株:11月6日 マーケットプレスの今中さんのお話

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。


今中さんのお話

アドバンテストの決算が良かった

3か月前に会社が言っていたようにAI半導体、高性能CPU、車載用半導体もいい。
半導体の中身がより複雑になってテストに時間がかかるようになるのでテスターの需要が増える。
増産体制を整備した結果、早く納入できるようになって大幅の増収増益。

今期に関してはこの7-9月期がピークになるだろうと思われる。
10ー12と1-3は今季よりは落ちるが、来年度を見た時にAI半導体とそれに必要なHDMメモリーの増産も続くのでテスターの需要が増える環境にあると見ていい。
目標株価を前回の8000円から12000円に引き上げた。
会社の予想よりも少し上乗せして、来期は引き続き二けたで伸びるだろう。
来期になるとNVIDIAの新型半導体Blackwellが出荷されるし、その改良型のBlackwell Ultraも予定されている。
さらに26年には次世代のRubinの投入され出荷が本格化するのは27年。
生成AIの成長がある間はアドバンテストの成長もある。
ただ、四半期ごとのブレが大きいのでその点は注意が必要。


アマゾンに関してはAWSクラウドサービス事業が引き続き順調。
北米部門のネット通販、アマゾンプライム、広告サービスに関してはまぁまぁの結果。
景気後退の影響が出ているようで、安い商品が売れているので安い価格帯の商品を強化して、搬送システムを強化して営業利益率が上がる。
欧州やアジアでの海外事業が良くなっている。
ネット通販は全世界でみると伸びしろのある分野でここは要注目。
アメリカよりも海外が伸びている。
北米が一服したというわけでもないが、ヨーロッパで景気後退が一巡したというわけでもないが、売り上げが伸びている。
新興国でも売り上げが伸びている。
去年1年間は赤字だったが、今年は数%でも黒字。
これがどう伸びていくかが今後の注目点。

(素人:欧州に関しては7-9月はオリンピック需要があったからではないか?)

アップルの決算はまぁまぁとしか言いようがない。

アイフォンの売り上げは前年比5%増で減っているわけでもないが、勢いがあるとはいえず、過去1,2年で見れば少しマシになったかなという程度。
新型のアイフォンの寄与がでてくるのは10-12だが、会社の出している予想が一桁半ばの伸び。
正直言って会社もそんなに伸びるとは思っていない。
業績が急に崩れると言うわけでもないが、伸びるともいえない。

生成AIに対しての期待はしない方がいい。
生成AIはビジネス向けが伸びているのでアイフォンのように個人を対象にした商品。
個人向けの生成AIの商品が本格的に売れていくかどうかはまだこれから。

東京エレクトロンの決算はこれから。

東京エレクトロンはHBMの増産は活発なのでメモリー投資には期待していい。
(素人:つい先日もNVIDIAがSKハイニクスに供給前倒しを要請したばかりですもんね)

ただ、アイフォンの売り上げの伸びが一けた台後半だとすると、来年以降の2ナノ投資がそんなに積極的なものになるかどうか。
2ナノ投資が無くなる事はないが、新型アイフォンの売り上げが伸びなければ積極的に行きにくい。

生成AI半導体の需要は高いが、後工程のテスターや掘削装置グラインダーが重要。
工程が複雑で新しい道具が必要になるが、大掛かりな設備投資が必要ではない。
TSMCの設備投資が去年と今年で横ばいだが、生成AIの需要で売り上げは上昇している。
設備投資に対する考えが変わってきている。
『最先端だからいい』とは限らなくなっている。
ASMLとレーザーテックは受注が弱いと言っているのは2ナノの投資の遅れがあるから。
これからはAI半導体の製造過程に貢献している企業にベットすべき。
アドバンテストやディスコのような後工程の会社。

東京エレクトロンは色々と手を伸ばしているので決算で話を聞いてみたい。







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