みなさん、お元気ですか。ぶらっくまです。ここ神戸の有馬温泉では7月13、14日の2日間 将棋の藤井聡太王位(20=竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖との七冠)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける「第64期王位戦」7番勝負の第2局が指されました。
結果はご存じの方もいるでしょうが、2日目の14日午後5時9分、後手番の藤井王位が98手までで勝ち、愛知での第1局に続いて連勝。対戦成績を2勝0敗とし、4連覇に向け弾みをつけました。
王位戦の主催社である神戸新聞でも電子版「神戸新聞NEXT」(王位戦の特集ページもあります)や新聞紙面で、対局の速報や当日の「勝負めし」「勝負おやつ」などさまざまな話題を報じました。
「勝負めし」や「勝負おやつ」はすっかりタイトル戦の定番コンテンツになった感がありますが、今回は藤井王位の〝勝負ファッション〟にも注目が集まりました。
ファンと交流 将棋・王位戦第2局、神戸で前夜祭
藤井王位 ファンにもらった「神戸タータン」柄ネクタイで登場
ネクタイといい、アマの免状といい、藤井王位は若くしてファンサ(ファンサービス)精神が素晴らしいですね。ファンも推しがいがありますね(オタク目線)。SNSを見ると「神戸タータン、初めて知った」といった投稿も目に付きました。認知度アップに貢献していただき、神戸市民としてもうれしいです。
みなさんは神戸タータン、ご存じでしたか?ネット上では神戸タータンの普及を目指す「神戸タータン協議会」のサイトのほか、オンラインショップもあるようですので、興味のある方はぜひ。ネクタイだけでなく、いろいろなアイテムがあるんです。
神戸タータンが誕生したのは2016年。翌17年の神戸港開港150年を記念して考案されました。
港の青や六甲の緑──5色の格子柄 シックに「神戸タータン」 /開港150年 市内商業者ら考案
誕生して今年で7年となる神戸タータン。「意外に新しいな」と思った方もおられるでしょう。でも神戸ではすっかりおなじみのデザインなんです。下記はまだ誕生間もない頃の記事ですが、浸透の背景には、品数の多さや、普及の仕組みなどもあります。
神戸タータン ブーム到来!? コラボ商品登場 売り上げ予想の4倍
ファッション関連の小物や文具などのほかにも、実にさまざまな物、場面で神戸タータンが使われています。
以上、神戸新聞を飾った「神戸タータン」の一部をご紹介しました。街角でも、さまざまな場所で神戸タータン柄を目にするようになった気がします。神戸を訪れた際は、あなたお気に入りの神戸タータンが見つかるかもしれませんよ。
〈ぶらっくま〉
1999年入社、神戸出身。神戸タータン柄は、性別を問わず使えそうですよね。私も家の中で「神戸タータン」を探してみたところ、申し訳ないことに、中3の娘のクリアファイルだけでした。遅ればせながら、私もお気に入りの神戸タータンを見つけようと思います。