「押しボタンの気持ち」

今日は新長田のとある道路の押しボタンさんにインタビューです。

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－記者－
こんにちは！
少しお話聞かせていただいても良いですか？
－押しボタン－
うん？
僕に話しかけるなんて珍しいなぁ
－記者－
実は、新長田の町中にあるものに取材をしておりまして
ぜひお話を聞かせていただきたいのですが
－押しボタン－
ふーん
変わったことしているんだねぇ、いいよ
－記者－
早速ですが、この辺りの様子を聞かせていただいても良いですか?
－押しボタン－
そうだねぇ、この辺は交通量がめちゃくちゃ多いわけではないので、とても良い環境だと思うよ
海が近いから、潮風のいい匂いもするし、近くのお店からソースのいい匂いもしてくるよ
－記者－
なるほど、良いところですね
とても過ごしやすそうです
あ、前から聞きたかったんですけど、押しボタンといえば、ボタンを押したときにすぐに信号が変わる時もあれば、変わらない時もありますよね
それは一体なぜなんですか?
－押しボタン－
ボタンを押すたびにすぐに信号が変わったら、どうなると思う?
－記者－
ものすごい信号がすぐに変わる道になってしまいますね
－押しボタン－
そう、そんなことしていると渋滞が起きやすくなっちゃうじゃない？
だから、なんでもかんでもすぐに信号を変えるわけにはいかないんだ
そうならないように複数の信号機が連動していて、調整しているんだよ
－記者－
へー、そうだったんですね
－押しボタン－
ちなみに道の向こうにいるのは僕のガールフレンドなんだ
彼女にも話を聞いてみると良いよ
－記者－
はい！行ってみます

－記者－
こんにちは
あれ、なんだか悲しそうにしていますね、どうかされましたか？
－押しボタン－
え？あ、実は、私の頭の上に空き缶を置いて行った人がいるのよ…
頭が重いし、格好悪いし本当にひどい～！
－記者－
それは災難でしたね
－押しボタン－
そうなの
ゴミはきちんと決められた場所に捨ててもらいたいわ
はあー次のクリーン作戦までこのままかぁ…
－記者－
僕捨てておきますよ
－押しボタン－
わあ！ありがとう！頭が軽い～♪
今日はいつもより多く車止めちゃうわよ！
－押しボタン（彼氏）－
やめろぉ～～～～～～～～