イベントをやるはじまりの話
こんにちは、こんばんは。
coffee jam実行委員会です。
本日はこのイベントをやるきっかけについてお話していこうかと思います。
かなり個人的な話を含みますが、当イベントは良いご縁の上で成り立っています。ぜひ聞いてほしいのです。
そもそも実行委員会って?
毎回のイベントは平均して6名ほどで運営しています。
(今回は11名です!多いですね!わいわい!)
コーヒー担当、お菓子担当、ジャズ担当などそれぞれ分担して行っています。
とはいっても毎回メンバーは変わります。
ですが毎回変わらないのが今執筆している統括とジャズ担当であり、私たちは姉弟になります。
私(姉)は神戸女子大学のコーヒーサークルに所属していました。
弟は関西大学ジャズ研究会に所属しております。
関西大学のジャズ喫茶
過去に神女と交流会もやらせて頂いている関係で、たまたま関西大学コーヒー研究会さんと知り合いでした。
紹介したところ、
「同じ分野のサークル同士が一緒になってイベントをやることはあるが、違う分野の同じ大学のサークルがイベントをやるのはなかなかない。」
となり、喫茶あおいさんでジャズ喫茶をやることになりました。
喫茶店を貸し切って、ハンドドリップコーヒーの提供とジャズの生演奏。
始まった瞬間、ジャズとコーヒーの親和性が良いことに気付きました。
喫茶店ではジャズが流れていることが実際多いです。ですからすんなりと入ってくるのです。しかも生演奏でしょう?贅沢すぎますよね。
また、コーヒーは温度によって味が変化します。
普段だとすぐ飲んでしまったり、おしゃべりに夢中になってしまったりしますが、演奏を聴きつつだとその変化と音楽と両方楽しめる訳です。
最高のイベントだと思いませんか?
私は神戸でスペシャルティコーヒーを全く飲んだことがない人にも飲んでもらいたい。コーヒーが飲めるようになる人をもっと増やしたい。
とその思いでサークルを動かしていました。
これは使える。
しかも、神戸はジャズとコーヒーが根強くある。
絶対に神戸でこのイベントをしようと決意しました。
どこでする?0からのスタート
さてここでやりたいとなったは良いものの場所がないんです。
音楽を演奏するためには機材がないといけません。
また、音を出しても怒られない場所でなくてはいけません。
その上コーヒーを提供できるような場所。
大学内で身内を対象にして行うか.…?それかどこか妥協するか....?
えー、もうわからん。
そんな場所ある?やめる?どうする?
そんな迷いの中、いつも通っていた喫茶店のマスターに、
「コーヒーとジャズイベントやりたいんですよ。でも場所が無くて.…」
と愚痴をこぼしました。
するとたまたまそこのマスターが過去に同じようなイベントをやっていたそうなんです。
すぐに当時主催していた人に連絡を取って下さりました。
ありがたい話です。
そのご縁から現在の場所、フラット5でやらせて頂くことになりました。
ジャズをどうやって演奏する?
関西大学コラボイベントでは前半は用意していた演奏、後半はその場でいた人でセッションをしました。
今回はどうしようか。
その時は兵庫県内にジャズサークルの知り合いも少ない状態でした。
横のつながりがあるとはいってもコロナが明け始めたすぐなのでそこまで盛んではありませんでした。
とにかく知り合いのつてをたどって神戸大学さんはバンドを組んで演奏してくれることに。
他の方は初めはどんなイベントなのか、と少し怪しまれていました。
まずコーヒーとジャズのイベントってなんだってなりますよね、そりゃあそうです。
ですので当日集まった人だけで演奏するセッションスタイルをとることになりました。
さて、どんなコーヒーを出そうか。
上記にある通りスペシャルティコーヒーを世に広める(って言ったら過言だけど嘘じゃない)活動をしたいわけです。
せっかくなら私たちが思うジャズの味を提供したい、と思いました。
コーヒーサークルが思うジャズは、
・大人。40代ぐらいのかっこいいかんじ。
・おしゃれ
・よくわからない
・すっごい華やかだったり落ち着いてたり
です。
これを味に表現するわけです。はて。
というかどこから生豆って買えばいいんだろう。
この味ってどうやってだすんや?
これまた丁度部員に神戸珈琲で働いていた子がいました。
掛け合ってくれて生豆をおろしてくださることになりました。
これも良いご縁です。
とにかく良い豆が欲しいという私のめちゃくちゃなオーダーに応えて下さいまして、カッピングして飲みやすいような落ち着いたおしゃれな味を採用しました。
焙煎当日。
ほとんどこのイベントのために50万強する焙煎機aillioを自腹で購入したわけですが、焙煎というものがまだ理論すらつかめていませんでした。
見よう見まねで焼いてみると、なんと中深煎りにしたかったグァテマラが1回目は深煎りで2回目は中煎りに。
なみだ。
これがですね、神様の悪戯でしょうか。
良いアクセントになるわけですよ。
なんか想定していたよりおしゃれな味に仕上がってしまって。
いままで飲んだことがない唯一無二のジャズブレンドが誕生する訳です。
のちにジャズ研の方から
このブレンド、シークレットラブみたいやね、
といわれることになります。
一般の人にウケる、よりもコーヒー研とジャズ研の交流を
いまは一般の方にも広く認知され多くの方にご来場いただいております。
(本当にありがとうございます!!!)
ですが当時ジャズ研ですら怪しむイベントです。
一般の方が来るはずがありません。
そこで第一回目は異文化の交流を楽しもうと考えました。
それぞれ名札を作り、シールを貼ってもらう形式に。
これが良いと思ったのですが当日はがれるので特に意味はなかったです。
このイベントも失敗があり、今があるのです。
ちなみにステッカーも作りましたが死ぬほど余りました。
そんなこんなでイベント当日をむかえました。
また第一回レポは別の回でしたいと思います。
という訳で。
今回の神戸大学さんもご縁があってコーヒーの提供をお願いすることになりました。またお菓子も良いご縁があり提供してくださいます。(またどこかでそのお話したいですね!)
ご縁の連鎖と様々な方のご協力の元イベントが成り立っております。
本当にありがとうございます。
これからも良いご縁をフル活用させて頂きましてより良いイベントとしていきます。ぜひ集大成を見に来てください!お待ちしております!
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