作家・塩田武士さんが描く芸人群像!! 記者時代に執筆した名物企画を紹介します
山田風太郎賞、吉川英治文学新人賞などを受けた新進気鋭の作家、塩田武士さんが、2002年から約10年間の神戸新聞記者時代に手掛けた企画の一つが、「笑いの新星 天下とります」でした。
2008年の3月から9月にかけて夕刊に掲載されたこの企画。「Mー1グランプリ」をきっかけに再燃したお笑いブームの中で、もがき、苦しみながらも、一途に笑いを追求し、名を上げようとギラつく若手芸人のリアルな姿を、軽妙なタッチで描いています。
ジャルジャルや鎌鼬(現かまいたち)、麒麟など、今では誰もが名前を知るメジャーどころから、紆余曲折を経て活動を休止したコンビまで、全25組の青春群像。今回はその中から、塩田さんの後輩記者シャープが選んだ「成り上がりたい2人 鎌鼬」、「ネタ満載の裏目人生 とろサーモン」、「吹き荒れるベタの嵐 安田大サーカス」の3組の記事をご紹介します。
塩田さんが書いた初の署名記事、そして最後の署名記事はこちらから
① 成り上がりたい2人 鎌鼬
ここから先は
2,363字
/
2画像
¥ 200
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる