遊具の定番、滑り台です。鉄棒、ブランコと並んで、学校や公園に必ずといっていいほど置かれています。探してみるとかなり異色のものもあり、播州人3号が紙面に掲載されたユニークな滑り台を集めてみました。
まずはこちらの滑り台です。
注目は、滑り台らしからぬ速度です。
動画投稿サイトでもたびたび取り上げられています。
スピード違反⁉ 絶叫すべり台
全長20メートル、高さ9メートル、傾斜30度
須磨離宮公園 開園から半世紀 名物遊具
たかが滑り台、と侮るなかれ。
「滑り落ちる」というのが経験した者の感想です。
体重のせいなのでしょうか、子どもよりも大人の方が断然スピードが出ます。
わざわざ大人向けの注意書きがあるのも納得します。
足や手を使ってスピードを調整でき、園のアドバスは「自分で考えながら楽しんでほしい」です。
恐すぎるという方には、同じ公園内のアスレチック施設にある滑り台がお薦めです。
兵庫の滑り台といえば、こちらを外すわけにはいけません。
日本一の長さを誇った佐用町の「ビッグスライダー」です。
ふるさと創生事業の1億円を活用して約30年前に整備されましたが、老朽化で姿を消しました。
長さ元日本一 滑り台撤去へ
全長351メートル
老朽化で維持費多額に
20年以上前ですが、初代に挑戦したことがあります。
板の上を滑るのではなく、ローラー状の棒が回転するスタイルのため、薄手のズボンの場合、お尻がかなり痛くなりました。
遊んでいた子どもたちをまねて段ボールを敷くと快適な滑り心地を堪能できました。
あの疾走感を味わえないのは残念ですが、2代目が登場しています。
全長97メートル スリル満点
〝2代目〟ジャンボ滑り台
初代の3分の1とはいえ、約100メートルは十分な長さです。
日本一でなくとも家族連れらを楽しませていることでしょう。
速度や距離だけではありません。その形に注目すれば何ともけったいな(変わった)滑り台もあります。
若手記者にとっては格好のネタになります。
巨大タコ形遊具 阪神間に繁殖!?
全国の公園にも〝生息〟
ほかにもカエルやキリン、貝殻の形をした滑り台が紹介されていました。
無機質な遊具よりも「タコの滑り台」や「カエルのスライダー」の方が特別感が出ますかね。
<播州人3号>
1997年入社。「うんてい」という遊具を覚えてますか?ハシゴを横にしたような形で、ぶら下がりながら両手でつかんで進みます。漢字で書くと「雲梯」と大人になってから知りました。中国で城を攻めるのに使ったはしごをそう呼んだようです。神戸市灘区には最長といわれる雲梯があります。
#滑り台 #スライダー #須磨離宮公園 #絶叫 #日本一 #うんてい