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秋の渡りのムシクイ類

あまり目立ちませんが、秋の渡り時期に多く観察されるのがムシクイ類
多く見られるのはセンダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ上種です

エゾムシクイは主に8月に観察される旅鳥です
比較的暗いところが好きで、体と頭部の色に違いがあるのが特徴
地鳴きは「ピッ」と聞こえます

エゾムシクイ 2024/08/21 加古郡稲美町

センダイムシクイは神戸市では夏鳥で、六甲山地や北区・西区の里山で繁殖しています。秋は8月中旬から9月にかけて渡り、単独、もしくは小さな群れでいたり、カラ類の混群と一緒にいることもよくあります
背面が明るい緑で下面は白く見え、頭央線があるのが特徴です

センダイムシクイ 2024/08/22 神戸市西区神出町
センダイムシクイ 2024/08/21 加古郡稲美町
センダイムシクイ 2024/08/18 加古郡稲美町
センダイムシクイ 2024/08/18 加古郡稲美町
センダイムシクイ 2024/08/16 加古郡稲美町
センダイムシクイ 2024/08/15 加古郡稲美町

メボソムシクイ上種というのは、メボソムシクイ、オオムシクイ、コムシクイの総称です
少し前まではメボソムシクイ一種にまとめられていました
姿での野外識別は困難です

今シーズン、もう渡りのムシクイ類があちこちで観察されています
声を出さず動き回っていますので、じっくり探してみましょう



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