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強くなるために−初心者編−

はじめに

こんにちは、コビトカバです。
今回は「ランク戦でプラチナ・レジェンドまでは上がれるけどキングになるのが難しい人」に向けた記事ですので、中上級者の方は回れ右🤲

タイトルに「強くなるために」とありますが、「強い」という表現は非常に曖昧なもので、何を持ってその人の強さを測るかは色々ありますよね。例えば「KCで上位に入る」や「ある大会で優勝する」など。その中で今回は、「ランク戦でデュエルキングになること」に焦点を当て、デュエルキングになるための方法について書いていきます。

ランク戦について

まずは現在のランク戦の仕組みについておさらいしておきましょう。ルーキーランクから始まり、勝ち進むと

・ルーキー(1〜7)
・シルバー(1〜7)
・ゴールド(1〜7)
・プラチナ(1〜7)
・レジェンド(1〜3)
・デュエルキング

の順に昇格していきます。
プラチナまでのランク帯にはそれぞれ1〜7の7ランクが存在し、レジェンドランクのみ1〜3の3ランクで構成されています。
現在、プラチナ帯まではどんなに負けても降格システムが無くなったので、根気強く試合数をこなせば誰でもレジェンド帯までは上がれるようになっています。しかしレジェンド帯からは3連敗すると降格、さらにデュエルキングになるためにはレジェンドランク3にいる状態で5連勝する必要があり、ここで苦しめられてるプレイヤーも多いのではないでしょうか。

勝つための方法論-デッキ選択編-

こうしたランク戦の現状を踏まえ、デュエルキングになるために必要なことが1つ読み取れます。
それは「5連勝でき、かつ3連敗しにくいデッキを使うこと」です。当たり前のように思うかもしれませんが、これは非常に大切なことで、2回に1回事故るようなデッキを使っていては確率の壁を超えない限りデュエルキングにはなれないのです。

例えば、20枚の中に初動となり得るカードが6枚入っているデッキを使うとします。この6枚のカードが先行初手4枚に1枚も来ない確率は約20%です。このいわゆる「事故」が3回連続で起きる確率はわずか0.8%です。
一方、初動となり得るカードが3枚しか入っていないデッキの場合、初手に初動のカードが来ない事故率は50%なので3回連続でそれが起きる確率は12.5%です。
このように、「3連敗してはならない」という条件のもとでは、どのデッキを使うかの時点で既に差がついています。デュエルキングになることが目的なら、ランク戦では絶対に事故率の低いデッキを使うべきなのです。
具体的には、自分が「このカードが初手にあったら嬉しい!」と思えるカードが20枚デッキの中に最低6枚はあるようにデッキを組みましょう。
「環境トップのデッキが組めない!」という人は、ひと昔前の環境デッキを組むことをオススメします。デッキパワーは若干下がりますが、初動札が6枚以上あるデッキならデュエルキングになるだけのパワー・ポテンシャルは十分あります。

勝つための方法論-自由枠編-

前の章で事故率の低いデッキを選択するべきという話をしました。ここではそのデッキの自由枠に何を入れるかについて書いていきます。

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2019年9月現在、堕天使というテーマが流行っていますよね。イシュタムやマスティマ対策で自由枠に透破抜きを入れよう!と考えているそこのあなた。

今すぐやめましょう。

ランク戦というのは同じランクにいる不特定多数の人間によるランダムマッチングで、KCカップ以上に環境にバラつきが生じます。そのため特定のデッキに対するメタカードというのは大抵腐ります。仮に堕天使が全体の30%いたとしても、残りの70%のデッキ相手に使えないカードを入れれば入れる程全体の勝率は下がります。ランク戦で苦しんでいる皆さんなら身に染みて分かると思いますが、月後半のランク戦というのは魔境です。
EXデッキが2枚しかない六武衆
謎の30枚メタファイズ
暗闇を吸い込むマジックミラーを入れた堕天使が平気でいる環境です。

ランク戦では「自由枠は無難に丸く」がモットーです。もし堕天使を見たいなら分断の壁や波紋のバリア-ウェーブ・フォース-など他のデッキにも使えるカードにしておきましょう。

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勝つための方法論-初期設定編-

この章では勝敗に関わるゲーム内の設定について書いていきます。と思っていたのですが、2018年・2019年度遊戯王デュエルリンクス日本代表のつんつんさんという方が既に動画にまとめていたので、こちらをご覧ください。

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勝つための方法論-プレイング編-

カードゲームをプレイする多くの人は「プレイングが上手くなりたい!」と考えます。しかし、様々なカードゲームで実績を残したJ-Speedさんという方の言葉を借りれば、「プレイングに上手いも下手もない。あるのは正解だけ」なのです。

私は正直、事故率の低い「強いデッキ」を使えば誰でもデュエルキングになることができると考えています。そこには「上手いプレイング」なんてものは必要ではなく、「普通のプレイング」だけで十分なのです。しかしその「普通のプレイング」、すなわち「この場面ではこのように動く」といった言わば強い人たちにとっての「正解」が知らない人からすれば「上手いプレイング」に見えているだけなのです。この知識の差を埋めることこそが「プレイングの改善」の第一歩だと私は考えます。
ではこの知識の差を埋めるためにどうすればいいか?1つの答えは、強い人の試合を見て真似ることです。自力で「正解のプレイング」に辿り着ける人はそう多くありません。動画やブログで情報が簡単に手に入る時代ですから、強い人の思考を吸収し真似ることこそが「プレイング改善」の最短ルートなのです。
私は高校時代、某T進という予備校に通っていましたが、そこでこんな教訓を教わりました。

「受験勉強で一番やってはいけないことは自力で苦手克服。自力で克服できるなら最初から苦手になってない。

半ば宗教じみてますが、中々的を得た言葉だと思います。自力で正解のプレイングを見つけられるなら、きっともうデュエルキングになれています。
ちなみに私は1年前、つんつんさんの「vs害悪を研究する生放送」を何回も見直して砂時計・伏せ読みを勉強しました。自分が強くなれた原点の動画です。URLを載せておきますね。

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https://youtu.be/JE2fa0e4bpU

おわりに

これまでの内容をまとめるとこんな感じです。
①事故率の低いデッキを使う
②自由枠は無難に丸く
③正しいプレイングを磨くには強い人のプレイを真似る

デュエルキングになるための方法をデッキ選択・自由枠・初期設定・プレイングの4つの観点から説明してきました。それでもやはりカードゲームですので、多少の運は絡みます。連敗して降格したとしても、楽しみながらデュエルをすることがキングになる一番の近道かもしれません。
記事を読んでの感想や意見、また細かいプレイングのことで質問があれば是非リプやDMにて教えていただけると幸いです。
では次の記事でお会いしましょう👋


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