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歌手は花火師だ! 胸を打つ音楽とは?
♪春色の汽車に乗って 海に連れて行ってよ♪
イケメンじゃなかったらストーカーだったほどの、新幹線待ち伏せアタックで堀北真希さんを射止めた必殺仕事人・山本耕史さんを思い出した報道が、元AKBの篠田麻里子さんの交際0日婚でした。
<アイドル楽曲は、消費される音楽?>
(この記事では女性アイドルに焦点を当てておりますが、ジャニーズやEXILE系など男性アイドルにも通じるところはあると思います)
私は2,3年前までは、若くて可愛いアイドルがミニスカートで踊る姿が好きでした。握手会にも行ったことがあります。
しかし、最近はもうついていけなくなってきているのです。
乃木坂、けやき坂、NMB…
大量生産されるアイドルソングがお腹いっぱいになってきているのかもしれません。
若い彼女たちより、全然オバさんにならない森高千里さんの方が応援したいと思うのです。
*森高千里さんについて語り始めると日が暮れてしまうので、また後日...
そして、こんな風に思うのです。
最近の音楽、特に時代を風靡するアイドル楽曲は、
消費される音楽ではないのか、と。
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<アイドルに求めるものとは>
私たち大衆は、若いアイドルに何を求めているのでしょうか。
癒やし、元気を与えてくれるメッセージ性、端麗な容姿なのかもしれません。
しかし、「若さ」と「容姿」だけで、芸能界で活躍し続けることは不可能です。
若くて可愛いだけなら、次々と若いアイドルが登場するのです。
男性アイドルのジャニーズでも、年をとれば、容姿以外の魅力で勝負していかないといけないのです。
昨今の大衆アイドルの火付け役といえば、約10年前に一斉を風靡したAKB48でした。
あの頃、高校生だった私は友人達と、
「俺は、あっちゃん!」「俺はゆうこりん!」「アホかまりこさまや」と拳、もとい、激論を交わしていました。
初期の主力メンバーは、前田敦子さん、大島優子さん、小島さん、篠田さん、板野さん、渡辺さん、高橋さんらですが、最近では、結婚や熱愛発覚くらいしかメディアに出てこなくなってしまいました。
いや、指原さんは、現在最も脂が乗っているのではないでしょうか。
当時、容姿では、絶賛されているとはいいがたく、熱愛報道などで苦労もしたようです。
しかし、ウィットと機知に富んだトーク力で、生き残るのは難しい芸能界で、現在も大活躍しています。
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<時代を越える名曲やアーティストは再利用される>
私は先ほど、消費される音楽、という表現を使いました。
消費、というのは、使えばなくなるという意味です。
その点、時代を越える名曲やアーティストは、何十年、何世代にも渡って語り継がれていくのです。
言い換えれば、再利用、といってもいいかもしれません。
父が聞いていた影響もあり、物心ついた時から聞いていたアーティストは、
ミスチル、GLAY、バンプオブチキン、ポルノグラフィティ、などです。
彼らは、私が生まれる前後にはもう活動を開始していて、物心ついたときから今日までずっと好きです。
サザンオールスターズに至っては、私が生まれる遙か昔から結成されており、
昨年度の紅白歌合戦では、「勝手にシンドバット」で会場を盛り上げました。
あらゆる世代が口ずさめる楽曲、さすがサザンオールスターズです。
アイドルのカテゴリーでも、昭和の大アイドル・松田聖子さんの名曲もあらゆる世代が口ずさめる楽曲です。
「赤いスイートピー」
♪春色の汽車に乗って…
春色がどんな色なのか、想像をかきたてられますね。
最近流行っている大勢のアイドルの曲と、往年の松田聖子さんなどの曲を比べると、どうしても見劣りを感じてしまうのです。
もし、私が父になったときに、子供と一緒にAKBグループの楽曲を唄えるのでしょうか?
いや、ミニスカートの大勢の女の子を直視する父の姿は見たくありません。(笑)
そういった意味でも、現代アイドルの楽曲は、「今」に特化して消費される歌なのかもしれない、と思います。
しかし、消費は悪いわけではありません。
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<アーティストは花火師だ>
創作活動をしているアーティストは、花火師と似ているような気がします。
花火は火薬を使用するので、作業には常に危険が伴うので、慎重に、確実に作業を行う必要があります。
一見華やかな花火職人の世界に見えますが、裏は大変地道な努力に支えられているのです。
そして、尺玉一つを作るのに1、2ヵ月の期間を要して、実際に打ち上がるのは約6秒ほどです。
アーティストも同じです。
華やかなステージ、舞台に立つまでに、長い期間を要して準備、練習をします。
練習時間の長さに比べれば、ステージでの輝きは一瞬かもしれません。
しかし、一瞬の輝きのために、花火職人もアーティストは努力をします。
花火は、約10秒で夜空に消えてしまいますが、音楽は消えることはありません。
あまたある音楽の中でも特に、多くの人の心に残る楽曲が、30年、いや100年後の人々の心を打つのかもしれません。
音楽を、消費、再利用という視点で考えてみました。
曲によって、人によって受け取り方はそれぞれですが、参考になれば幸いです。
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