もともとは宗教の本山や本拠地のある場所を呼ぶための言葉のようですが、文化やスポーツの分野でも多用されています。「聖地」です。「球児たちの―」といえば、兵庫県西宮市の「甲子園球場」を指します。そこまで有名でなくても兵庫には聖地がそろっています。知る人ぞ知る的な聖地を中心に、播州人3号が紹介します。
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オカリナの心地よい音色が森に響くそうです。
オカリナ聖地 フェスけん引
宍粟に全国から愛好家 大集結
会場で手作りの逸品直売 品ぞろえ多さ魅力
アクセスがすごく便利という場所ではありませんが、全国から人が奏者やファンらが集います。
記事中の楽器店など地元の人々が育て上げた「聖地」と言えるでしょう。
高校野球の場合、甲子園だけでなく、もう一つの聖地が兵庫にはあります。
丹波市「女子野球タウン」認定
全日本連盟と市が連携
合宿や教室など誘致へ
女子高校野球の決勝は2年続けて甲子園球場で開催されました。男女にとって「聖地」になっています。
高速神戸駅から新開地駅に向かって地下街を歩けば、軽快なピンポン球の音が聞こえてきます。
「卓球の聖地」と呼ばれる場所です。
高速神戸―新開地間の地下街「メトロこうべ」
〝卓球の聖地〟お色直し完了
床に弾力性、壁は青くさわやかに
マスコットの石像も登場 活性化に期待
特定のブランドの靴ばかりそろえた店があります。
海外からもファンが立ち寄るそうです。
人気靴店 モトコー再整備進み移転
コンバース聖地 新店舗
3番街→4番街 65メートル西へ
広さは3倍に
珍しい競技の聖地も見つかりました。
その場所は、なぜかお寺です。
北欧フィンランド発祥 川西で愛好者集う
モルック〝聖地〟 老若男女が交流
満願寺で全国大会 道具無料レンタルも
<播州人3号>
1997年入社。福崎町出身の民俗学者、柳田国男の生家が町内に残されています。柳田の著作にも登場する小さな木造家屋ですが、実際に訪れ、柳田とその兄弟がここで暮らしたのかと思うと、柱や天井も違ってみえました。生家に限らず、ゆかりの地を訪れる「聖地巡礼」の話題を紙面でも見かけますが、それぞれの場所でファンらが感動しているのでしょう。
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