見出し画像

菊花賞 2024年 枠順確定後感想


過去の菊花賞

2023年
内ラチ沿いを走れるのは有利。
道中で無駄に動かない方がいい。
4コーナーから直線にかけてなるべく内側の進路を取れるように。

外枠だが内ラチ沿いをずーっと走れたドゥレッツァの走行距離は短い。
4着のリビアングラスは1列外側をそのまま進めば良かったのに向こう正面で上がって行って3コーナー手前で先頭に立って失速。

ハーツコンチェルトは松山騎手らしくスタンド前では外3列目先頭でスタミナを消耗する位置だったが、向こう正面で他の馬が向こう正面で動いて更に外を走りスタミナを消耗した。
動かなかった松山騎手の判断は正しい。

2着タスティエーラも3着ソールオリエンスも動いていない。

人気薄の馬達は何かしないと勝てないと動いたのかもしれないが、結果的に自滅だった。

ソールオリエンスは中山でも外に膨れるように、京都でも膨れてしまったがこれは折り込み済み。

タスティエーラは上手く乗ったが、勝ち馬のパフォーマンスがモレイラ騎手の想定以上だった。

スタンド前
3コーナー手前

2020年
馬場バイアス通りに走る。

この年は馬場の内側が傷んでいた。
上位馬が強かったとは言えるが、上位5頭はキチンと最初から最後まで馬場のいい所を走っている。
スタンド前で内を走ったヴァルコスや4コーナーで内4コーナーからの進路どりを間違えたロバートソンキーは進路次第でもう少し前の着順があっただろう。

スタンド前
3コーナー手前
直線入り口

展開予想

土曜日に雨が降ってどれだけ馬場が傷むか。
日曜に乾いて行く馬場も含めて内外のバイアスをキチンと把握している騎手に。

⑩メイショウタバルが先頭に立つ。
どの位のペースになるかは当日のテンション次第。
神戸新聞杯は比較的落ち着いていたが、一度使って今回はテンション高そう。
やや速くなり、縦長よりも⑩が大逃げで後ろの集団はそれほど長くならないかも。
馬と馬の間にスペースが生まれれば外枠の馬でも騎手によって内枠を取れる。
しかし、集団が団子になれば外枠の馬の位置取り争いが激しくなる。

基本的に内枠の馬に内ラチ沿いの優先権利がある。

①②③が内ラチ沿いをキープする。
④ダノンデサイルは①②③の行きっぷりを見ながらその間におさまる。

⑬アーバンシックは馬群がバラけて内にスペースができたら内に行く。

⑰アドマイヤテラも武騎手なので⑬を見ながら前に壁を作れる位置に置きたいが、他の外枠の馬の出方次第では後ろになるかもしれない。

⑮エコロヴァルツは牧浦師のコメントからは今回は末脚を活かすレースをすると思う。
「リズム良く運べればどこからでも競馬できる」
「今回は距離を持たせるために気合を入れてきてキレそうな感じがする」

⑨コスモキュランダは向こう正面で動き始める。
外側の後方の馬でその後ろについて行く馬がいるだろう。
おそらく武騎手の⑰が後ろ過ぎた時について行く。
ウッドの追切から⑧もロングスパートをしそうだ。

馬場バイアスによって内外の有利不利が変わるので天気が変わる時は要注意。

追切

2023年 ウッドの3,4ハロンの1,2位が2,1着
1着ドゥレッツァ
W50.5-11.8-11.4
坂56.4-14.2-13.4
2着タスティエーラ
W50.4-11.6-11.2
坂55.8-13.3-12.8
3着ソールオリエンス
W52.2-12.6-11.5
坂57.2-14.3-12.8

2024年
坂路
⑤ハヤテノフクノスケ 52.6-12.6-11.8
③アスクカムオンモア 54.6-12.4-11.9
⑪ショウナンラプンタ 54.6-13.3-12.0
⑫シュヴァルツクーゲル54.9-13.8-12.2
⑭メリオーレム    54.5-12.5-12.2
⑬アーバンシック   52.2-12.7-12.5
④ダノンデサイル   52.2-12.3-13.0
⑮エコロヴァルツ   52.5-12.4-12.5

ウッド
⑩メイショウタバル  51.7-11.2-11.2
⑬アーバンシック   52.0-12.3-11.3
⑭メリオーレム    53.4-11.6-11.3
①ピースワンデュック 50.7-11.8-11.4
④ダノンデサイル   49.9-11.1-11.4
⑰アドマイヤテラ   54.5-12.2-11.5
⑧ウエストナウ    49.9-11.7-11.5
⑯ヘデントール    53.2-13.0-11.7
⑨コスモキュランダ  52.3-12.2-11.7
⑥ミスタージーティー 50.1-11.2-11.8

①ピースワンデュック
小さめの馬だが身体を大きく使えていてストライドは大きい。
追切で我慢している時の動きもネコ科肉食獣の動きで良い。
状態は良さそう。
時計も去年の上位馬に近いし、楽しみ。

④ダノンデサイル
直線入ってからの手前替えでも肩が良く動いているし、その後のストライドの伸びも良い。
準備できている。

⑤ハヤテノフクノスケ
坂路の駆け上がりの様子はいい感じ。
状態はいい。

⑥ミスタージーティー
前走より動きが柔らかくなった。

⑨コスモキュランダ
順調

⑩メイショウタバル
1週前は直線まで落ち着いていて直線の動きはとても良かった。
前走以上に見えた。
最終は少しテンション高い。
状態は良いのは間違いない。
血統は向いているし、返し馬で大人しければ買うのもアリだと思う。

⑬アーバンシック
いい動きです。準備できています。

⑭メリオーレム⑰アドマイヤテラ
両方とも順調。
重馬場なら⑰のほうが有利

⑮エコロヴァルツ
1週前は前走と違い後傾でおさえていた。
これはもしかしたら先行しないで後方待機をするかもしれない。
そうだとすれば要注意。

⑯ヘデントール
順調

現時点では

◎④ダノンデサイルは最後まで変わらない。
皐月、ダービー◎つけてダービーを勝った馬はそのまま信じる。

皐月賞上位の⑨コスモキュランダ、⑬アーバンシック、そして末脚に賭けそうな⑮エコロヴァルツを重視。

残り2頭は①ピースワンディック、アドマイヤテラ、メリオーレム、ヘデントール、ミスタージーティーの中から選ぶ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?