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「CRAFTEDの体験価値は、 ニューノーマル時代 いかに変化するか」のメイキング・ストーリー
ICCサミット KYOTO 2020 の特別プログラムの記事を紹介します。
「CRAFTEDの体験価値は、 ニューノーマル時代 いかに変化するか」というパネルディスカッションを行いました。
後半の比叡山延暦寺ツアーも大変も盛り上がりました。
詳細は記事にあるので僕のnoteではメイキング・ストーリーについて書きたいと思います。
ICCサミット KYOTO 2020ではLEXUSの車両で移動する特別プログラムを複数企画しました。
スポンサーであるLEXUSの車両の良さを体感いただくには30分〜60分の運転をしていただくのが良い。このような結論になった経緯はトライアルで試乗車をお借りしたことがきっかけだ。僕自身がLEXUSをちゃんと知らずしてスポンサー企画を考えることはできない。
初めてしっかり試乗したのはダイニングアウトの時だった。この時に試乗したのはESだった。
ダイニングアウトの経験からこのようなツアー企画がICCサミットでもできないか?と考え、東京から静岡県にある植物工場の見学ツアーに試乗車をお借りした。
試乗を借りるだけではなく、ICCの公式ツアーではレンタカーを借りており、三重県の三星グループの工場見学や三重県の浅井農園で乗ったのはRXだった。
このようなプログラムはICCサミットの準備期間に勉強のためにツアーを組んで行っていた。その車両の体験が比叡山延暦寺ツアーなどにつながった。
LEXUSに提案する場合は自ら体験して価値があるか?を検証しないといけない。そのためICCサミット本番の前には実際に体験をしている。
このように僕自信が時間を投資して企画した特別プログラムは本当に素晴らしいと感じたプログラムしかない。多くの参加者は「なんで比叡山延暦寺?」と思っただろう。
経営者だったら何を感じるのか?という視点で考えているためツアーの企画の考え方が通常の「旅行」とは大きく異るのだ。
また、「ものづくりの現場」としてLEXUSの主力工場である宮田工場のツアーは経営者として必ず行くべき場所だと考えている。それは世界のトヨタの工場なのだ。
スタートアップの経営者はよく「世界 No,1」など大きなビジョンを掲げているが、世界No.1の企業の真髄を体験したことがあるだろうか? 工場見学ツアーに参加した経営者の方のほとんどは反省して帰る。「自分たちは何もできていない」という反省だ。
高級車市場はご存知の通り、ドイツ車が強い。後発で参入したのがLEXUSだ。そのLEXUSの生産の60%を九州の宮田工場で行っている。
ICCのスポンサーシップ・プログラムとはパートナーシップであり、自ら良さを体感することから始まる。その良さを正しく伝える方法を考えている。
LEXUSのようなラグジュアリーブランドの「ブランディング」となると豪華なパーティやイベントを想像することが多いだろう。それはそれで価値があると思いますが、それは単に消費されていくだけだ。
LEXUSのような「ものづくり」に価値があるブランドは実際の工場見学をして現場をしっかり見ること。実際に長い時間 試乗することで体感することが大切だ。そしてブランドそのものルーツをしっかり理解することだ。
トヨタ産業技術記念館では自動織機から始まるトヨタの歴史を知った。地道な改善と挑戦の繰り返しが現在のトヨタになっているのだ。奇をてらったアイデア勝負の企画ではなく、正しく理解して企画することだ重要なのだ。
「そこの障子を開けてみよ、外は広いぞ」(豊田佐吉)
ICCサミットはホテルの宴会場の中で閉じた議論をしていたが、「障子を開けてみると外は広い」ということを今回の特別プログラムの企画だわかったことだ。
次回の福岡開催では同じような特別プログラムをいろいろ企画しております。ご期待ください。