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楽曲としてだけでなく作品として楽しむ
皆さんはBIGMAMAというバンドをご存知だろうか。
BIGMAMAはバイオリンとバケツがいる男女5人組のロックバンドである。
……ん?
もう一度言うよ?
バイオリンとバケツがいる男女5人組のバンドである。
……………。
いやホンマやて!
![](https://assets.st-note.com/img/1738152582-XdWxaYOtswozZVe2048Ng39c.png?width=1200)
見た目はファンシーというか…イロモノというか…言いたいことはわかる。
けど知らない人は本当に騙されたと思って楽曲を聴いてほしい。
本当にバチクソにかっこいいから!
筆者はこのバンドの虜になって早14年になります。
言ってる間に15周年ということで、改めて何でこんなに夢中になっているのかを考えてみた。
1つのことやものを好きになるのに勿論理由は1つだけではないことの方が多いと思う。最初はバンドにバイオリン?へぇ〜位の気持ちだった。
そういうなんとなくな気持ちで聴き始めたのだが、こんなに永い間ファンでいられた理由が今なら明確に答えられる。
それは”作品のコンセプトが非常に楽しい”ということ。
例えば先程例にあげた「荒狂曲シンセカイ」という楽曲が入っているミニアルバムは「Roclassick」というアルバムである。
おわかりだろうか?
全てクラシック楽曲のオマージュになのである。
メンバーにバイオリンがいる彼らの武器を最大限活用したコンセプトである。
その他にVo.金井政人の書く歌詞は非常に物語性が高い。そちらを最大限に活かした「and yet, it moves ~正しい地球の廻し方~」というアルバムがある。
このアルバム。何が凄いって、1曲1曲に物語を設定されているだけでなく曲順を入れ替えると物語が繋がるというギミックが施されている。作品の設定は非常にファンタジー色が強いが、つながった物語を理解するとまるで1本の映画を見たような満足感に駆られる。
このように楽曲のクオリティが高いだけでなく、遊び心満載のコンセプトがあり、それが毎回毎回楽しくて仕方ないのである。
そんな彼らが新たな遊び心を仕掛けてきた。
それが「音楽で奏でる空想遊園地 ”MOTHERLAND”」
なんともワクワクさせるコンセプトじゃありませんか!
本当に面白い!楽しい!
このテーマにて現在2曲の新曲がリリースされた。
・Mirror World
・旋律迷宮
また2曲とも素晴らしく、初めて聴く人にもすっと入りやすく、ファンにとってもBIGMAMAらしさを要所要所で感じる…けど新しい要素も入ってる、そんな楽曲になっている。
また、彼らの素晴らしい点は昔の楽曲も非常に大事にしているという点だと思う。ライブでは惜しみなく演奏してくれるし、過去には1ツアーでそれまでリリースした全楽曲を披露するという頭おかしい企画も行っている。
それがあるから、新曲がでるたびにちゃんとBIGMAMAや!って思えるんだと思う。
さて、この音楽で奏でる空想遊園地。どのように我々を楽しませてくれるのか。今からワクワクが止まらない。
![](https://assets.st-note.com/img/1738156191-ByjMc8nfSFEVkqowiIONRlZ7.png?width=1200)
まずは2月のツアー。
楽しみだなぁ。
![](https://assets.st-note.com/img/1738156276-PK3g1lrJFhARcnC4yimZO0jQ.png?width=1200)
【BIGMAMA PROFILE】
金井 政人 -Masato Kanai-(vocal/guitar)
柿沼 広也 -Hiroya Kakinuma-(guitar/vocal)
安井 英人 -Hideto Yasui-(bass) note note
東出 真緒 -Mao Higashide-(violin/keyboard/chorus)
Bucket Banquet Bis (drums)
バイオリニストとバケツのいる唯一無二5人組のロックバンド。 2002年 都内某高校にて金井・柿沼を含む同級生を中心に結成。 2003年「YELLOWCARD」に憧れ、ヴァイオリニストを加えた5人組の編成となり、BIGMAMAと名乗り始める。 (名前の由来は金井の自転車にBigmamaという名のステッカーが貼ってあったところに由来するが、正直言ったところでさほど盛り上がる話題ではないのであまり説明したがらない様子) 一同、大学へ進学し、学業と並行しながら音楽活動をするうちにレーベルの目に留まり、2006年7月にCDデビュー。 新人としては異例のセールスを記録するも、その2ヶ月後、9月に行われたSHIBUYA-AX、八王子MATCH VOXでのライヴ以降、 就職か音楽か、葛藤の末、就職を選んだGt、violinの脱退により活動休止。デビュー後、最速の活動休止として一部の方の記憶の片隅に名を刻む。 2007年 2月、恵比寿LIQUIDROOMにて開催されたイベントにて新メンバーとして、 同級生でひたすらバンド運に恵まれなかった男、安井英人(bass)と、 神戸のライブハウスで働いていた東出真緒(violin)を半ば強引に上京させ迎える。 その後、国内外の数々のロックフェスに出演。 2017年に初の日本武道館公演をソールドアウト。 これまで8枚のオリジナルアルバム、24枚のシングルをリリース。 またロックとクラシックを融合させたコンセプトアルバム「Roclassick」を三部作で発表するなど、 日本のロックシーンの中で、確かな存在感を示しながら、我が道を行く。 2020年 創設時のオリジナルメンバーの脱退の窮地に、バケツドラマーことBucket Banquet Bisが颯爽と現れる。 おおよそ1年間のサポート期間を経て2021年母の日、正式メンバーとして加入。 バンド名にちなんで毎年”母の日”に特別なイベントを開催している。
引用:Official HP(https://bigmama-web.com/about/)