株:12月2日 マーケットアナライズマンデーの岡崎さんのお話と鈴木さんのおススメ銘柄
このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
今週のストラテジー
38000円台がもう3週間。
岡崎さんのパターンだと今週は休もうかという週。
先週は戻ったら売りかなと言う週でした。
今週も先週と変わらない所から始まりました。
下を試しに行くような動きもありましたが、今週は雇用統計やクリスマス商戦のニュースで振らされる可能性がある。
なので動いてみないとわからない。
来週は日本はSQがあるので判断しやすい週になる。
今週は休んでお買い物に出も行きませんか?
日本株は今朝発表の法人企業統計でも足元が冴えない。

消費も減っているんじゃないか?
変動型金利がちょっと上昇したり、ボーナスや賃金も増えたが、毎月毎月増えるわけではないので、そこがポイント。
日本の場合は階段状に上がるので、一回上がったらそれでいいかとなってしまう。
原宿の街ではレストランの入りが価格帯の低い所に多く、無料の休憩所に人が溢れていてトイレが混雑。
半分くらいはインバウンドかもしれませんが。
中長期的にはあまり大きな変化はないのでじっくり構えませんか?というのが年末年始の岡崎さんから皆さんへの提案。
今年の年初は早い者勝ちで早く乗らなければ損みたいな相場だった。
4万円まで電車はまっしぐらだった。
来年はそういうスタートにならないような気がする。
FOMCと日銀の金融政策決定会合を見てから動いても遅くないのではないかと思います。
今週の雇用統計は予想では20万人位増えて失業率4.2%ですが、良くはなっていないと思うし、長期の失業率が1%を超えてきているのでアメリカにとってズシリズシリと聞いてくると思います。
(素人:みんかぶの予想は4.2%だけどTrading Economicsだと4.1%でコンセンサス18.3万人、予想19.4万人になっている)

このクリスマス商戦も失業率がかなり上がるとガクッと落ちる。
巷で話題になっているクレジットカードの延滞率が増えているとか、クレジットカードの信用残が増えなくなっているとかありますが、クリスマス商戦ではスゴイ金持ちがスゴイ買い物をしますのでクレジットカードに縛られるお金はあまり関係ない。
それでも、クリスマス商戦に一番関係しているのは雇用。
11月の雇用統計で失業率が上がるとクリスマス商戦も危うい、その相関は高いと思います。
FOMCは利下げををすると思うし、日銀は利上げをしてはいけないと思っているので、そのパターンだと極端な円高はない。
再び160円を試そうとする元気なドル買いにもならない。
アメリカの10年金利の見通しは12月のFOMCで最終的な終着駅(中立金利)をどこに置くかにかかっている。
9月時点では中立金利2.9%だったので10年金利は3.9%に向かう。
この終着駅が今では3.25%位じゃないか?と言われているのでそうすれば10年金利4.25%が正当化されてしまう。
そうなれば日本の金利が1.2%に上がっても日米の金利差は3%でドル円は150円位になる。
長期金利差は信号みたいなもので3%なら150円ですよ、2.5%なら140円ですよ、2%だと130円というようなモノ。
岡崎氏は日本の金利は1%でいいと思っていて、アメリカの長期金利が3.75%まで落ちてくるべきだろうと思っているのでいずれは140円台に向かうだろうと思う。
その前に一つ一つレンガを積み上げていくように、まずは雇用統計というレンガを積んで、次にFRBの金融政策を見て、日銀の金融政策を見て、日銀が利上げを急ぐと言う事なら日米の金利差は縮まってやっぱり140円台だろうし、利上げを急がないとなれば長期間150円台でしょう。
こういうのを積み上げながらやっていく相場ですね。
岡崎氏の意見としては円高方向に行くと思いますが、なかなか方向を決めづらい。
アメリカはクリスマス商戦が始まると、とにかくうれしくて買ってしまう。
いい方の期待を集めるのが株で、悪い方の期待を集めるのが債券。
クリスマス商戦絶好調!アマゾンのネット販売好調でした!で株価は上がってしまうので上に行きやすいのがアメリカ株。
日本は為替の動きを見ながら円高ならなかなか上がらない展開に。
岡崎さんはクレジットカードの延滞率が上がって時にクリスマス商戦はどうなるかを調べている。
鈴木さんのおススメ銘柄
日本では業績に関しては真っ二つ。
いい所は抜群に良くて悪い所は悪い。
最近はアクティヴィストの動きが暗躍どころではない。
全面的に表に出てきている。
『つつけば動く』というのが世界中で貫かれている。
企業は変わらざるを得ない。
東証からも言われていますし、そうしなければわが社の未来はないというのも皆さんわかっている。
日産、リコー、コニカミノルタのようなビッグネームにもダイレクト入ってきている。
このアクティヴィストで株価が大きく上昇するわけでもないのですが、下がっても資金が入ってくるような気がします。
今年の大きなニュースとして7&iホールディングスに対する海外からの買収提案とそれに対する創業家のMBO提案。
このような動きが次から次へと出てくるんじゃないか。
インソース6200
4万社以上の企業の研修を請け負っている。
70万人位の方が研修を受けて社会に戻っている。
時代の流れに合わせて自社で次々と研修コンテンツを考えている。
時価総額900億円くらい
売上150億円くらい(今期見通し)
PBR9.0
PER24
史上最高益を更新中。
配当利回り2.2%はPBR9倍に対して相当手厚く配当を出している。
決算では通年の売り上げ+15%、営業利益+24%、今期営業利益が+12%。
向こう2年間の中期経営計画で2年後には売上200億円。
営業利益を今の50億円から80億円に。
コロナの時に増収増益が止まってしまったが二桁の上昇を続けている。
三菱UFJと共同で管理職を対象にDXを推進する人材の育成。
銀行は理系の人材が少ないのでAIとDXで育成していく。
コロナ以降、行政サイドが最も変化を迫られている。
EV化にしても法律が全く追い付いていない。
自動運転の車が事故を起こしたらだれが責任を取るのか?
自動車保険がいまだに誰がどこにかけていいのかわからない。
行政サイド向けの人材研修も増えている。
石破首相も所信表明演説でリスキリングを全面的に打ち出した。
人的資本経営を企業側から推し進めていく。
(素人:私はオーストラリアのヘアサロンで働いて自分の店を持ちましたが最初にビクトリア大学のリスキリング(海外で資格を持っている人向けのコース)に半年通いました。
日本の理美容師の免許は基本世界中で通用するので自信がある人はそんなコースに通わなくても問題ないのですが、私の場合は日本では理容師だったので、オーストラリアで普通のヘアサロンで働くのにカラーリングのフォイルなど勉強したいなと思いまして。
結局、そのコースの先生の紹介でメルボルンでもお洒落な地域のお店で働くことができたし先生には大変お世話になりました。
紹介なしだったら絶対に行かないようなお店だったので(汗)
その店ではシュワルツコフとケラスターゼの商品を使用していたので定期的にメーカーのセミナーにもお店負担で通わせていただきました。
お店でもセールスの専門家を呼んだりとスタッフ教育に熱心な素晴らしいお店でした。
今回、日本の場合はどうなんだろうと思って調べたら、壁があるなと。
オーストラリアは移民の国なので緩いのでしょうが、日本は言葉の壁と人々の心理的な壁も大きい。
実際、私の英語はアカンです。
日本人のいない環境でしたがアカンです。
それでも、技術がしっかりしていると話を聞こうと言う姿勢になってくれるし、懐が広い。
オーストラリアは普通に欧州からやってくる人も多いし、ロンドン、フランス、イタリア、ギリシャ、マルタ、ウクライナ、中国など色んな国籍の人が面接に来ました。
日本は独自の文化があるので海外の方が入るのが難しいのはわかりますが、今後の人材不足を解決するにはこの壁を低くする必要が出てくるでしょう。
ただ、日本らしさも壁と共になくなっていくのは残念ではありますが)