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共同通信杯 ファントムシーフありがとうございます!

強引なレースをした馬の1,2着

レースラップ
12.9 - 11.1 - 11.3 - 12.4 - 12.8 - 12.4 - 11.3 - 11.3 - 11.5

ペースはS(スロー)になっていますが、最初の3ハロン35.3秒は2015年の35.2秒に次いで2番目に速い。
2015年は前2頭がとばした形で最後はバテている。
人気薄の2頭だから力通りとも言えるが。

今年の先行した2頭はスタートが良くなかったのに前半で速いペースを出した点に注目したい。

最初の200mの地点では⑧ファントムシーフは先頭から1馬身半差、⑤タッチウッドは4馬身差。

200m地点から600m地点までの11.1-11.3区間で⑤が先頭に、⑧が2番手になっている。
⑧はまだ許せるとして、⑤は加速してこの400mをハロン10秒台を出しながら先頭に立ったことになる。
10秒台というのはほぼ馬の全速力。

スタートの良かった馬がその勢いでレースの2ハロン目に10秒台を出すのは普通の事で3ハロン目に落ち着ければ問題ない。
それはよくある先行馬のラップだ。
しかし、スタートの悪かった馬が10秒台を出すのは話が違う。
普通の馬だったらこの前半で燃え尽きているはずだ。
しかも、騎手がうながしたわけではなく、タッチウッド君が自分から進んで行きましたよね。
騎手も最初は肘を引いておさえようという態勢だったのですが途中から馬の行く気に任せました。
無理に喧嘩しても今後のための学習にはなるかもしれませんが体力消耗してこのレースでは力出せませんし。
タッチウッド君はリーダータイプの馬なんですね。
俺様が群れを引っ張るんだ!という強い意志を感じます。
俺様キャラだったのか!
後半もかなり疲れていたはずなのに11.3 - 11.3 - 11.7と最後に失速しましたが上り34.3秒は上出来。
右ムチ5発でも左に大きく寄れなかった。
ゴール前ではさすがに少しフラフラしたが見事に走り切った。
漢やで!タッチウッド君!
やっぱりリーダーたるもの疲れてもそれを部下に見せちゃまずいからね。
背中で語れる舘ひろしみたいな馬になりそうだよ(意味不明)

個別ラップが出るようになるとこういう無理をした馬がわかりやすいのでトラッキングシステムに期待したい。

3着のダノンザタイガーに期待

勝ったファントムシーフには前半に少しだけ無理をしたがその後は理想的な展開になった。

西村調教師のコメント
『ルメール騎手にはとにかくスタートを決めてくれと言っていました。スタートを決めて、行く馬を行かせて2番手から思い通りの形になりました。跳びが大きく広いコースの方が合いますのでダービーの方が合うと思いますが次についてはオーナーがどう考えるかです』

皐月賞でも内から2列目で先行してロングスパートに持ち込めば勝負できる馬。
ホープフルSみたいに閉じ込められなければいいのだが、それは枠次第。

3,4着は道中もほぼ同じような位置取りでしたがダノンの方が直線で少し窮屈でした。
例え負けても33秒台で勝ち馬から0.5秒差以内だったダノンザタイガー、タスティエーラ、ウインオーディンの3頭には今後も注目しましょう。

レイべリングとロードプレイヤーはいくら何でも負けすぎ。
後方で溜めていて33秒台を出せなかったのは何か問題でもあったのか?


今年の成績

今週は2つ当たったので◎〇単回収率とワイド回収率が100%超え!


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