自分たちで創り上げる時間
スクールでの毎日は、
朝はそれぞれのお家から電車に乗って、もしくは車に乗って
スクールまで登校してきます。
学校についても家庭での気持ちを引きづっている子もいるし、
今日はこれがしたい!
と思って登校している子もいます。
朝の会でアイスブレイクをしてそれぞれの今日の想いを確認して
自分の心をコントロールできる時間をつくるということをしています。
午前中は個別学習をし、お昼ご飯は
まだ人数も少ないので、みんなでかまどご飯を炊いてお味噌汁も作って
自分たちでお昼ご飯を作ります。
午後はプロジェクト学習を学期のはじめに計画を立てて進めていきます。
1日が誰かに与えてもらう時間はどこにもありません。
椅子に座っていたら講義が始まるわけでもなく、
お昼ご飯が出てくるのを待っていたら誰かがつくってくれるわけでもなく、
自分たちで創るということが日常になっています。
こどもたちは「やりたい」がはじめにあると
いろんなことをすすめていく原動力になり、
男の子は火おこしが大好きなので毎回火を起こしてくれます。
誰かに与えられたプログラムやメニューだけできっと生きていくことは
できるかもしれませんが、
そこに生きる喜びはあるのかな、、と感じています。
さらに、明日の事がわからないこの時代に自分たちで創り上げる
時間を経験せずに社会に出ることについて
ぜひ考えてもらえたらいいなと思います。
私たちのスクールでは「考える」という時間こそが
学びの場に与えられた大切な時間だと考えています。
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