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東京新聞杯 2025 気になる馬達


過去の傾向

リピーター

サトノアレス、シャドウディーヴァ、カラテ、ウインカーネリアンという、東京新聞杯のリピーターだけではない。

冬東京での実績がある馬も走る。
ホウオウビスケッツ(フリージア賞)、プレサージュリフト(クイーンC)、イルーシヴパンサ―(フリージア賞2着0.1差)、シャドウディーヴァ(フリージア賞3着0.3差)

今年は
サクラトゥジュール  去年1着
ジオグリフ      共同通信杯2着

ジュンブロッサム   共同通信杯4着(0.6差)
ブレイディヴェーグ  未勝利勝ち
マテンロウスカイ   去年5着(0.3差)
ロジリオン      1400m(L)1着

1月の中山マイル実績のある馬も好走馬に多い。
サクラトゥジュール、ウインカーネリアン、カラテ、ファインルージュ、プリモシーン

今年は、
ゾンニッヒ  3勝クラス1着

血統

デインヒル、ハーツクライ
ボールドルーラー、ロベルト、ニジンスキー、トムフール

オフトレイル 
母母父デインヒル
父はヌレイエフ系でグレイソブリンもある。
デインヒルと言えばオーストラリアで母オーストラリア血統のプリモシーンも勝っている。
母母がオーストラリアのオフトレイルは軽視できない。

マテンロウスカイ
スクリーンヒーロー産駒も2頭馬券になっていて、モーリスがそれを受け継いでもおかしくない。
母内にマルゼンスキー、トニービンもある。

父トニービン持ち
ゾンニッヒ  母父ディープインパクト
ドゥラメンテ 母父ダンチヒ系
コラソンビート
ゴートゥファースト

評価

勝ち負け
⑫ウォーターリヒト
⑮オフトレイル

2着候補
⑪ジオグリフ
①サクラトゥジュール
⑦ブレイディヴェーグ

3着候補
⑭マテンロウスカイ 壁を作れるかどうか
④ボンドガール
⑧ジュンブロッサム

穴馬
⑩ゾンニッヒ 高配当の使者


馬達

①サクラトゥジュール

去年◎、関谷記念〇、京都金杯◎と高く評価している馬。
戦歴からもわかる通り外国人騎手で連対を外したのはキング姐さんの中山金杯。
その中山金杯のレースを見ればチグハグで、次に巻き返しが期待できると思い◎にした。
キング姐さん騎乗で内枠なら買い継続。
ただ、内枠は進路が無くなる可能性もあるので、そこは『心配な不確定要素』 

⑪ジオグリフ 

ドレフォンxキンカメxサンデーxノーザンテースト

共同通信杯2着
今回、人気の盲点になるのはこの馬だろう。
共同通信杯は斤量が1キロ重くて2着上り3位。
1着はダノンベルーガで負けて悔いなし。
皐月賞馬でダービー7着とはいえ、上位6頭中4頭がGⅠ馬で残りの2頭がダノンベルーガとプラダリア。

その後は条件の合わないレースを使われていたがベストは1800~2000m
2024年は1600mの安田記念を含めて0.5秒差以内。
BCマイルも21/2馬身差なので約0.5秒差。

特にBCターフでは800m通過46.05,1200m通過1分8秒89という速いペースを2馬身差の3番手で先行して粘っていた。
このペースは小回りのデルマーでは速いペースだし、東京新聞杯としては平均的なペース。

安田記念も先着されたのはガイアフォース以外はGⅠ馬

今回はメンバー的に先頭に立つ可能性もある。
決め手には欠くので上がりが33秒台前半になったら厳しいが平均的なラップで上がり34.0秒でまとめられれば3着以内ある。
1着も考えていいかもしれない。

⑦ブレイディヴェーグ 

カナロアxディープインパクトxヌレイエフ系

東京は3戦3勝全て上り1位、冬も未勝利だが勝っている。
府中牝馬でもVM2着、安田0.5差7着のフィアスプライドやマスクトディーヴァに先着。

ただ、個人的にはベストは1800m~2400mだと思う。
マイルはベストではない。
安田記念なら絶対に消す。

しかし、冬東京はどちらかと言えば長目の距離に適性のある馬が走るので勝ちにいかなければ勝てそう。

MCSの4着は『直線で不利なく走れた』とは言えないが、マイルのリズムが合っていないようにも見えた。

『GⅠは勝たなければいけない』、『内枠で後ろ過ぎてはいけない』という思いが鞍上にポジションを取らせて脚を溜められなかったようにも見えた。

今回はドバイターフへ向けての叩きなので逆に馬のリズムで走れると思う。

⑮オフトレイル

母母父デインヒル
父はヌレイエフ系でグレイソブリンもある。
デインヒルと言えばオーストラリアで母オーストラリア血統のプリモシーンも勝っている。
母母がオーストラリアのオフトレイルは軽視できない。

毎日王冠を0.7秒差で負けているが、外枠から馬郡の外枠で微妙に壁を作れていなかった。
4コーナーから直線前半に掛けてはいい感じで上がって行ったが後半は詰められなかった。

ラジオ日経や近2走をみれば、中途半端な位置取りをするよりも思い切って後方待機の方が結果が出る。
近2走もゴール後に先頭に立つように距離や直線が伸びても良さそう。
ここは期待したい。

⑭マテンロウスカイ

モーリスxスペシャルウィークxトニービン
血統的には合うと思うんですよ。

去年5着(0.3差)
東京は5回走って全て0.5差以内。
特にレベルの高い秋天で0.3差は大きく評価したい。
すでにGⅡを勝っているので斤量が59キロにはなるが道中で壁さえ作れれば今回も0.5差以内は堅い。

MCSは馬群の外側にはみ出してしまって外で風を受けてしまった。
直線では騎手もほとんど諦めていたので無駄に追わなかった。

MCS

去年の東京新聞杯でも外で上手く壁を作れていない。
そして今年も外枠だが今年は逃げ先行馬が少ない。
MCSよりはポジションを取りやすいし、先行はできる。
問題は壁を作れるかどうか
去年1着だった中山記念は内で逃げ馬の後ろで壁を作れた。

④ボンドガール

ダイワメジャーxティズナウ系
去年のクイーンS以降は終いを活かす競馬だったがマイルでポジションを取りに行くかもしれない。

調教師さんのコメント
「1600メートル中心のローテーションでいく予定。2000メートルだと距離をもたせるような乗り方になっていたけど、マイルならばそのあたりに気を使わずに行けると思うので。楽しみです」

通常は武騎手の継続騎乗だと前走で好走したらそのやり方を繰り返す。
つまり後方待機を予想していたが、今回は中団で競馬するかもしれない。
内枠に入ったので壁を作りやすく、スタートで出しても折り合いがつきそうだ。

去年のNHKマイルは直線でルメールアタックを受けて参考外。

チェルヴィニア、ステレンボッシュとの比較では今回も上位に入りそう。

個人的にちょっとモヤモヤする馬。
私は前半は無理しない方がいいいんじゃないかと思うし、去年の感じからも前哨戦で勝ちに行くとは思えない。
1着ではない。
2?…3着でおさえたいかな?

⑫ウォーターリヒト

ドレフォンxピサxバクシンオー

去年の春シーズンが終わった時には母にバクシンオーも含めて京都専用機だと思っていた。
それが秋の東京の2連勝と京都金杯でガラッと評価を変えざるを得なくなった。
10月の2勝クラスで上がり1位で2位に0.4差付けた。
11月にはトロヴァトーレに勝ってしかも上り1位で2位に0.4差をつけた。
中京の金杯では内有利な馬場で外から差してきた。
サクラトゥジュールに上りで0.3差をつけた。

去年のNHKは不利はなく力負けの印象だったが別の馬だと思った方がいい。

坂路の追切もラスト1ハロンが向上しているし、馬体重を増やしながら好走しているのも成長を裏付ける。
菅原騎手は去年のNHKマイルで田辺騎手と同じような乗り方をしている。
勝ち負けできるんじゃないか?

⑧ジュンブロッサム 

ワールドエースxクロフネ
去年秋の東京での富士Sでソウルラッシュに勝ち一躍名を上げた馬。
MCSではスタートのミスが痛かった。
さらに直線では馬場のあまり良くない内側を走ってしまった。

ちょっとの事でも結果が変わってしまう競馬。
それが2つ重なれば大きなマイナスになる。
それで人気を下げてくれればいいのだが、想定4人気。
跳びの大きな馬で直線では馬群の中よりも外に出して前に障害物(馬)がない状態で走らせたい馬。
今回はそういう、『直線で外に出したい馬』が多いので4コーナーからの進路どりはシビア。

⑩ゾンニッヒ

ラブリーデイxディープインパクトxフレンチデピュティ
キンカメ系で母系に活躍馬〇

1月中山マイルで3勝クラス1着あり

デビューはダートで1200m2勝、2000m3勝で1600mは1勝という迷走馬。

どんな距離を走らせてもそこそこ走ってしまうので陣営もベストの条件が分かたない状態。

左回りでの勝利がないが、3戦していずれも0.3秒以内の安定感。

前走もスタートは良かったが騎手が下げてしまった。
上がり1位だが直線では前壁でムチ打ってない。

こういう馬は高配当目当ての3連系で絶対におさえたい馬。








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