2023(令和5)年が明けました。明けましておめでとうございます。神戸新聞を長年ご覧いただいている読者のみなさんはお気付きですが、毎年正月三が日は、その年の干支(えと)特集が掲載されています。県内各地から干支にまつわるさまざまな記事が紙面を飾ります。
今年の干支は卯(ウサギ)です。新型コロナウイルスの猛威はまだ収まりません。世界中で争いは絶えず、物価高で足元の暮らしも厳しさを増すばかりです。だからこそ、その愛らしい姿に癒やされ、飛躍するイメージにあやかりたいものですね。ド・ローカルがウサギにまつわるエトセトラをお届けします。
仲良く並んでサルが「卯」を描く
癒やし求めファン続々 ラビットカフェ
幸運もたらす四つ葉探して
日本では室町時代、オランダ人が、アナウサギを家畜化したイエウエサギ(カイウサギ)を持ち込み、ウサギの飼育が始まったとされています。広まったのは明治以後といい、食肉用や毛皮として利用されました。最近は、ペットとして人気を集めます。県内の動物園などでも、いろいろな種類を見学したり触れ合ったりすることができる一方、人に飼いならされたイエウエサギとは別に、野生のノウサギも、兵庫の野山に生息しています。
12年前のウサギの干支特集から抜粋しました。どうぞ。
ノウサギは 国内に4種 その生態は
体重3トン 姫路・安志稲荷神社のわらウサギ
ピカピカの白映える出石焼のウサギ
400年のいぶし瓦に元気なウサギ
最後はウサギにまつわる昔話です。
退治された兎を祭る塚 香美町の昔話
<ド・ローカル>
1993年入社。毎年正月三が日に紙面を飾る干支特集は、一体いつから始まったのか調べてみました。スタートは2002年1月1日の紙面でした。以来21年の「定番企画」となっています。各支社総局が毎年、四苦八苦しながら見つけてくる干支特集。その苦労あってお正月紙面ができ、多くの同人がお正月休みをとれるのです。感謝、感謝です。
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