学ぶ場をどうやって選ぶのか(体験入学について)
今回は私たちのスクールに入学するまでの過程で
体験入学期間についてと、
学ぶ場をどうやって選ぶのかについて個人的な経験からお伝え
していこうと思います。
子どもたちが学ぶ場を選べたら良いなと考えだしたのは、
実際にオルタナティブスクールを運営し始めて感じたことでした。
それまでは、娘は小規模特認校ではありましたが、
公立の学びの中、
私自身は担任の先生と一緒に子育てしようと考えていたので
学校でできること、家庭でできる事、公教育の中ですすめていきたいやり方
をこどもと一緒に学んでいました。
いつか、オルタナティブスクールを創るときに役立つようにと考えて、
神のような先生からは指導法を、
新人の先生からはこどもとの触れ合いの仕方を、
ベテランの先生からはどこに力を入れてどこを抜くかを、
学べることを学びたいと考えていました。
公教育の良さ、悪さ、PTA会長として活動していた期間もあるので
管理職の考え方にも触れました。
でも、どの全てもそれぞれのベストを尽くしていたので
この学校以外を考えるということは、個人的にはありませんでした。
オルタナティブスクールを創ることになり、
直面したのは、現在置かれている状況を保護者も子供も納得できない
状況があるという事実でした。
それは、こどもにとっても保護者にとってもとても居心地が悪く、
こどもが何か「やりたい」と思っても
できなかったり、やる気も起こらなかったりします。
そんな時に、公教育、フリースクール、オルタナティブスクールなど
色々と
選ぶことができるという
「選択肢」
を知ることで、現在の状況を変えられると知ることが
こどもにとってとてもベストな選択そのものになるのではないのかなと考えています。
私たちのスクールでは、体験入学を最低でも5日間
(連続でなくても構いません)体験してもらいます。
その期間は、保護者さんもこどもも「選ぶ」ための時間です。
どんなにオルタナティブスクールへ通わせたいと考えている保護者さんが
いたとしても、
こどもは、
エネルギーを補充したいのか、
ただ楽しみたいのか、
学びを追求したいのか、
居場所を探しているのか、
今という状況を一緒に体験して、私たちと共に学べる仲間なのだと
こちらも確認(それぞれ体験最終日に面談します)できたときに
きっと多くの課題や問題が出てきたとしても、
共に乗り越えていけると思うので入学許可という形で入学していただけます。
オルタナティブスクールは誰でも来てくださいという場ではありません。
学びたい、自分で探求したい、これを叶えたい
やってみたいという「想い」が必要になります。
まずは体験してみていただくことも大事かなと思います。
どんなことも百聞は一見に如かず
たくさんの仲間に出逢える日を本当に楽しみにしている毎日です。
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