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脚本家・小林雄次は、DMMオンラインサロン「シナリオランド」のオーナーとして得た収益を1年間、コロナ給付金プロジェクトに、全額寄付致します。
脚本家の小林雄次です。
アニメや特撮もののシナリオを中心に執筆しています。
プロフィール
1979年長野県長野市出身
所属事務所 株式会社アンドリーム(&REAM)
日大芸術学部映画学科 非常勤講師
東京作家大学 講師
日本放送作家協会 理事 など
以下、ブログ(日々の仕事の記録)です。
以下、今年の主なお仕事です。
新番組『 #ウルトラマンZ 』脚本で参加致します!
— 小林 雄次 (@kobayuji) June 2, 2020
6月20日(土)朝9時〜テレビ東京系にて放送開始。
『マックス』で初めてウルトラマンに参加してから15年、テレビシリーズへの参加は10作目です。
主人公は、対怪獣ロボット部隊&ゼロの弟子!
「ご唱和ください、我の名を!」https://t.co/vopXuvyNdK pic.twitter.com/yIg6r5yAsE
アニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』NHK Eテレにて、9/8(火)午後6:45より放送。
— 小林 雄次 (@kobayuji) July 27, 2020
シリーズ構成・脚本を担当します。
大人気の児童書、1話完結オムニバス・シリーズを毎週1話ずつ脚色できるのは、ショートショート出身の私にとって願ってもない幸せなお仕事です。お楽しみに!
https://t.co/BHY1oxLwET
本題です。このたび寄付金についての活動開始報告をさせていただきます。
新型コロナウィルスの感染拡大による影響は、全世界的・長期的に及ぶことが決定的となり、最近も日々感染者数は増え続けています。
中でも文化・芸術分野における経済的打撃は深刻であり、仕事を失った人、公演や作品制作が中止になった人、経済的不安を抱えている人が、私の周囲にも大勢います。
文化・芸術は「不要不急」と言われ、支援が後回しになりがちです。
また、この業界の人々は圧倒的に個人事業主が多く、コロナ禍の影響を直接受けるため、苦心している人の割合も多いでしょう。
そんな中、有志によってさまざまな支援プロジェクトが立ち上がりました。
中でも自分よりずっと若い世代によるプロジェクトや寄付の活動には、大いに刺激を受けました。
自分も何か動き出さなければ、できることから始めなければと思い続けてきましたが、日々の生活と仕事に忙殺され、何もできずにもどかしい気持ちだけが募っています。
そこで、すぐにでも取り掛かれる活動として、寄付という形で文化・芸術分野を支援することを決めました。
私は脚本家としての活動以外に、学校でシナリオの書き方を教えたり(日大芸術学部、東京作家大学など)や、これからの業界を担う皆さんと交流する活動なども行っています。
その1つが、DMMオンラインサロン「シナリオランド 〜エンターテイメントを創造する〜」のオーナーとして活動です。
DMMオンラインサロン「シナリオランド 〜エンターテイメントを創造する〜」
「シナリオランド」は、もともと私、小林雄次が日大芸術学部の学生だった頃に開設した個人サイトでした。
当時、インターネットの電子掲示板(BBS)で交流していた無名の方々が、その後、業界に羽ばたいていき、脚本家・漫画原作者・映画監督・プロデューサーなどになりました。
脚本家である私にとって、礎となった場所です。
その後、長い休眠期間を経て、3年前の2017年、プロデューサーの高達俊之さん(共同オーナー)と共にDMMオンラインサロンとして復活させました。
このサロンでは、私の脚本家としての経験や技術を継承し、会員の皆さんとの交流を通して一緒に成長していければと思い、運営に携わっています。
現在、80名前後の会員の皆さんとオンラインで交流中です。
以下、直近の活動の模様。
オンラインイベント「ニューノーマル時代のクリエイターが仕事を得る方法」(2020年7月20日開催)
このオンラインサロンのオーナーとして得た私個人の収益を、1年間分(2020年4月〜2021年3月)、文化・芸術分野の支援のために、全額寄付致します。
もともと自分の利益のためと言うより、この業界のこれからを担う皆さんと交流し、つながりを作ることを目的に始めた事業だったので、その収益を有効活用したいと思った次第です。
会員の皆さんが増えることで、寄付金額も比例して増えていきます。
という言い方をすると、「何だよ、結局サロンの宣伝かよ」と思われそうですが、サロンの存在が知られることで、文化・芸術分野にもっと光が当たり、新たな才能が集まって寄付金が増えるのであれば、本望です。
寄付するのは、以下のプロジェクトです。
コロナ給付金プロジェクト 私たちの文化的な生活を守ろう (文化・芸術・スポーツ分野助成基金) - Yahoo!ネット募金
「私たちの文化的な生活を守ろう」という趣旨に賛同致します。
コロナ禍の経済的支援は、長期戦を強いられるでしょう。まずは1年という期間を設け、寄付を行なっていきます。
微力ですが、文化・芸術分野の復興にいっそう光が当たり、支援の輪が広がっていくことを願っています。
2020年7月30日 小林雄次