いよいよ出産!!
こんにちは。
不妊治療を経て、陽性確認後もいくつもの壁を乗り越え到達した37w。
いよいよ我が子とのご対面です!
※私の治療歴や、このnoteの意図については下記の記事をご覧いただけたらと思います。
※私はお医者さんでも助産師さんでも看護師さんでもありませんので、専門的なことは分かりません。また、費用や治療の考え方もクリニックによって幅があると思うので、あくまで筆者自身の体験記であることご留意ください。
予定帝王切開
双子であっても条件が揃えば自然分娩は可能ですが、私自身小柄な体型でもともと先生からも帝王切開がおすすめと言われていたのでわりと序盤からそのつもりで準備を進めていました。
予定日の3ヶ月ほど前になると、予定帝王切開ということで37wの好きな日で予約が取れたので、自分の体が苦しかった私は37wの1番早く手術ができる日程を選びました。
最終的には2人とも逆子になっていたので、仮に自然分娩希望だったとしても帝王切開になったと思います。
手術前日
身体中のあちこちの痛みとお腹の重みと苦しさとで満身創痍になりながらもようやく迎えた37w。それまでの数週間は、とにかくしんどいので早く手術の日が来てほしいと願う気持ちと、手術でお腹を切ることに対する恐怖とのせめぎ合いの日々でした。
そして迎えた予定帝王切開の前日。いよいよ入院です。どきどき。
この日は、昼食・夕食は制限なし、21時からは食べ物禁止でした。
21時以降〜翌日9時までにできるだけ飲み干してねと、OS-1、アルジネードウォーター、果汁100%グレープジュースの3本セットを渡されました。普段あまり水分を摂らないので飲み切れるか不安・・・
絶対に美味しいグレープジュースは明日のお楽しみに取っておくとして、まずは謎のアルジネードウォーターから攻めることに。
おいしくはないけど、まずくもない、許容範囲。わりとすぐ飲みきれた。
OS-1は頑張って夜のうちに半分くらい飲んでおき残りは翌日の自分に任せることにしました。
あ〜いよいよ明日か。と、これまでの不妊治療のことや妊娠期間中のしんどかったこと、この期間中に触れた人の優しさなど様々なことが思い出されると同時に不安な気持ちも押し寄せて、涙が止まらなくなりました。
夫にLINEをしたり、Xに気持ちを書き込んだりして心を落ち着けようとしましたが、妊婦メンタルも相まって涙が勝手に溢れてくる。
明日がくるのが本当に怖いけど、ツインズにようやく会えると思いなんとか眠りにつきました。
手術当日
起床するなり残りのOS-1に手をつけ、9時までの残り時間を見ながら楽しみに取っておいたグレープジュースまで飲み干しました。
手術は11時。
それまでの時間、気持ちを落ち着かせるため普段のルーティーン通りZIPを見ることに。
いよいよこの大きなお腹や胎動ともさよなら。嬉しいような、寂しいような。
体はラクになりたいけど、意識がある中でお腹を切られるのが怖すぎる。
ついに時間になり、助産師さんと夫と合流して手術室へ向かいます。この時すでに半べそ。
手術室前で夫とお別れ。恐怖と不安で涙が止まらない。
手術室に入ってからも助産師さんが気を紛らわそうといろいろ話しかけてくれるけど、それどころではない。。
台に上がり麻酔の準備が進められながらもずっと泣いていて、痛い?と何度も質問させてしまったのですが、痛いのではなくてとにかく怖かった。
先生がお腹の辺りをなにやら作業しているのはわかったのですが、何をしているのかは見えないし、麻酔科の先生が「始まってますよ〜」と声かけしてくれて、え?もう?切ってるの!?とちょっとだけ拍子抜け。もっと切られてる感覚わかるのかと想像していたけれど、何かされてるのはわかるけどどういう作業かは全然伝わらないという感覚だったので、ようやくすこし恐怖がやわらぎました。
それから少しして、1人目が取り出されました。
想像していたよりもかわいらしい声で、元気に泣いていました。
その1分後に、続いて2人目。
こちらは臍帯卵膜付着の子でしたが、無事に元気な産声をあげてくれました。
2人の声を聞いた瞬間、喜びと安堵と、本当に生まれたんだ・・という思いが溢れてまた涙が止まらなくなりました。
生まれた直後それぞれの手を触らせてもらったのですが、本当に小さくてふにゃふにゃでかわいくて。
無事に生まれてきてくれて、ありがとう。
処置を終え手術室前で夫と合流し、私頑張ったよ、と涙を流しながら部屋に運ばれました。
ちなみに性別は、13wの胎児スクリーニングで言われた通り、2人とも女の子でした。
術後
部屋で夫と面会したあと、寒さで体が震え始めました。
手術で出血してるからだよと教えてもらいひと安心。
そのあとは数回、突然の気持ち悪さがやってきて吐いたり、傷口というよりおへそ下のお腹の中がかなり痛んでつらくなってきて、30分おきくらいに助産師産が様子を見にきてくれたのですが、悪露を出すためか毎回下腹部をぎゅーっと押されるのがものすごく痛かった。。
途中なぜか鼻が詰まり、口呼吸になったせいで喉はカラカラ。術後3時間くらいは水が飲めなかったのでとにかく早くその3時間が過ぎることを願っていました。
気を紛らわせるために家族や友人にLINEをしたら、もうLINEできるの!?と驚かれました。
その夜、双子のお姉ちゃんが部屋に運ばれてきて、ベッドに横たわる私の腕の中に置いてもらうことができました。
妹ちゃんは生まれてすぐNICUに行ってしまったのでお姉ちゃんだけですが、初めて見る我が子は想像していたよりも小さくてかわいくて愛おしくて、こんな幸せなことってあるんだなとまた涙が止まらなくなりました。
この日は無事に我が子対面できた喜びのせいか麻酔などの処置のせいか覚醒していてなかなか寝られず、遅くまでスマホをぽとぽちしてようやく眠りにつきました。
それではまた。