こんなつもりじゃなかった?!飲食店を経営してみる前とあとでのギャップあるある
つい最近、過去に飲食店をやっていた人が語る「飲食店経営なんてやめとけ!なぜなら〜」っていう記事をいくつか読んだんです。
なんとなくわかっていはいたことですが、飲食店経営って、現実のそれとは少々違ったイメージで捉えられてるんだなぁと思いました。
言ってしまうと、けっこうみなさん、キラキラしたものを想像されているんですね。
飲食って他業種から移ってくる人もけっこう多いので、ドラマやSNSの投稿などからくるイメージが先行してしまっているのも一つの原因かもしれません。
キラキラしたイメージのまま始めてしまうから、実際とのギャップに驚いて「やめとけ!」と言ってしまうのです。
でも長く続けている者からしたら、その「やめとけ!」の理由は、別にやめる要素でもなんでもなく、わりと普通の日常だったりします。
そこで今日は、飲食店をやってみる前とあとでのよく聞くギャップあるあると、それらを解消するヒントをいくつかご紹介したいと思います。
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意外と体力仕事 ...
先日キッチンカーについて調べていたときに見つけたのが「意外と体力仕事だった」と書かれたブログでした。
おっしゃる通り、飲食って意外と体力勝負な仕事なんです。
分かりやすいところで言うと、業務用の食材はたいていビッグサイズなので、運ぶのが大変です。
とくに米・小麦などの穀物類や、醤油・みりん・油などの液体類は重量があります。
アルコールもビン類が多いので大変です。
スープが入った寸胴を移動させたり、お客さまが退店したあとの食器などをまとめて運ぶのも地味に腰にきます。
心配な方は、重たいものを持つときに上半身ではなく下半身を使うことを意識すると良いです。膝と腰を使って持ち上げるイメージです。
それでも心配なら、サポーターを巻いたり小型の台車を使うなどの対策をしてもいいかもしれません。
あと飲食は基本的に立ち仕事なので、慣れるまでは一日が終わったころ足が棒のようになっているかもしれません。これは慣れるしかないです。
余談ですが、立ちっぱなしの仕事の人がなりやすい病気に、足の静脈が太くなってコブ状に浮き出る「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」というのがあります。立ち仕事の人に多いそうです。
私の夫がまさにこれ。
なので仕事のある日は「医療用の弾性ストッキング」というのを履いて、きちんと血液が心臓に戻ってくるように気をつけています。
もっとクリエイティブだと思ってた!
キラキラしたイメージを持ちがちな原因、第一位はたぶんこれ。飲食店経営をクリエイティブな仕事だと思っているからです。
たしかにお店を一から作る作業はとても創造的です。
店内の雰囲気を考えたり、棚や看板をDIYしたり、うつわやBGMを選んだりするプロセスはセンスが必要で、人によってはもっともワクワクする過程かもしれません。
ただ、夢を壊すようで申し訳ないんですが、実際の日々の仕事はけっこう地味なものも多いです。
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