好きだったもの(中学生)
私の人生ももう第4コーナを曲って後はどのくらいあるかわからない直線を走っています。
そこで、特に需要は無いと思いますが、自分の人生を振り返って好きだったもの(カルチャー、音楽、洋服等)を思い返して見ようと思います。
小学生はほとんど記憶が無いのでまずは中学生編です
中学生2年生の時に祖父に連れて行って貰ったニューヨーク、特にMTVに感銘をうけ、洋楽好きに…
何故かNYで1番ハマった曲…当時はReggaeというジャンルすら知らなかったのになんかグッと来ました。
まぁ当時現地でかなり人気はあったんですが、曲名がわからなくて現地のCD屋さんで同じシャギーのIt Wasn't Meを間違えて買って帰りました。
旅行が終わって日本に戻るも、余韻が忘れられなかった私は、You TubeもSpotifyもインターネットすら殆ど普及していない時代、近所のTSUTAYAでレンタルしたり、新譜を買ったりと少しずつ情報を仕入れて行きました。
音楽が好きになるとアーティストの服装にも興味が湧いてくるので、それまで親の用意したものを着ているだけでしたが、自分で買いたいと言って小遣いを握りしめ近所の洋服屋へ行きました。
しかし当時どちらかと言うとガリ勉だったので、洋服の知識も無く、買いに行ったのもM/Xというしまむらに近いお店でした。そこで当時選んだ服はもう思い出せませんが、絶妙にダサかったようでした。当時仲良くなった女の子と夏祭りに行くこととなり、初めて自分で選んだ私服で出掛けた所、即日振られ洋服のセンスが無いと学校で噂になってしまいました…
悔しさを胸に中3のクラス替えを迎え…一緒になったのはちょっと悪い感じのイケメン…
そのクラスメイトが休み時間に見せてくれたストリートジャックやクールトランス、ブーンといった雑誌にまた衝撃を受けました。こういうのがオシャレなんだ…
当時裏原ブームの真っ只中でストリート系の着こなしがめちゃくちゃ格好良く見えました。そして当時から現在まで影響を受けるカリスマに出会います
窪塚洋介とKJ(降谷建志)の二人です。当時2人の勢いは凄まじく、洋楽好きだったはずの私もすぐにDragon Ashにハマり、そこからRIZE、山嵐、Steady&Coといった音楽にのめり込んで行きました。
ドラマのI.W.G.P.はもちろん見てましたが、GO、ピンポン、凶気の桜といった映画も見に行きました。当然ファッションも二人から影響を受けていました。
そんな当時の憧れのアイテム
マスターピースのスラブデニム
これは完全に窪塚くんの影響ですが、今見ても格好良く見えます。結局これは手に入らず…
A BATHING APEのTシャツ、スウェット類
エイプは当時ものすごく人気があった上に偽物が相当出回っておりました。お年玉でスウェットを一着だけ購入出来ました。
エイプは今見ると…って感じですが、当時は格好良かったですね
今はNIGOの手を離れて中国資本なのでもう魅力はありません。
ナイキのエアフォース・ワン
ナイキのエアフォース・ワンは定番でもありましたが、色々なコラボや都市モデル等の人気が爆発していました。特に写真のプエルトリコは今でも高額で取引されている人気モデルです。
私は当然買えませんでしたし、なんとなく王道に抵抗もあったのでアディダスのフォーラムを履いてました。
結局中学生時代は学校で雑誌見せてもらうだけで殆ど裏原系のアイテムは持っていませんでしたが、お年玉で買ったエイプのスウェットと、何故か先輩がタダでくれたシュプリームのアーチロゴパーカー(恐らく偽物)があったので、近くのジーンズショップで雰囲気だけ出てるシャカパンやリーバイスのデニムを履いてそれなりに楽しんでいました。
そんな平凡ミーハーな中学生時代でした。
高校生になるとまた新たな衝撃を受けて迷走していくことになります。