見出し画像

ノーサイド・ゲーム 池井戸潤 作品にありがちなこと。おもろい部分を教えます。

小学校の頃、こんな経験ありませんでしたか?

スキだから、からかってしまう

スキだから、話しまくってしまう

スキだから、リコーダーを盗んでぺろんちょ…

するわけありませんね…?(笑)


池井戸潤原作ドラマは、いつも展開が予想できます。

父「どうせ、終盤逆転やろ?」

僕「せやな、どーせ逆転や」

心の声(逆転キタァー!)

いつも終盤の展開に震えてしまうファンだからこそ、「池井戸潤作品」(ドラマ版)を斬りたい。

まるで鞘から出した日本刀を振り回す侍が、この記事の僕です。
(自作小説・ヒョーイザムライ

現代版水戸黄門、日曜劇場の池井戸潤作品(以下、潤作)を

ブッタ斬ります!

池井戸潤作品を知らない方でも楽しんでいただけるように書きますので、読んでみてください!


【筆者・喜多の自己紹介】あらゆるジャンルの記事を書くブロガー・小説家。国家公務員、経営者団体を経て、現在は営業マン。座右の銘は「人生は喜劇!喜怒哀楽全てエンタメに昇華!」自己紹介はこちら!


<進研ゼミの漫画と似ている>


日曜劇場で放映が始まった池井戸潤原作ドラマの「ノーサイド・ゲーム」

この記事では、内容にはあまり触れませんが、企業経営と社会人スポーツをテーマにしている点は、「ルーズヴェルト・ゲーム」にも似ていますね。

潤作の特徴は至ってシンプルです。

基本的に物語の冒頭で、明確な敵と、主人公たちが置かれている苦境を描きます。

中盤では一難去ってまた一難を繰り返し、最後に爽快な結末が、「おいでおいで」と待ちわびています。

結末はわかります。
ノーサイド・ゲームならば、アストロズは優勝して、主人公の君嶋(大泉洋)は本社に返り咲くのでしょう。

原作は読んでいませんが、たぶんそうです。


始めは何もかもうまくいかないけど、結局すべてうまくいく、まさに、進研ゼミのマンガと似ています。


<社員の仲が良すぎ・ガッツポーズしすぎ>



「下町ロケット」や「陸王」では、耐久性の数値を確かめる実験シーンがありました。


開発職社員
「だめです!耐久性が …(数値) を越えません」

「なぜなんだ!?」

→みんなで頭を抱えて、何度も試行錯誤


→次週
「数値が越えました!!」

「うお~~!」

社員50名ほどが、数値結果をみて、抱き合って喜びます。

画像1


さて、何か違和感がありませんか?

ぼくは前職が公務員、現職も半官半民なので、民間企業で働いた経験がないのですが、実際、あんなに抱き合うものなのでしょうか?

まさに阪神の矢野ガッツを髣髴とさせるほど喜ぶのが、潤作の登場人物たちです。

画像2

画像3



<挿入歌の挿入場所が絶妙>


ノーサイド・ゲームでは、米津玄師さんの「馬と鹿」が主題歌に起用されています。


陸王では、Little Glee Monsterが歌う「Jupiter(ジュピター)」が印象的でした。

劇中の重要な場面で、

Every day I listen to my heart ひとりじゃない 深い胸の奥でつながってる~

と流れ出すのです。

どの場面で劇中歌が流れるのか。

来る?

来る?

そんなドキドキがありました。

踊る大捜査線の終盤で、

「サンバディトゥナイ」まだかな~

と、サンバデ待機するのと似ていますね(笑)

画像4

「La La La Love Somebody tonight」


踊る大捜査線といえば、スリーアミーゴス。

画像5

ぼくは彼らが大好きです。

上司というのは、普段は温厚でおもしろく、いざと言うときは頼りになる!のが理想だと感じています。残念ながら、現職はそうではありませんが(笑)

上司がスリーアミーゴスみたいだったらな、と愚痴っても、現実は変わらないので、早く個人事業主になって自由に働きたいものです。


<嫁が基本、超絶美人>

「半沢直樹」では、上戸彩さんが奥様役を務めていましたが、がノーサイド・ゲームでは松たか子さんが主人公の奥様役です。

画像6

松たか子さんは「HERO」でキムタクに振り回されてるところがキュンとしましたが、今作でも美しさは健在です。


下町ロケットの主人公・佃航平はバツイチでしたが、元妻の和泉沙耶さんも美魔女でしたね。

ちなみに美魔女といえば、新作のウルトラマンタイガで、新山千春さんが出てきているんですよね!

画像7


あまりに色っぽい…

元旦那は、西武と巨人で活躍したプロ野球選手の黒田選手です。

余談ですが、ぼくが所属していた少年野球チームは、黒田選手の出身チームでして、1度だけ練習をみにきてくれたことがあります!



<敵役が清々しいほど憎たらしい>

潤作で最も有名な「半沢直樹」は、香川照之さんが演じる、敵役の大和田常務の活躍が話題になりました。


画像8

顔芸と言われるほどの威圧感と、雰囲気でしたね。

今作のノーサイド・ゲームの敵役は、どうやら上川隆也さんになりそうです!

画像9

上川隆也さんは、「花咲舞が黙ってない」にも出演していましたね。
(杏さんが全然黙らない銀行ドラマです。とにかく銀行業界に切り込むテラー職員がヒロイン)


大河ドラマ「功名が辻」から「シティハンター」まで、多彩な役をこなせるダンディーな俳優です。


<降水確率90%>

潤作は重要シーンで、大雨に打たれがちです。

ADもホースを準備するのに大忙しなのでしょう。

ちなみにロックバンドのUVERworldも、よく雨に打たれるます。

「傘をさすかどうか迷う程の雨 思い切りの無さは僕のようだった」THE OVER
「空から降る黒い雨がこの身濡らし降り止まなくとも」CORE PRIDE
「永い間雨に打たれ過ぎた」Fight For Liberty
「洗い流してくれ その空の涙の雫で」Rainy


ですので、今回の「ノーサイド・ゲーム」でもきっと雨に打たれる。

それか全然オバさんにならない森高千里に「雨」を歌ってもらうのはいかがでしょうか。

画像10

思いきり 泣いて 強く抱かれたいけれど今の私は 遠すぎるあなたが雨は冷たいけど ぬれていたいの思い出も涙も 流すから


こんなミニスカートの似合う美魔女もそうそういません笑


<マネージャーは基本的に可愛い>


ノーサイド・ゲームでは、ラグビーチームのマネージャーに笹本玲奈さんが起用されています。

画像11

この方、大阪の北新地で、見たことがあるのです。

ちなみに北新地では竹内力にも会いました…
今となってはいい思い出です

そしてとにかくかわいいし、元カノに似ている、これは…

おっと、大変です。ただいま速報が入ってきました。

ウィキペディアの情報によると、

笹本玲奈 2017年1月23日、一般男性と結婚

画像12


なぁに!?

やっちまったな!

人妻じゃねえか!


ぼくはめちゃくちゃ好きだった元カノでさえ、結婚してしまい泣く泣く記憶から消そうとしたのです!

人妻はあかん…!

ちなみに、ラグビー部の監督は、逃げ恥やまんぷくでも好演した大谷亮平さんです!

画像13


ルーズヴェルトゲームの監督は、「半沢直樹」にも出ていた手塚とおるさんでした。

画像14

潤作では、監督がいつもいい味を出すので、熱演が楽しみです!



<最後は大逆転しがち>

潤作の主人公が所属する組織は、財務体質がぜい弱なことが多いです。

資金が尽きることが多く、廃部、廃店、左遷のバーゲンセール。

画像15

水面下で買収が進んだりもします。


そんなピンチに次ぐピンチの連続でも、潤作の主人公は諦めません。

むしろ、踏まれれば踏まれるほど。

苦境に陥れば陥るほど、

彼らは真価を発揮するのです。


そして、悔しさを糧にして、最後には大逆転を果たします。
それこそ、潤作のカタルシスなのです。


ノーサイド・ゲームの第1話でも、大泉洋演じる君嶋は、こう言いました。

「このまま終わるのは嫌だ。
何度も何度も跳ね返されながら、このままなんの役にも立たず、ただのお荷物になって終わるのは嫌だと思った。

本気でぶつかってくれる君たちと戦いたい
わたしと同じく、どん底であえぐ君たちと戦いたいと思ったのだ」


君嶋は、ラグビー部の選手たちとともに、経営とスポーツの両立に挑むのです。


<サラリーマンのストレスが溜まりにたまった時代だからこそ>


潤作の基本的なテーマは、

屈辱・努力・チームの勝利

だと思います。

このような描き方はまるで少年ジャンプのようです。

そして、なぜ潤作が世間から受け入れられるかというと、それほど社会のストレスが溜まっていると思うのです。

老後資金は不足、年金は当てにならない、
給与は上がらず、残業代はカット…

サラリーマンはもう疲弊しきっています。

ぼくもそうなんです。

まだ3年少ししかサラリーマンをしていませんが、残り40,50年この生活を続けるなんて考えられません。


クソッタレな上司、理不尽な指示、定まらない指揮系統、上がらない賃金、上がり続ける税負担..

だからこそ、人々は発散したいのです。
スカッと爽快な物語がみたいのです。


ぼくもいつか日曜劇場で自分の作品を放映したいと思っています。

もちろん、今は潤作のような素晴らしい作品は書けません。

しかし、下積み時代と思い、もう少しサラリーマンとして働きます。

そして、悔しさと屈辱を、もっと蓄積させて、
サラリーマンが最高にスカッとする物語を作るのです!!!


今後もみなさんに楽しんでいただけて、気付きがあるような作品を書いていきますので、よろしくお願いします。


貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!

私の記事は、いかがでしたか。
このブログは、令和のこち亀をモットーに
コメディ、サブカル、お仕事、経済、雑学、ノウハウ、自己啓発
などオールジャンルの内容を投稿しております!

興味を持っていただいた方は、
このブログをブックマークし、また読みに来てください^^



【LINEスタンプとエンタメ小説のご案内】

ぼくのブログにスキを押していただけたら、とあるスタンプが登場します!

「おーるおっけーありがとう!」「フル価値観」「ゆうたらにこいちや!」
「大満足」「寒すぎて汗かく」「ペロンチョして?」「うまメシは任せろ」
迷言で、毎日を愉快に^^

LINEスタンプも絶賛、発売中です!

https://store.line.me/stickershop/product/10818331

御意!ご武運を!かたじけない!いかんですよ!
委細承知仕った。是非に及ばず。あっぱれ!
武士になった気持ちになれるスタンプはこちら!

https://store.line.me/stickershop/product/12049242

https://note.com/kobelupin08/n/n68bcae0af148



<作品紹介>

現在、社会人とスポーツが融合する作品を書いております。

☆全ての社会人に捧げる、一度終わった男の再生譚☆
戦力外通告を受けたプロ野球選手を描く小説も書いています。
↓よければ読んでみてください^^↓ 

冒頭で紹介した、100万回のすみませんは、こちらの記事です!
よければよんでみてください!

物語を学ぶことで、人生の真髄に触れることができます!

コメディの真骨頂はこちらの記事です!確定申告がまさかの

こちらがコメディ集のマガジンです!よければフォローお願いします!


いいなと思ったら応援しよう!

喜多ばぐじ 🔥(トッシー)
国家公務員⇒経営者団体⇒民間企業で営業 人生は喜劇を合言葉にブログ毎日投稿 全ての経験をコメディ・ノウハウに昇華! 【野望・展望】 ワクワク・笑顔・本質の捉え方を届ける! 創作=エンタメ映画製作 お仕事改革=教育システム構築 サポートのお金は皆様を笑顔にする事業の資金にします!