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自分のクセと好みを知る

「私ができたんだからあなたにもできるよ。」
という言葉は、あまり信頼できるものではないと思っている。

もちろん、それによって励まされることもあるし、ビジョンが描けることもあるのは確かだし、私自身も実際のところ、言うことはある。
だって、ほんとに「こんな私でもできたんだから!」という気持ちがあるから。

だけどこれは、その人の主観である。
だって、私とあなたは違うから。
私は私、あなたはあなたなのである。

よく、ノートワークなるものを見かける。
書いて自分の感情を吐き出してすっきりするというやつ。
めっちゃいいと思うし、やったら絶対に成果が出るのもわかる。

しかし、私には「めんどくさい」
やったらいいのはわかるけど、やるよりもめんどくささが勝つのでやらない。
だから、書くときはノートではなくケータイのメモを使う。

でも私にとってもっと有効なのは、「言う」ということ。

夫に殺意を抱くぐらいむかついた時は、口に出して文句を言う。
もちろん本人に言うと、彼はミルドラースを超えるパワーがあるので、私のパーティーはすぐに全滅させられる。
ゴールドがいくらあっても足りない。
よって、陰で言うという根暗な方法を取る。
誰かにグチを言うのではなく、むかついた瞬間ほかの部屋に行って、思ったことを声に出す。

これがなかなか有効で、すっと怒りが消える。
根暗でおかしな人だと思わないでほしい。
まぁ、思ってもらってもいいけど。
これはれっきとした心理療法のひとつで、エンプティチェアという。
心理カウンセラーでもある夫の得意技法であるが、パクって使ってみると
なかなか心地がよい。
たまに向こうの部屋から、「え?なんて?」と言われたときにはドキドキである。

話がちょっとそれたけど、とにかく人によって、得意とか好みが違う。
このケースの場合、目的はアウトプットであって、書くことではない。

ちなみに、インプットばかりしていると脳は疲れ果ててしまい、意欲がなくなったり物忘れがひどくなったりする。
同じぐらいアウトプットすることが必要なのである。

話を戻して。
例えば何かを学ぶとき、直感で選んだ先生を信頼してずっとその先生のところで学ぶ人。
逆に、いろんな先生を経験して、合う先生を決める人もいる。
あっちこっち行って、結局続かない人だと言う人もいるけれど、そう決めつけるのは早合点だと思う。

だって、あなたと私は違うから。

ただし、厳しいことを言うからほかのところに逃げる、これは意味がないので、意欲と覚悟を持っていることが前提ではあるけど。

大切なのは、

自分の好みを知っているかどうか

言うのが好みなのか
書くのが好みなのか
瞬発系なのか
長期系なのか

それがわからないと、人に言われたことを鵜呑みにして、成果も出ないのに
続けることになりかねない。
もしくは続かないで自己嫌悪パターン。

で、自分の好みを知るには感性を上げるしかない。
自分を感じる力というやつ。

丁寧に、丁寧に、自分は何が好きで何が得意でどうしたいのか。
あと、どんな人が好きなのか、とか。
結局のところ、それを知ることが一番はじめに大切なこと。

そしてそれができるようになるのが、楽読だと思っている。
速読なんだけど速読ではない。
本を速く読みたいからと通ってみると、自分軸だの感性を上げるだの言われて困惑するかもしれない。

でも結局のところなぜ本が読みたいのかというと、成長し、よりよい人生を送るためではないか?

ということは、楽読で感性を上げて、自分の好みやクセを知って、自分に合う方法を知って、どんな方向に進んでいいかがわかれば、よりよい人生に繋がるのである。

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楽読神戸スクール
インストラクター 丸山由希子

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