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人間ドックで縦隔腫瘍がみつかった

こんにちは、小林です。4年ぶりですか。久しぶりのNoteですが
縦隔腫瘍という腫瘍の摘出手術を受けたので記事にしてみます。
ちなみに手術日は7/4、まだ4日しか経過してない。
不安な中でネットの情報に助けられたから残しておくんだい。

※縦隔腫瘍はいろんな腫瘍を含みます
 僕の場合は奇形腫と呼ばれるもので良性の腫瘍であるとされています。
 検索されてたどり着く方には様々なタイプの腫瘍と
 戦われている方がいらっしゃると思いますので予め記載しておきます。
 医療用語を用いておりますが、僕は医療関係者ではありません。
 ですので体験談として読んでください。

人間ドックで縦隔腫瘍発覚

身内の病気があり人間ドックを受けてみようと思ったのが発端です。
今はフリーランスになってしまっていて人間ドック、健康診断と離れがち
30代後半なので1回ぐらいは受けたほうがいいだろうという判断でした。
受けたのは5月9日、価格は5万円ぐらい。

この人楽観しすぎてる…

胃腸炎を患った直後にいってます。
胃カメラについてはその場で特に問題ない旨聞いており、調子に乗っています(鎮静剤が非常に効果が出るタイプのようで寝ている間に終わりました)

5/16CTスキャンを受ける

オプションのカテゴライズのCTスキャンを受けていました。
タバコはやらないのですが念の為の受診でした。
自分の行った人間ドックでは提携病院か提携施設でCTスキャンを受診し
その結果を人間ドック側が見るという感じ。
機械が高いから集中して受けることで効率をあげているんですね。

5/31人間ドックからの電話

電話があり、病院に結果を受け取りに行くことに。
僕「それって来週でもいいですか?」
病院の方「明日でも受診できますけど」

ここで嫌な予感がしました。
人間ドックの結果は郵送なケースが多いと見ていて
人間ドックで電話が来る場合は悪いものがある
(急ぎの診断が必要)という説を見ていたのでものすごい不安となります。

ただ、そうはいってもタバコは吸わないし、酒も飲みません。
生活習慣は良くはないけど、肥満ではないですし
クリティカルなものはないだろうとびびりつつも構えていました。

6/3人間ドックへ結果を聞きに行く

言われたのは以下の3点

  • 胸部に腫瘍がある

  • 大腸の出血

  • コレステロールが高い

縦隔腫瘍、体の中心にできる腫瘍のことです。

ボロボロやん。楽観してたのに…。
多少長く生きていると体が崩壊していくことがわかりますね。
大腸については胃腸炎を直前にやっていてそれじゃないかなと思いつつ大腸カメラの予約。
保険内診療になるそうです。なんてこった。やすくなるのか!
コレステロールについてはかかりつけ医に相談
胸部の腫瘍は大病院へ紹介状を書いてもらうことに。
「まぁ…大丈夫だとは思いますよ」
とのことでしたが
医者の言う大丈夫って僕の思う大丈夫と違う可能性があるので結構不安になりました。
心臓のすぐ上に3cmほどのものがあるそうです。

CTスキャンでの文章

石灰化というのが腫瘍の種類を判別するキーワードのようでした。

6/6 大病院を受診

急ぎっぽいので急いで予定を組んで、都内某所の病院を受診しました。
ここでわかったのは以下のこと

  • 縦隔腫瘍

  • 奇形腫だろう(取ってみないとわからない)

  • 心臓の上だが取るのは簡単、取りやすいね。

検索しまくって判明していたのですが
奇形腫は漫画「ブラックジャック」に登場するキャラクターピノコの元となる腫瘍でした。
ピノコはさるお方のお腹の腫瘍からブラックジャックが人間に必要なすべてのパーツ(眼球や脳)が残っていることを発見して人形の体に詰めたことで生まれました。
そうした赤ん坊時代などに残っていた細胞が胸の中で育ったケースの腫瘍ではないか?という見立てでした。
(縦隔腫瘍はできる場所に応じて様々な種類があるようです)
僕の中だとそこまでは揃いませんが、髪の毛になる細胞や歯の細胞が入っていることがあるようでした。

最終的にPETやMRIなど、癌性の調査は必要で見立てだけだと確定はできない。
良性腫瘍、育たない可能性もあるので経過観察の道もある。
将来手術をする可能性があるならば何度も検査をすることになりかねないので
手術を得意としている病院にいったほうがいいのでは?
ロボット手術ができる病院にいったら?と面談をしてくれたお医者さんがアドバイスをしてくれて更に紹介状を書いていただきました。

6/10 大腸カメラ

保険内診療となるので5000円ぐらいでした。
よし!得したので実質無料ですね
きつかったのは腸内洗浄薬。
腸内のものを出すための薬なんですが、
ぬるいポカリみたいな水。
超電解質で吸収できないので飲めば飲むほど出ていくみたいな仕組みのようでした。
これが2リットル
4時間ぐらいの間に飲む!
これが本当にきつかった。止まらないダム状態です。

カメラについては鎮静薬で意識を失ってる間に終了。
世の中の大人たちはこんなことしてたのかと…
もう受けたくねえなあ。

次回実際に切ってみた編です

6/14に紹介先の病院を受診しにいってますね。
ここから1ヶ月以内に手術までいきました。
次回まとめて書きますね!

人間ドックの感想としては受けることによって
余計な病気が見つかる可能性を感じなくもなかったです。
縦隔腫瘍は見つかると切ったほうがいいのでは?という
破裂しちゃうと体内で炎症を起こして開胸になったりと大変なんですって。
最悪のケースを想定するならば手術したほうがいいんだろうけど
知らなければ無いと同じですしね…

そのへんのバランスは難しいなと感じました。
長く生きれば悪い所は当然出てくるし…
来年はまた受けたい気がしますが、再来年とかはどうだろうなあ!
病気とか体って難しいね!


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