札幌記念 気になる馬達


先週日曜の札幌競馬場

前有利です。

11レース UHB賞 1200m

3コーナー
ゴール

1番人気は3コーナーで2着馬の後ろの馬で、直線で進路なく敗北。
札幌は直線で前壁になるケースが多い。

10レース 藻岩山特別 2000m

3コーナー
ゴール

またしても内ラチの2番手が不利にあった。
3着には入ったが直線入り口で前2頭の間に入ろうとして失敗している。
残り100mで前2頭の間が空いてから伸びたが3着まで。

追い込みは届かない。

外3列目先頭のハウゼが勝ったがハウゼは強い馬。
それでも内ラチの2番手の不利の多さを考慮に入れれば外でも前にいる事が有利かもしれない。
それに、大回りよりも小回りの方が内と外の走行距離で差が大きいので、大回り札幌では外の先頭でも小回りほどの不利はないかもしれない。

札幌記念

先週の札幌競馬場では先行馬有利で今週も先行馬がまだまだ有利だと思われる。

過去の札幌記念で最初のコーナーで3番手以内で3着に入った馬達に注目してみた。

東京競馬場での成績が良い馬ばかりだ。
2000mのリステッド勝ちや、1600~1800mGⅢ勝ち、2400mGⅠ2,3着。

ジャックドールは今年も勝ち負けだろう。

ウインマリリンも調子さえ良ければ3着候補に入る。

他の先行馬はあてはまらないながらもチャンスはありそう。
トップナイフは3歳GⅠでは後方からで参考外。
東京実績は辛うじてダービーの上り2位。
札幌2000m未勝利勝ち。
今年の3歳世代はトップレベルは通用すると思う。

札幌記念は香港やドバイと関連性高い

ウインマリリンやノームコア様のように札幌記念の後に香港を勝つ馬もいる。
そして香港と関連性の高い中山記念好走馬も札幌記念で走る。

GⅠ級の馬が上位を占める格の高いレースだ。

今年はGⅠ馬は、
ジャックドール、ウインマリリン、シャフリヤール

GⅠ上位かGⅡ勝ち馬は、
ヒシイグアス、プログノーシス、トップナイフ、ダノンベルーガ、ウインマイティ―、イズジョーノキセキ

9頭もいるよ!
なんてレースだ!
しかも穴馬っぽいラーグルフとソーヴァリアントもいる。

今年だけでもしれっとGⅠにしてもだれも文句言わないだろう。

ウインマリリンは叩いてからの方が良いので今回はお休み。
後方待機は先週の札幌だと苦しいのでプログノーシスは4,5着。

血統面からトニービン持ちを優先したい。
ダノンベルーガ、ヒシイグアス
ただ、ハーツクライ産駒は暑さに弱いので注意も必要。
そして暑さを考えれば好調な牝馬を選びたい。
イズジョーノキセキとウインマイティ―

先頭を走る3頭かその後ろの馬から1,2着。

先行馬の間を抜けてくるのは難しいので外から差してこれる馬を3着に選びたい。

評価

候補馬が多いがそれだけいい馬が多い。
さらに、札幌なので枠の並びで内の2~3番手になってしまった馬は前壁の危険性が高く強い馬でも力を出せずに終わる。

勝ち負け
ジャックドール

2着候補
ダノンベルーガ
ヒシイグアス

3着
シャフリヤール
トップナイフ
ソーヴァリアント

女子枠
イズジョーノキセキ
ウインマイティ―

馬達

ジャックドール
去年の勝ち馬。
秋天もロングスパートしていれば2着あったかも。
安田記念はむしろ良く走った。
あらためてこの馬の能力の高さを見せた。
勝つ。

ダノンベルーガ
ハーツクライxティズウェイ
皐月賞で荒れた内を走っても0.3差4着。
あれがこの馬の良さ。
反発力の少ない馬場でも走れるグレイソブリンらしさがあるので洋芝も得意。
ドバイターフはスローペースを後方から追い込んであわやの2着。
ベルーガのラスト3ハロンは11.4-11.1-11.1の33.6秒。
東京競馬場でも強いが、洋芝平坦の札幌の方が向いている。
位置取り次第でジャックドールを差せるかも。
ただ、順調さを欠いているようだ?
堀師「両前脚のさばきに硬さがあり、ウィークポイントの右トモ(後肢)もケアしながらの調整。まだ乗り込み不足で緩く、1週前も反応が鈍く、しぶい感じでした」

ヒシイグアス
もともと体はあまり丈夫ではない。
大阪杯の凡走はレース間隔にあると思う。
その後に熱発したようにオーバーワークになったのだろう。
休み明けの今回の方が力は出せる。
札幌2000mはベストに近い条件。
こちらの方が順調らしい。
堀師「牧場(ノーザンファームしがらき)で立て直し、ダノンベルーガと一緒に美浦でワンクッションを置き、函館競馬場に移動。昨年の宝塚記念に比べれば順調に仕上がっています」

シャフリヤール
どうも私的にはこの馬あまり好きではないので過小評価しがちです。
東京のGⅠで1,2着している馬なので札幌記念の適性はある。
今回は横山武史騎手になるのでCデムよりも前での競馬になると思う。
それはいいのだが、3歳クラシックで活躍した瞬発力系のディープインパクト産駒は5歳夏から体が硬くなってくると成績落ちる。
ドバイシーマでいくら何でも負けすぎなのが気になる。

トップナイフ
今のところ今年の3歳の評価は過去2世代に比べると高くない。
しかし、ハイペースの宝塚記念で先行馬で最先着したのは3歳のドゥラエレーデ。
ダービーもペースが速ければソールオリエンスが好タイムで完勝できたといまだに信じているので3歳トップクラスはもっと評価されていい。
そしてトップナイフは3歳GⅠ二つとも後方待機で力を出せず。
今回は横山和夫騎手で以前のように先行すれば驚かせてくれる可能性はある。

ソーヴァリアント
この馬の札幌2000mの成績は素晴らしい。
間違いなく得意なコース。
先行できるしルメール騎手だし内枠に入らなければ3着以内の可能性高そう。

イズジョーノキセキ
前走は進路どりをミスって5着。
負けはしたがこのコースへの相性の良さをみせた。
去年の秋には東京1800mGⅡでソダシに勝っているし、有馬記念での4着はGⅠ馬が多いここでも上位を争える事を意味している。
女子枠に入れたが、差し馬達の中で外に出しやすい馬を選ぶ予定なので。
候補の一頭。
期待値的には選びたい。

ウインマイティ―
マーメイドSでは以前よりも良くなった印象を受けた。
札幌は初めてだが函館よりはこの馬に向いている。
良くはなっているが差し馬候補の中では下の評価。
ただ、ハーツクライ産駒たちがバテている可能性もあるのでその時には繰り上がる。

ラーグルフ
覚醒モーリス産駒。
東京2000mの好時計勝ちはあるが、3勝クラスなので過去の好走馬より少し劣る。
中山記念2着、大阪杯は位置取り後ろ過ぎだったが上り2位と合わせ技でなんとか候補の一角に入る。
枠の並び次第だがおさえまでかな。

ウインマリリン
去年は宝塚記念を使って順調。
今年は休み明けなので割り引きたい。

手塚調教師
「乗った松岡騎手は『緩さは取れてきていますが、息遣いはもうひとつです。それでも、昨年の宝塚記念よりいい状態ですし、ここからあと2週あるので、状態はさらに良くなってくると思います』とのことでした。先週はあまり良くない動きで状態ももうひとつだと感じましたが、週末も追い切りを行ったので状態はこちらの想像以上に上向いてきています。ただ、昨年も宝塚記念を使ってグンと状態が上がり、それで札幌記念を迎えましたからね。叩き良化タイプでもあるので、ここから追い切りだけで昨年の札幌記念の状態にどこまで近づけていけるでしょうか

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