NETFLIX 俺的面白い作品三選
9月ですね
読者のみなさま、ごきげんよう。
9月が始まってもう一週間が経とうとしている。
大型台風来襲の報も出ている為、どうか九州のみなさまのみならず警戒を怠らないようにして頂きたい。かくいう私も川の縁に住んでいる為、十分気をつけようと思う。
今回の記事は、このコロナの期間中、私が最もお世話になった?といっても過言ではないNETFLIXについて書くことにする。
平日の晩、そして休日に楽しみを提供してくれる存在。それがNETFLIXである。
NETFLIXで観れる作品の中から、面白かった作品を三つピックアップしてみる。
暴力と渋めのおじさんマシマシ|「アイリッシュマン」
渋いスーツを着たイケオジたちが、タバコをふかしウィスキーを傾けながら金と殺しと女の話をする...
まさにマフィアのオールドスタイルを地で行く作品である。
フランク・シーランという実在の人物の人生を描いた作品であり、ジミー・ホッファというアメリカの労働組合指導者の失踪事件に対する一つのアンサーを提示している作品である。
フランクは第二次世界大戦にて兵役についた後、トラック運転手となり、その後マフィアの仕事を請け負うようになる。その後、フランクは組合の支部長となり権力を手にすると共に殺しをエスカレートさせていく...というストーリーである。
ロバート・デ・ニーロがとにかく渋い。そして、アル・パチーノもいい味を出している。
この映画を観て、労働組合(というかマフィア)による利権争いにおける妨害行為の過激さを思い知った。話では聞いていたが、「ここまでやる...?!」というくらい呆気に取られた。
政治とマフィアが大っぴらにつるんでいた時代、そしてマフィアのドンがテレビに出るような時代の雰囲気を知れたことも大きな収穫だった。
マフィア映画が好きな人、50年代から70年代にかけてのアメリカの雰囲気が好きな人、ロバート・デ・ニーロが好きな人はぜひ観た方が良い。
ウィスキーとか焼酎を片手に、夕方に観ることをオススメする。
剣と魔法と神秘|「ウィッチャー」
次に紹介したい作品は「ウィッチャー」である。
人間を始め、エルフ、ドワーフ等の非人間族が暮らし、魔法や呪いがある世界に於いて、変異体(ミュータント)のゲラルトが、陰謀と策略が渦巻く戦国の世で、運命に導かれるように戦い続ける... というのがざっくりとしたあらすじである。
実は以前このアカウントの共同執筆者であるkoboくんから、「ウィッチャーというゲームが面白い」という話は聞いていたので、いつか触れてみたいと考えていたのだが、オリジナル作品としてNETFLIXにて公開されていたので鑑賞した次第である。
一言でいえば、「世界観と展開が超サイコー!」な作品である。
魔法と陰謀と各権力者の思惑が渦巻く世界の中で、凄腕剣士のゲラルトが己の道を突き進む姿は観ていて清々しい。
人間がハリネズミになる呪いをかけられていたり? 魔法学校の試練に合格しなかった生徒は全員ナメクジに変えられてしまったり? なんかこう、頭では理解できない状況やら場面が時たま出てくるので、何度もストーリーを見返しながら咀嚼した作品であった。
例えるならば、魔法と呪いと闇要素強めのゲーム・オブ・スローンズといっても過言ではないのではないかと思う。
ストーリーの時系列も、かなり前後しつつ進むので、謎解き要素もある作品である。ぜひ沢山の人に観て欲しい作品である。
キレッキレの戦闘とかっちょいい女戦士|「オールド・ガード」
最後にご紹介する作品は、「オールド・ガード」という作品である。
不死身の戦士で、その膨大な経験を生かして人々を助けるために何世紀も活躍している4人の戦士と、新たに不死身の戦士となった女性の海兵隊員の物語である。
この作品を見始めた時、「え...女隊長めちゃかっこええやん!!!!」という感想を抱いた。
不死身の戦士団を率いている隊長がいるのだが、名前をアンディという。戦斧のようなものを使って闘うのだが、鍛え上げられた身体と無駄のない戦闘技術に惚れ惚れしてしまった。
不死身の戦士たちは、基本的に「自分たちなりの正義」を信じて、何千年もの間戦いを続けているのだが、実は思わぬところで大きな貢献をしていたことがラストシーンで明かされる。「うぉおおお」と興奮してしまうので、ぜひ最後まで観て欲しい作品である。
マーベルだったりDCの作品が好きな人にオススメしたいし、"ヒーローもの"の新しい境地がみれると思うので、ヒーローが好き/好きだった大人たちにオススメしたい作品である。
おわりに
ここで取り上げた三つの作品は、あくまでも私の感覚にフィットした作品たちである。NETFLIXでは膨大な作品を鑑賞することが出来る。ぜひ、あなたもワクワクするような作品に出会えるよう願っている。
映像作品を観ていると、自分が登場人物たちの世界に入り込んで一緒に冒険をしている気分になれる。私にとって映像作品とは、知らない世界に入り込むことが出来る手段の一つなのかもしれない。皆さんにとって「映像作品」とはどのような存在だろうか? ぜひ気が向いたら、この記事のコメント欄に記入頂ければと思う。では、また。
(taro)
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