駅などの公共スペースに置かれるピアノが増えています。「ストリートピアノ」や「まちかどピアノ」と呼ばれ、だれでも自由に奏でることができます。懐かしのメロディーに足を止めたり、試しに鍵盤に触れてみたりと、見ず知らずの人同士をつなぎます。そんな街角の舞台を播州人3号が紹介します。
誰でも演奏、街角コンサート♪
ストリートピアノ 一曲どうぞ
神戸ハーバーランド地下
最も古い「ストリートピアノ」の記事がこちらでした。
お試しに置いたピアノは市民に親しまれ、常設が決まります。
その後、どんどん台数が増えています。
新聞記事らしからぬ文章に興味を持たれた方はこちらもどうぞ
誰でも自由にピアノ演奏
海岸線全駅に設置
記念イベントあすから開催
神戸市内に3年で30台。
「ストリートピアノの街」を名乗れるほどの勢いです。
中にはこんな豪華なピアノも登場しています。
ホールで活躍した名器「フルコン」2台
至高のピアノ 街角で再出発
神戸・旧居留地など、誰でも演奏可
アマ愛好家「音の響きが別格」
ピアノといえば黒が大半ですが、街中のストリートピアノにはカラフルなものもあります。
けやき台に三田市内初ストリートピアノ
「三田愛」込めた 1台を奏でて
市内育ちのシンガー・ソングライター発案「音楽を通し人と人つながる場に」
「アスピア明石」に新名物♪
見ても楽しい「アスピアノ」
学校の備品 カラフルに再生
置かれる場所もさまざまです。
世界的に活躍する建築家が手掛けた建物なら響きも格別でしょう。
淡路市 夢舞台にストリートピアノ
開業20周年 展望テラス1階に設置
パソナ社員演奏しお披露目
過去記事の「ストリートピアノ」を数えると、兵庫県内で50台ほど設置されているようです。
駅や空港、市役所のほか、JAの直売所など置かれる場所もさまざまです。
神戸や姫路などの都市部だけでなく、日本海側にあるJR香住駅待合室や淡路島にもあります。
これだけ台数が増えれば、こんなチャレンジャーが出るのも当然です。
ピアニストが限界挑戦
1日に何台のストリートピアノ弾ける?
作曲家で大阪音大講師 次郎丸さん
自作の曲「アマビエ」市内巡り21台達成
「食べ歩き」ならぬ「弾き歩き」ですね。
弾く人と聞く人。ピアノを通じた出会いも生まれます。
「日々小論」というコラムで編集委員が取り上げていました。
<播州人3号>
1997年入社。会社近くにストリートピアノが置かれています。通勤途中、クラシックの名曲やジャズ風にアレンジした歌謡曲など熱のこもった演奏に出合えます。先日は深夜に近い時間帯に、人もまばらな地下街で高齢の男性が古い映画のテーマ曲を演奏していました。「なんでこんな時間なのか」や「思い出の映画だったのか」など弾き手のことを想像しながらしっとりとしたメロディーに聞き入りました。
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