートと英GⅠプリンスオブウェールズを勝ったステートオブレスト。
今年の香港3冠2,1,2着馬。
勢いの乗って4月のチャンピオンマイルでGolden Sixtyの2着。
休み明けからの3戦も2勝、2着1回でGolden Sixty以外には負けない。
4月のマイルは800m通過約45.3秒でNHKマイルよりも速く、2着で1分33秒1(日本式約1分31秒9)
日本馬を相手にしても先着しそうだ。
2着候補
Waikuku 差し
2019年2着、2020年4着、2021年7着。
去年は7着だが、少し不利もあり1月にGolden Sixtyに勝ったように展開次第では上位に食い込める馬。
11月のマイルGⅡでもGolden Sixty、California Spangleに次ぐ3着でCalifornia Spangleより斤量で2キロ重かったのを考えれば逆転も可能か。
More Than This
去年の2着。
去年の時計のかかる馬場がこの馬に向いた。
速い時計になるとついていけなくなる。
今年の馬場がどういう状態になるかによるが時計がかかるようなら要注意。
できればGⅠが始まる前の最初の3レースを見てから決めたい。
Excellent Proposal 追い込み
去年10着。
今年のチャンピオンマイルで2強の後の3着。
速いペースが希望でCalifornia Spangleが逃げるレースは得意。
他の馬に不利があれば上位に顔を出す可能性もある。
Laws Of Indies 差し
アイルアンド調教馬でドーヴィルの重馬場1400mGⅠ勝ち。
去年の10月にオーストラリアに移籍。
少し足りないレースを繰り返している。
この9月からの3戦は以前よりも着差も縮まってきている。
どちらかといえばフレッシュな状態の方が成績がいいのでレース間隔が開いた今回は楽しみ…なのだがこのメンバーでスピード勝負になると難しいだろう。