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散つて名残はとめませぬ~今年の桜を振り返る

こんにちは、ぶらっくまです。つい先日まで寒の戻りに震えていたと思ったら、気付けば、ここ神戸はもう葉桜の季節になりました。皆さんがお住まいの地域はどうですか。

神戸新聞では今年も、カメラマンや記者たちが兵庫県内の桜前線を追いかけました。「今年はゆっくり桜を眺められなかった」という人も、写真だけでもお楽しみいただければ。

和の風情/播磨町・野添北公園

撮影・笠原次郎

訪日客も笑顔/姫路市・姫路城

撮影・辰巳直之

コウノトリと共演/豊岡市日高町

撮影・丸山桃奈

夜は別の顔/丹波市氷上町・加古川沿い

撮影・秋山亮太(13秒露光)

夜の桜堤/丹波市春日町・柚津川沿い

撮影・秋山亮太

樹齢300年超、降り注ぐ白/佐用町・光福寺

撮影・辰巳直之

薄桃のトンネル/丹波篠山市西岡屋・有居地区

撮影・秋山亮太

シダレザクラのドーム/新温泉町・泰雲寺

撮影・風斗雅博

夜桜あでやか/神戸市・王子動物園

撮影・風斗雅博

しっとり 霧に煙るエドヒガン/川西市黒川

撮影・小林良多

「桜の海」に浮かぶ車/丹波市市島町・大杉ダム自然公園

撮影・伊藤颯真

地表を染めて/南あわじ市・諭鶴羽ダム

撮影・小林良多

川面に揺れる/稲美町

撮影・笠原次郎

〈ぶらっくま〉
今年の桜を振り返る写真の数々、いかがだったでしょう。「もうちょっと見たかったな」と思わせるはかなさも桜の魅力ですよね。私事ですが先日、朝刊の「デスク日誌」という小さなコラム欄で好きな桜の歌を紹介しました。俵万智さんの作で、ご存じの方も多いでしょう。
さくらさくら さくら咲き初め咲き終わり なにもなかったような公園
一気に咲き誇り、パッと散ってしまう桜の魅力を見事に表していますよね。
ちなみに今回のタイトルの「散つて名残は~」は中原中也の「はるかぜ」という詩の一節です。こちらも物悲しさを含んだ素敵な詩です。