BCクラシック 2024 気になる馬達
日本では芝レース専門なのでダートとの違いなども書いてみました。
今年はデルマー競馬場のダート2000m
西海岸のロスアンゼルスの南、約100キロの海沿いにある競馬場。
東京から100キロというと富士山ですね。
または、サンディエゴパドレスのペトコパークの北31キロとも言う。
デルマーはアメリカの中でもコーナーがキツイ競馬場です。
外枠や、コーナーで内から3列以上外だと大きな不利になります。
赤い矢印がスタート地点
スタートから1コーナーまで約500m
1-2コーナーの中間が底になっているので下がって上がるコーナー。
3-4コーナーは上り坂で最後の直線約280mは非常に緩やかな下り。
日米のダートの違いに関して
日本のダートとアメリカのダートは違います。
日本と比べてアメリカのダートは粘土質の割合が多くなっています。
そのために良馬場でもしっかりとした馬場で日本のダートよりも速い馬場です。
日本は雨が多いので砂99%シルト(粘土質)1%でむしろ重馬場の方がグリップが利いて時計が速い。
アメリカは西と東でも違う。
カリフォルニアのボブ・バファート師のコメント
“In California, it’s different. You go fast. Your horses have to be sharper. If I trained on the East Coast, I wouldn’t train the way I do. The tracks there are sandier and deeper.”
東海岸の方がダートは砂が多く深いらしいです。
さらにサウジカップの記事から天然の砂かどうかも関係しているようです。
芝とダートの違い(アメリカの場合)
芝トラックでは、スピードと正確さが求められることで知られています。
芝で好成績を収める馬は、通常、より軽く機敏で、急激なスピードアップや急カーブに優れています。
芝の表面は柔らかく、馬の脚に優しいかもしれませんが、特に地面が濡れている場合は、バランスと足場を維持する必要もあります。
芝でのレースは、より戦術的であることが多く、騎手はフィールドを慎重に移動して、動きのタイミングを正確に計る必要があります。
一方、ダートトラックでは、パワーと持久力が求められます。
土の表面はより固く、競技者にとってより過酷な試練となります。
デルマーのようなトラックでは、泥を防ぐためにダートトラックの下に排水システムを設置していますが、雨が降ると多くの馬が状況を把握するのが困難になります。
ダートレースでは、馬が先頭を争う際に土埃を巻き上げるため、ペースが速くなることがよくあります。
ここでは、力強さと長い距離でのスピード維持がすべてです。
1.アメリカダートは固いのでトラクションが必要になる。
アメリカのダート血統が日本のクッション値の高い高速馬場で活躍するのも固いダートででのトラクションに優れているから。
欧州の柔らかい芝の馬場で結果をだしたシティオブトロイには難しいか?
2.キックバック
3.ダートの表面が固いと馬の蹄と脚にかかる力が大きくなり、ケガのリスクが高まる。
4.芝で優秀な馬は長いストライドで走りますが、ダートでは表面に対応するためにより短く、力強いストライドが求められます。
ダートではゲートから素早く出て勢いを保ちますが、芝レースでのより戦術的なエネルギー節約戦略とは対照的です。
シティオブトロイの先行するスタイルはダートに対応できるかもしれません。
5.5番目は、トレーニングとコンディショニングです。
これは、芝からダートへの移行に備えるシティ・オブ・トロイにとって重要な要素です。
ダートに必要なスタミナと筋力をつけることに重点を置いた、慎重に管理されたトレーニング計画が必要です。
トレーナーは、ダートでの段階的なトレーニングを導入します。
最初は軽い運動から始めて、激しいギャロップとスピードドリルへと進めていきます。
ダートトラックでは、より多くの持久力と素早いスピードの爆発が求められるためです。
シティ・オブ・トロイのコンディショニングは、これらの要求を満たすように調整する必要があります。
この新しい課題に直面する中で、競争力を維持し、怪我をしないようにする必要があります。
6.血統は重要な役割を果たし、馬がどのサーフェスを得意とするかの80~90%は遺伝子によって決定される。
シティオブトロイの血統は、ジャスティファイの息子として希望を与えている
7.アニマル キングダムやセクレタリアトなどのチャンピオンは、複数のサーフェスで優れた成績を収め、多才性は達成不可能ではないことを証明しています。
シガーとカリフォルニア クロームはダートとオールウェザー(AW)で優位に立ち、ゼニヤッタはダートとAWの両方で活躍しました。
これらの伝説的な馬は、シティ オブ トロイの潜在的な変遷の青写真を提供します。
シティ オブ トロイが彼らの足跡をたどることができれば、シティ オブ トロイは、すでに印象的なターフでの実績にブリーダーズ カップ クラシックのダート勝利を追加することで歴史を作ることができます。
過去のデルマー競馬場のBCクラシック
血はファピアノ、ブラッシングブルーム、ストームキャット、インリアリティ
おまけでリファール
ストームキャット、ゴーンウエスト、APインディはこれ全部セクレタリアートでくくります。
2017年
1着 ⑤ガンランナー 東 逃げ切り
父キャンディライド(ファピアノ系xブラッシングブルーム系)
母父ジャイアンツコーズウェイ(ストームキャットxブラッシンググルーム系)
母母父ファピアノ系
母母母父リファール
前走サラトガの1800mGⅠを完勝(1分47秒43)
2着 ⑪コレクテッド 西 2番手粘り込み
父シティジップ(ミスプロxブラッシンググルームxインリアリティ系)
母父ヨハネスブルグ(ストームキャット系xダマスカス系)
母母父デインヒル
母母母父リファール
前走デルマー2000mGⅠを強い逃げ切り勝ち(2分0秒7)
3着 ⑧ウエストコースト 3番手から粘り込み
父フラッター(APインディxミスプロ)
母父オナーアンドグローリー(インリアリティ系xリファール)
母母父レイズアネイティヴ系
前走ペンシルバニアダービー1800mGⅠ勝ち(1分49.91)
2走前サラトガの2000mGⅠ逃げ切り勝ち(2分1秒19)
2021年
1着 ⑤ニックスゴー
父ペインター(デピュティミニスターxブラッシングブルームxインリアリティ系)
母父アウトフランカー(ダンチヒxアリダ―)
母母父ミスプロ系
前走チャーチルダウンズ1800mGⅠ逃げ切り勝ち(1分47秒85)
2着 ⑧メディナスピリット
父プロトニコ(ストームキャットxブラッシンググルーム系xAPインディ)
母父ブリリアントスピード(ロベルトxゴーンウエスト)
母母父ファピアノ系
前走サンタアニタ1800mGⅠ逃げ切り勝ち(1分49秒67)
3着 ④エッセンシャルクオリティ 東
父タピット(APインディ系xファピアノ系)
母父イルーシヴクオリティ(ゴーンウエスト)
母母父ストームキャット
母母母父ファピアノ
前走サラトガ2000mGⅠ2番手から勝ち(2分1秒96)
オッズ
左がアメリカのFANDUELのオッズ
右がブックメーカーLadbroke のオッズ
③シティオブトロイ 3.5 2.8
⑨フィアースネス 4 4.5
①フォーエバーヤング 7 7
⑭ネクスト 9 21
⑦ウシュバテソーロ 13 11
⑪シエラレオーネ 13 10
⑫アーサーズライド 16 21
⑥デルマソトガケ 21 26
②ハイランドフォールズ 21 21
⑬ニューゲート 21 26
⑤セニョールバスカドール 31 41
⑩タピットトライス 31 13
⑧ピレネーズ 31 41
④ミクスト 31 51
レイティング
左はEquibaseの近1年で最も高いレイティング
右はレーシングポストのレイティング
①110 136
②113 136
③- 144
④108 129
⑤113 137
⑥115 138
⑦112 137
⑧108 128
⑨110 140
⑩110 135
⑪110 137
⑫115 136
⑬122 134
⑭110 136
評価
逃げ馬
②ハイランドフォールズ 23.25-24.42
⑫アーサーズライド 23.25-24.42 / 23.26-23.37
⑨フィアースネス 外2~3列目で逃げ馬に並ぶ
先行馬
③シティオブトロイ
④ミクスト
⑧ピレネーズ
⑭ネクスト
②と⑫の前走23.25-24.42よりは速いペースになると思う。
勝ち負け
デルマソトガケ
ネクスト こういう馬に惹かれる
2着候補
フォーエバーヤング
シティオブトロイ
ニューゲート
3着候補
フィアースネス
ハイランドフォールズ
アーサーズライド
馬達
①フォーエバーヤング 日
父リアルスティール(ディープインパクトxストームキャット)
母父コングラッツ(APインディ)
母母父デピュティミニスター
UAEダービーの勝ち時計1分57秒89が前年のデルマソトガケより2秒遅かったがケンタッキーダービーで惜しい3着。
1-2コーナーは中団後方の内で、3コーナー手前で外に出して3-4コーナーは外を回して直線でシエラレオーネとデッドヒートを演じて3着。
矢作師のコメント
「最悪です。パンサラッサの時(23年サウジC)は外希望と言って、最内になった。冗談でまた1かなと話したら、本当に1になりました。厳しい枠。それでも決まった枠でやるしかない」
最悪じゃない。
後方待機でも小回りでは1-2コーナーで内を走れるのは有利。
実際にケンタッキーでは1-2コーナーで内ラチ沿いを走った。
縦長になるので後方待機組は向こう正面で外に出せる。
今回もペースは速くなりそうで3-4コーナーで上手く立ち回れればチャンスありそうだが、デルマーは前有利なのがどうか。
追い込んで勝ったマルシュロレーヌの時は21.84-23.13という超ハイペースで、それを期待するのは無理。
追切も良さそう。
栗W50.6-11.5-10.9
②ハイランドフォールズ 西 逃げ/先行
父カーリン(ミスプロ系xデピュティミニスター)
母父オウサムアゲイン(デピュティミニスターxブラッシンググルーム)
前走サラトガの2000mGⅠを2番手から3コーナーで先頭に立って勝ち(2分3秒25)
23.25-24.42-23.64-24.88-27.06
その前のマンモスCでは1コーナーで内ラチ沿いの先頭だったが外側の馬に前に出られて包まれる形に。
直線でのびず、斤量が2.5キロ軽かったタピットトライスに抜け出された。
24.14-25.01-24.20-24.88-12.23
それを踏まえてサラトガではペースが速くなるのを気にせずに前に出た。
勝ちはしたが、ラストで大きく失速。
ちょっと足りないかもしれないがコース形状は味方する
③シティオブトロイ 愛 先行/好位
ジャスティファイxガリレオ
父ジャスティファイは、ストームキャット、デピュティミニスター、ブラッシングブルーム、インリアリティ、APインディとアメリカダートで重要な血の多くを持っている。
母父ガリレオはBCクラシック6着。
芝馬という感じの走りだった。
母方は欧州血統。
シティオブトロイはエクリプスとインターナショナルを見るに平坦の方が向いていそうでアメリカ要素が強いと思う。
父ジャスティファイは無敗3冠馬(サンタアニタダービーは薬物疑惑で1着失格)
今のところは芝での活躍馬のほうが多いがダートがダメなわけがない。
BCでは4~5番手からの競馬になりそう。
インターナショナルSは先頭に立ったがアメリカの方が最初の200mはもっと速い。
そこで無理して前につけるのか馬のリズムを大事にするのか。
個人的には難しいと思う。
サウスウェルのタペタでの追切です。
深めに調整されたタペタで力強い走りを見せた。
④ミクスト 東 先行
父グッドマジック(ミスプロ、デピュティミニスター、ダンチヒ、ミスワキ)
母父コンチェルト(ダンチヒ、セクレタリアト、インリアリティ)
母母父バックパサー系
前走はデルマーの2000mGⅠを勝ったが、2着も重賞の実績なく。
⑤セニュールバスカドール 東 追い込み
父マインシャフト(APインディ)
母父デザートゴッド(ファピアノxブラッシンググルーム)
母母父ブラッシングブルーム系
今年のサウジC勝ち
デルマーでも去年GⅡを勝ち、GⅠでも悪くない4着。
2走前の1400mGⅡは距離足らなかった。
前走の1800mGⅠは負けすぎ。
直線に入ったころにはもう疲れていた。
中東でウシュバテソーロと勝ち負けをした馬でレーススタイルも似ている。
前走の負け方は気になるが、ハイペースで前が潰れる展開ならチャンスがある。
⑥デルマソトガケ 日 先行
父マインドユアビスケッツ(デピュティミニスター、ブラッシンググルーム)
母父ネオユニ(サンデーサイレンス)
母母父トニービン
トニービンの血は日本のダートではなく、アメリカのダートに合うと思う。
マインドユアビスケッツもホウオウビスケッツや他の芝で走る産駒を見ても固い馬場が得意。
砂で深い日本のダートではなく、固いアメリカのダートでこそ。
ケンタッキダービーは17番枠が不利だった。
5番枠なら巻き返すと予想して去年は◎にした。
逃げ馬達の後ろから直線で差を詰めて2着。
去年は半年ぶりのぶっつけ本番。
前哨戦に予定していた日本テレビ盃は態勢が整わずに回避していた。
「本番に向けて1回は使っておきたかった」と音無師。
今年は前哨戦を使えた。
ルメール騎手のコメント
「ちょうどいいポジションだったけど、ペースが上がった時に忙しくなった。久々もあったと思うが、そのぶん伸びしろはある。最後まで押したし、次につながると思う。アメリカのダートなら、もっといい走りができるので心配はしていない」
追切でも去年のBC前とほぼ同じ。
むしろラストの加速をポジティブに見るべきか。
2024年
栗W50.9-11.6-11.0
2023年
美W50.2-11.4-11.2
⑦ウシュバテソーロ 日 追い込み
父オルフェーヴル
母父キンカメ(ミスプロ、ヌレイエフ、トライマイベスト)
母母父シアトルスルー
去年のBCクラシックでも22.46-23.27と速いペースだったが追い込んで届かず。
デルマーもよほどハイペースにならないと届かない。
⑧ピレネーズ 東 先行/好位
父イントゥミスチーフ(ストームキャット)
母父ニューファンドランド(ストームキャットxデピュティミニスター)
4歳になって成績向上してきた馬。
5月のピムリコスペシャルGⅢでは軽い斤量を活かしてキングスバーンズに勝利
6月のチャーチルダウンズの1800mGⅠでは斤量同じでキングスバーンズの2着。
前走のサラトガの2000mGⅠではハイランドフォールズの2着。
成長はしているがまだトップとは差があるか。
⑨フィアースネス 東 先行
父シティオブライト(ゴーンウエスト系xデピュティミニスター)
母父APインディ系
母母父ファピアノ系
前走はサラトガの2000mGⅠ(トラヴァースS)を大外枠から1-2コーナーでも外3列目先頭を走って勝利(2分1秒79)
辛勝だったが2着は牝馬GⅠ4勝のソーピードアナ。
芝ほどではないが、小回りコースでの外3列目先頭は不利。
ケンタッキーダービーは外枠から外3列目先頭で沈んだ。
外枠になる事が多く、外3列目先頭の不利なポジションになりやすい。
ケンタッキーダービーでは◎をつけて失敗。
ペースも最初の800m22.97-23.66で速過ぎた。
スタートそれ自体は速い方ではないのでむしろ内枠だと前に出られない危険性がある。
多頭数はマイナスでどちらかと言えばトライアルホースではないか?
過去の好走馬と共通する部分が多く、有力馬の1頭。
ただし、ペースが速くなるとマズいし、危険性もある。
⑩タピットトライス 東 好位
父タピット(APインディ、ファピアノ、インリアリティ)
母父ダンカーク(ファピアノ、APインディ)
母母父ブラッシングブルーム系
前走は1番枠で有利な位置で競馬できたがハイランドフォールズに完敗。
⑪シエラレオーネ 東 追い込み
父ガンランナー(デルマーのBC勝ち馬)
母父マリブムーン(APインディ)
母母父(デピュティミニスター
ケンタッキーダービー2着。
内枠から後方の内ラチ沿いで待機。
3コーナー手前からフォーエバーヤングの後ろに付いて上がって行き、4コーナーではサイドバイサイド。
2頭でデッドヒートを繰り広げて惜しい2着。
ベルモントSも3-4コーナー最後方から追い込んで3着。
前走のトラヴァースSでも後方から追い込んで3着。
23.53-24.57-23.52-24.43-25.74
前後半48.10-5017でケンタッキーの46.63-51.95やベルモントSの47.25-50.97と比べれば前有利な展開。
堅実な差し脚だが展開に左右されるのはしょうがない。
デルマーは追い込み不利かもしれない。
⑫アーサーズライド 東 逃げ
父タピット
母父ポイントギヴン(ガルチ、アリダ―)
3走前のサラトガの2000mを2分0秒99で大差逃げ切り勝ち
2走前のサラトガの泥馬場1800m(ホイットニーS)を53.5キロと軽い斤量で1分48秒54で逃げ切り勝ち
23.26-23.37-23.65-24.88-13.38
速いペースで後半バテバテだったが、このサラトガでの二つのレースで高いレイティングを獲得。
ジョッキーゴールドカップではハイランドフォールズと逃げ争いをして直線で失速し5着。
追切もホイットニーSでは2週続けて全体4位だったが、ジョッキーゴールドカップでは11位と35位でタイムも遅かった。
ダートの逃げ馬が大敗するのは良くあることなので、人気が落ちる今回が狙い目という考えもある。
⑬ニューゲート 西 差し
父イントゥミスチーフ(ストームキャット系)
母父マジェスティックウォーリアー(APインディxシーキングザゴールド)
母母父ファピアノ系
3月のサンタアニタの2000mGⅠを差し切り勝ち
ドバイでは9着も前走からの間隔も狭く、疲労があったか。
前走は休み明けのサンタアニタの1800mGⅠで惜しい3着。
勢いのある差し脚で去年のBCダートマイル2着らを相手にいいレースだった。
3着でも高いレイティングを獲得。
追い切りでもサンタアニタで2週連続で全体1位。
期待できる。
⑭ネクスト 東 先行/好位
父ノットディスタイム(ジャイアンツコーズウェイx49er系)
母父オウサムアゲイン
母母父カロ系
ダートの2200m以上の長距離を走ってきた。
アメリカは2200m以上は賞金も少なく、レベルも落ちる。
全体的なペースも遅くなり、そこで逃げるか先行しているネクストは2000mGⅠでの先行のペースについていくのは大変だろう。
自分のリズムで走ればおそらく好位からの競馬になる。
7月のベルモントでの2200mGⅡでは2000m通過2分1秒79がある。
そのレースではペガサスWC3着のクルピをぶっちぎっている。
これまで戦ってきた相手のレベルが低いのでレベルは疑問だが、直線ではまだまだ余裕があり、ステップアップできるんじゃないかと。
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