秋の渡りのムシクイ類
あまり目立ちませんが、秋の渡り時期に多く観察されるのがムシクイ類
多く見られるのはセンダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ上種です
エゾムシクイは主に8月に観察される旅鳥です
比較的暗いところが好きで、体と頭部の色に違いがあるのが特徴
地鳴きは「ピッ」と聞こえます
センダイムシクイは神戸市では夏鳥で、六甲山地や北区・西区の里山で繁殖しています。秋は8月中旬から9月にかけて渡り、単独、もしくは小さな群れでいたり、カラ類の混群と一緒にいることもよくあります
背面が明るい緑で下面は白く見え、頭央線があるのが特徴です
メボソムシクイ上種というのは、メボソムシクイ、オオムシクイ、コムシクイの総称です
少し前まではメボソムシクイ一種にまとめられていました
姿での野外識別は困難です
今シーズン、もう渡りのムシクイ類があちこちで観察されています
声を出さず動き回っていますので、じっくり探してみましょう
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