「イケメン」、嫌いです
最初に言っておきますが、これはヒガミではありません(笑)。
ただ、最近よく耳にする「イケメン」という言葉、嫌いなんですよね。
特に「イケメン政治家」とか「イケメン医師」のような呼び方、苦手です。
「イケメン」という枕詞がついた瞬間に、外見がその人の第一印象として記憶に残ってしまいます。
結果、その人が本来持っている能力や個性、長所を見誤ってしまう。
女性にしても同じです。
「美人教師」「美人看護師」と呼ばれると、その人の教師や看護師としての
能力は「おまけ」のように扱われてしまいがち。
そんなの、残念ですよね。
だから、僕は自分の病院の採用でも
外見に着目することはありません。
じゃあ、どこを見ているのかって?
簡単です。僕が見ているのは、その人の「生存本能」の高さです。
獣医師として日々さまざまな動物と触れ合う中、実感せざるを得ないのが
同じ種の動物でも、個体によって生存本能に差があるということ。
人も同じです。
何か問題が起きたとき
困難に見舞われたときに
逃げずにひるまずに
なんとか生き延びる道、解決する方法を探せるのは、生存能力の高い人です。
一緒に働き、一緒にビジネスをやっていくのなら、ぜったいに生存能力の高い人のほうが良い。
でも外見に関する評価を先に耳にしてしまうと、
その人の本来評価されるべき能力や魅力に気づけないかもしれない。
だから僕は「イケメン○○」とか「美人○○」という呼び方はとても失礼だと思うし、嫌いなんです。
繰り返しますが、ヒガミじゃないですよ(笑)