NHKマイル 気になる馬達 後編

前半で選んだ9頭


エエヤン、モリアーナ、ショーモン、オオバンブルマイ、トーホウガレオン、ナヴォーナ、カルロベローチェ、ダノンタッチダウン、クルゼイロドスル、それに桜花賞のシングザットソング

この馬達の血統を見ていきますが、ナウでヤングなこの世代の最新の東京での好走馬を1頭ご紹介。

先週の土曜日1勝クラス1600mで素晴らしい末脚を見せたニシノライコウ君です!

後方待機から残り約250mでのぶち抜きったら!
レースのラスト3ハロンは11.3-11.3-11.9で前が最後に失速していたのは確かだがあの脚は惚れる。
斤量が1キロ軽いのもあるけどさ。

2着シルトホルンは東スポ2歳で先行して0.6秒差。
良馬場なら東京でノッキングポイントとも0.3秒差。
3着コンクシェルはアネモネ賞勝ち。

メンバーも悪くない中でのぶち抜きは今の東京適性が高いはずだ。

ニシノライコウ
エイシンヒカリxストリートセンス
父はディープインパクトxストームキャットxグレイソヴリン系
母はストリートセンス(マキャヴェリアン系xディキシーランドバンド)xキングヘイロー


評価

勝ち負け
オオバンブルマイ
ショーモン

2番手評価
モリアーナ
クルゼイロドスル 内枠で

3番手評価
エエヤン
カルロベローチェ

次点
ウンブライル
血統も父カナロアで母にボールドルーラーとプリンスリーギフトとサンデーで〇
ここ2走の比較で不利がなければモリアーナの方が上。
なのでモリアーナが勝つようなら3着はあるかも。

ドルチェモア 
筋肉は素晴らしい
血統も母方はディープインパクトxアメリカ血統で〇
父ルーラーシップが3歳春での実績がないのと朝日杯のレベルを疑問

馬達

エエヤン
シルバーステートxティンバーカントリーxダンチヒ
シルバーステート産駒の東京1600mは【2-0-2-24】
2勝は1月と10月で春の成績は良くない。
エエヤン自身はマイル以下の短距離で活躍しそうな前脚の捌きをしている。
前走のNZTでも外側を走って長くいい脚を使っていた。
カラテなんかもそうだけど中山では外を周って勝てる馬が東京でも好走できる。
しかし、母内にナスルーラ―系が少なく、春東京の適性という面ではあまり良くない。

モリアーナ
エピファネイアxダイワメジャー
エピファネイア産駒の東京1600mは【15-10-9-72】
春は4勝でやや不利。
母父のダイワメジャーはこのレースと相性が良い。
そもそもエピファネイアのロベルト系は牡馬に強い馬が出やすい。
エピファネイアは牝馬の活躍馬も多いがそのほとんどが母父キンカメ。
俗にいうエピキン牝馬だ。
例外のサークルオブライフと共通点がある。
母にノーザンダンサー系が多く、Thatchもある。
これはシーザリオが刺激されて強く出ていると考える。
ダイワメジャー、グランドロッジから筋肉を受け継いでいて推進力は申し分ない。
過去の血統傾向からは外れるがこの筋肉は魅力的。

ショーモン
マインドユアビスケッツxディープインパクト
父はデピュティミニスター系xデピュティミニスター系でマッチェム的アメリカ血統。
そこに複数のナスルーラ―系が絡んでスピードの持続力が得意なタイプ。
産駒の芝9勝の内8勝が最初のコーナーで4番手以内。
そして母父ディープインパクトが合わさって高速持続力に対応できるようになる。
母母父にダンチヒとナスルーラ―系があり筋肉とスピードをサポート。
走り方もトランポリンの反発力を使える前脚を叩きつける走り方。
良馬場の東京で先行してスピードにのったら止まらないタイプ。

オオバンブルマイ
ディスクリートキャットxディープインパクトxバクシンオー
アメリカ血統の父に日本の高速馬場適性の高いディープインパクトは文句なく〇
さらに母はプリンスリーギフトとグレイソヴリン系持ち〇
さらにアンブライドルドでマッチェムも補強。
東京での好走歴もあり、アーリントンも優秀な内容。
前哨戦を勝った馬は過去の傾向からは良くなかったが去年もダノンスコーピオンが勝ったし買い。

カルロベローチェ
シルバーステートxロックオブジブラルタルxバクシンオー
シルバーステート産駒のエエヤンと違い、こちらは母にボールドルーラーとプリンスリーギフトを持っている〇
東京は未出走だが左回りの中京で1600m好時計と強い内容の前走。
前走の抜け出してからの伸び脚は優秀。
レーン騎手もプラス要素。
印象として勝ち負けまではいかないが侮れない馬。

ダノンタッチダウン
カナロアXダンシリ
父カナロアで母父ダンチヒ系はいいんだがダンシリはどちらかと言えば古馬になってから1600
~2000Mで活躍する印象。
やや胴長で皐月賞に行ったのも間違いではないが、外3列目の先頭でスタミナ消費して惨敗。
距離延長、しかもスタミナのいる重馬場ではしょうがない結果。
だからと言って、3歳春の東京の高速馬場が合うとも言えない。

クルゼイロドスル
ファインニードルXアルカセットXダルシャーン
未勝利で東京1600mを勝っているのだが外枠から外で浮いてしまってほとんど風除けの無い状態で勝った。
前脚をポーンポーンと前へ飛ばす走りで反発力のある高速馬場は得意。
デイリー杯も外でうまく前の馬を風よけにできていない。
勝ったオールパルフェは外枠だが先頭に立ちコーナーは内ラチ沿いで距離ロスなし。
外3列目を周ったクルゼイロドスルとの差は走行距離。
ジュニアカップは外枠から先頭に立ち完勝。
デイリー杯からも枠とポジションしだいで上位と戦える。
血統は父がスプリンターなのは〇
しかしナスルーラ―だけどダルシャーンの3X4はちょっと違う。
ダルシャーンは様々な理由でペースが遅くなっても我慢強く淡々と走って他の馬がもうエネルギーがないと言う時にも頑張って走れる血。
欧州的な後半勝負型。
本来はスプリント寄りだと思うが新馬から一貫して1600Mを使い、結果も出している。
スタミナをロスするような展開でも粘れるのはただの馬じゃない。
内枠を引けたら面白い。

シングザットソング
ドゥラメンテXマイゴールデンソングXディキシーランドバンド
母父がアメリカ色の濃い〇
ディキシーランドバンドはアメリカ系だがハイペリオン系アリバイのスタミナを伝える血でニシノライコウも持っている。
ダートではスピードの持続力を補う役目も果たしているので高速馬場の持続力勝負で息を持たせる血でもある。
シングザットソングは2,3戦目はゲートの出が悪かったがここ2走はすんなり出て前走なんてやや外枠から内ラチ沿いも確保している。
桜花賞ではなんの不利もなかったが最後に失速。
速いペースを先行すると1400Mまでじゃないか?
1600Mなら前半は後方待機で末脚にかけた方がいいタイプ。
NHKは難しいか。

抽選トーホウガレオン
リアルスティールxソングアンドプレーヤー
母父はアメリカ色が濃い〇
リボーのクロスもありどちらかと言えば時計のかかる馬場が得意。

抽選ナヴォーナ
カナロアxシュネルマイスターの母
キングマンボ系のカナロアは母の血が重要なのでこれは〇
アーリントンでは馬群の中で脚を溜めて直線勝負に出たが届かず。
ゴール後に勝ち馬に並んでいるように少し脚を余した。
まだこれからの馬のようにも見えるので今回は仕上がり途中か?


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