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【信州コンシェルジュ体験記⑨】山ノ内町/SUP体験

こんにちは!工房信州の家です。
この記事は、フォレストコーポレーションが5年前から実施している「信州コンシェルジュ」の体験レポート第9弾。
今回はSUPの体験に行ってきました!

信州コンシェルジュって?

信州コンシェルジュとは、
『信州で「信州らしい暮らし」を提案している私たちが、信州のことを誰よりも知っていたい。信州のプロフェッショナル、信州のコンシェルジュになろう。』そんな想いから始まったプログラム。
信州らしいアクティビティを体験しに行ったり、信州に根差し、信州を楽しんでいるプロに会いに行きます。


今回の取材先

湯本 祐太郎様

経歴
長野県山ノ内町出身。学生時代はスキークロスやアルペンスキーなどスキーレーサーとして活動、その後、志賀高原にてスキーインストラクターや群馬県みなかみ町でアウトドアの体験ガイドを経て “合同会社MOUNTAIN DISCOVERY”を立ち上げられました。現在は、千曲川や志賀高原の自然を使ったSUPや川下りなどのアクティビティの体験コースを企画し、インストラクターとして楽しさを広めています。
 

活動を始めたきっかけ

志賀高原はウィンタースポーツで有名で冬を楽しむことはできます。しかし、夏の過ごし方はあまりなく、退屈でした。30歳の頃、群馬県みなかみ町でラフティングやキャニオニングといったウォータースポーツを体験したのがきっかけで、“大きな大人でも志賀高原を通年楽しめるように”と志賀高原の川や千曲川を使ったウォータースポーツの体験ガイドの活動を始めました。

SUPを体験

千曲川をSUPで5km下る体験をしました。

そもそもSUPとは、スタンドアップパドルボードの略で、ハワイ発祥のウォーターアクティビティーです。サーフボードより少し大きいボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進みます。

 ボードに立って漕いだり、座って漕いだり、寝転んだり、いろんな体勢で楽しめました。川の流れに身を任せていると、大きな空や山並みを全身で感じることができます。

バランスをとるのが難しく、ボードがひっくり返って川に落ちてしまっても、みんなで盛り上がって楽しめました。

川の中でも場所によっては汚れているところだけではなくきれいなところもあり、ただ濁っていると思っていた身近な千曲川の意外な一面が知れました。

行政も巻き込んだ千曲川の利用方法

活動当初は千曲川でSUPやカヌーを行っていると地元の方から「誰の許可を得て千曲川を使っているのか」といわれることがありました。しかし今では長野市から飯山市まで連携して、千曲川沿いのおおよそ3kmごとに船着き場が建設中です。千曲川は1級河川なので、誰でもそこを使って気軽にSUPやカヌーを楽しむことができます。

体験してみて

千曲川はどっち方面へ流れているのか。そこを知ることからだったのが衝撃的でした。
普段何気なく見ている景色のことを自分たちは何も知りませんでした。自然の楽しみ方といえば登山、冬はスキーやスノーボード、浅い川で遊ぶというのはありましたが、千曲川のような大きな川を楽しめるということに気づくことができ、長野県の自然の満喫の仕方が広がりました。

志賀高原の自然を誰でもふらっとに楽しめるようにしたい

「今、体験に来る方は地元の方と県外の方が半々の状態です。休憩所や、道具、周囲の方の理解がより浸透し、誰でも気軽に自然を楽しめる環境を整えていきたい。そして四季とともに移り変わる自然を多くの人、特に地元の人に体験してほしい。」とお話してくださいました。
 
自然を楽しむアクティビテイ―、一度体験してみませんか?

会社名:合同会社 MOUNTAIN DISCOVERY
代表:湯本 祐太郎 
事業内容:アウトドア・アクティビティー、スポーツデパートメント、イベント等
HP:https://www.mountaindiscovery.jp/