「東の田園調布(東京)、西の六麓荘(ろくろくそう)町(芦屋市)」。言わずもがな、日本屈指の高級住宅地で、何百、何千坪の敷地を誇る豪邸が数多く並んでいます。高級車2、3台は当たり前、町には景観を守るために「豪邸条例」ならぬものまで存在します。
こんにちはド・ローカルです。今回の投稿は芦屋~神戸の山の手に広がる高級住宅地をご紹介したいと思います。残念ながら、宝くじで100億円くらい当たらないと、この地に住宅を手に入れることはできません。ただ、一体、どんな人が、どのような暮らしをしているのか知りたい! 新聞記者の習性として「ふつふつ」と沸いてきます。
それでは、芦屋から神戸・東灘区、そして関西のビバリーヒルズと呼ばれる高級住宅地3カ所を見ていきましょう。まずは上記写真にある六麓荘町からです。 「Let's 豪邸拝見!」
イメージはヨーロッパの宮殿 芦屋・六麓荘町
取材を重ねれば重ねるほど、あきらめ感が増すのは私だけでしょうか? 高嶺の花とはよく言ったものです。記事にもあるように、六麓荘町の開発は昭和初期ごろからですが、明治期の鉄道開発に合わせ、西隣の神戸市東灘区の御影周辺では競うように豪邸開発が進み、〝日本一の富豪村〟が出現しました。
財界の名士らの大邸宅郡 神戸・東灘区
これまた圧巻です。桁違いぶりがうかがえます。日本経済を牽引した財界の面々がこの地に集積していたのですね。今の住吉山手、御影山手、御影郡家にも、日本一の富豪村の面影を継承する建物が残っています。
さて、最後は趣、歴史はまったく異なりますが、「ビバリーヒルズ」と異名を持つ神戸市北区の高級住宅地をご紹介します。
六甲山の北に位置するビバリーヒルズ 神戸市北区
芦屋、神戸・東灘区、北区の豪邸巡りはいかがだったでしょうか? ごく一部しかご紹介できませんでしたが、大阪のベッドタウン的な街として発展した神戸、阪神間には、明治から昭和期かけ、日本経済を支えた多くの富豪たちの居宅がつくられました。取材ができれば、第2、第3の豪邸訪問リポートをお届けしたいと思います。
ド・ローカル
1993年入社。「富を築いても3代で継承できなくなる」。駆け出し記者の頃、先輩記者からこう教えられました。相続税が巨額で、3代目には支払えず滅亡する、ということではないかと理解していました。取材をすれば、そんなことはなく〝華麗な一族〟は脈々と続いています。継承事業がよほどうまくいっているのか、巧みな税対策を取っているのか。いくら考えても自分に富は回ってきませんが…(笑)
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