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北九州記念 ヨカヨカ!熊本!宮崎育成牧場おめでとう!

ヨカヨカが勝ちました。
熊本産馬初の重賞制覇です。
さらに宮崎育成牧場出身の馬として2001年に小倉2歳sと阪神JFを勝ったタムロチェリー以来の重賞勝利。

JRAは日高と宮崎の2つの育成牧場がありますが、日高の施設に比べて宮崎は少し劣ります。
一番の違いは坂路がないということ。
これは大きなハンデでしょう。
しかし、2020年からトレッドミル棟が新設されてトレッドミルが積極的に使われ始めました。
ヨカヨカ一頭の成果だけでなく、全体的なレベルアップも期待されますね。
今週のひまわり賞も注目です。

そして、今年の3歳は強いです。
フィリーズレビューの時に『スプリンター豊作の年かも』と書きましたがキーンランドも3歳馬から目が離せません。

小雨降り続く稍重
勝ち時計 1分8秒2
レースラップ 11.7 - 10.6 - 10.9 - 11.2 - 11.7 - 12.1

先週はいつ以来かわかりませんが少なくとも過去3年はなかった不良馬場になった小倉競馬場。
その影響でかなり馬場は耕されて稍重とはいえ時計のかかる馬場でした。
この日曜日は1200mが他にも3レースありましたが、未勝利1分9秒8,1勝クラス1分8秒5、2勝クラス1分8秒4。

それに対して1分8秒2というのは重賞としては少し物足りない。

アウィルアウェイの松山騎手のコメントがヒントでしょう。
「直前にあれだけ雨が降ると差すことができる馬場ではなくなってしまいますね。展開が厳しかったです」

今回の予想でモズスーパーフレアを無印にしましたが、他の馬の方が強くて前残りできないと予想してのことです。
それが見事な前残り馬場で上位6頭がすべて3コーナーで7番手以内。

雨の量を見誤ったのが予想の一番の失敗でした。

1着 △ヨカヨカ
好スタートから前進気勢良く前に出る。
3コーナーでは外のグループの2番手。
コーナーもインを4、5頭開けた外を走り4コーナーでは外の先頭にたつ。
直線に入った54秒に初ムチ
差したというよりもそのまま押し切った。
あれだけ内外で離れていたら騎手はともかく馬は差したという感覚はないでしょう。
それよりも⑥ファストフォースとの勝負に勝ったという感じじゃないか。
フィリーズレビューのレース後の感想です。
『ホンモノ。
ピッチで加速してストライドを伸ばすまでは他の馬でもできる。
普通の馬はストライドを伸ばして滞空時間が長くなってしまう。
この馬を含めて一流馬はそこからさらに前脚に力を入れて踏み込んで脚の回転を遅くしない。
いいスプリンターになりそうだ』


2着 ○ファストフォース
好スタートからの好ダッシュ。
⑫モズスーパーフレアが内を狙って斜行するときに少し前を遮られるが外のグループの先頭に。
残り400mで外から⑰ヨカヨカが並んできてお互いに顔を向けて意識し合う。
直線で⑰に離されるが⑨の追撃を抑えた。

3着 モズスーパーフレア
好スタートから押して行って内へ。
「この馬のいつもの競馬で前へ行かせました。午前中、馬が走っていない内ラチ沿いを走らせました。毎回頑張って走ってくれる馬ですが、今日もよく頑張ってくれていると思います」松風騎手
いや、細かいことを言うようだが、午前の4レースでメイショウケンコンがインを走って4着に入っている。
午後の芝レースは内ラチ沿いを走った馬はいなかった。
いい判断だった思う。
内外の距離ロスはかなりのものだったし、降り続いた雨で差しが効きづらくなったのもプラスだった。
でも次も買わない。

4着 ▲シゲルピンクルビー
ハナ差><
⑰⑥⑨は抑えていたのに><
比較的スムーズに⑥の後ろに。
4コーナーで内側の空いているところをついたが伸びきれなかった。
あの判断はしょうがないか。
外には出せないし。
結局は内外での馬場差が響いたと思う。
次も狙う。

7着 △ジャンダルム
スタートでフラついて隣の馬を当たったりしてダッシュを決めれなかった。
そして外を意識しながらの位置取りで後手を踏んで後ろからでは今日の馬場はノーチャンス。
ラスト100mの足は一番良かったんじゃないか?
次は巻き返すだろう。

10着 △ボンボヤージ
『ボンボヤージ号の調教師梅田智之は,競走中に同馬の鞍が変位したことについて戒告』
ORZ

14着 ◎アウィルアウェイ
「直前にあれだけ雨が降ると差すことができる馬場ではなくなってしまいますね。展開が厳しかったです」松山騎手
以上。


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