「猫の気持ち」

新年あけましておめでとうございます。
今回は新長田の街にたどり着いた「猫」さんへのインタビューです。

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－記者－
あ！すみません！ちょっとお話いいですか？
－黒猫－
にゃんや？
いきなりどーしたん
－記者－
今、新長田近辺に住んでる野良猫さんにお話伺っていまして！
－黒猫－
そうなんか！何でも聞いて
なに話せばいいん？
－記者－
その人にとっての新長田の思い出とか
新長田とは？みたいなのを聞いてるんですよ！
黒猫さんはこの辺りに住まれて長いと風のうわさで聞いて
お話を伺いたいなと思いまして！
－黒猫－
誰が言うてたんや(笑)
その辺の子らよりは長いかにゃ
この辺りでは「クロ」って呼ばれとう
－記者－
クロさんですね！
改めてよろしくお願いします！
－クロ－
堅苦しいしクロでええよ
新長田かぁ
ぼくはもともとここの猫ちゃうかってんけど
流れ着いてにゃ
やっぱり落ち着くっていうんか
人があったかいのは感じる
－記者－
確かにそれは感じます…
－クロ－
なんとなくやけど、ここに流れ着いたとき帰ってきたなーって思ったんよね
そんなホーム感がぼくは好きにゃ
－記者－
めちゃめちゃええこと言いますね(笑)
－クロ－
ほんまに思っとうだけ
今の時代は映える映えへんで判断する人も多いけど
ぼくはそれだけじゃないと思う
－記者－
といいますと？
－クロ－
いつの時代でも人のぬくもりみたいなんは必要とされとう
それを感じれるのが
この場所であり新長田の人なんちゃうかにゃ
－記者－
クロさん…僕らもぬくもり与えれるような人間になります！（泣）
ありがとうございました！
－クロ－
この辺には狭い道もあって猫もようさんおる
またいつでも遊びにおいで
ちょっと海散歩してくるにゃ