ホタルについて②
6月23日にホタルの観賞会に参加しました。
前回のホタルについて①と内容が被ってしまう部分もあるかもしれませんが、ご承知おき下さい。
まず、ホタルに詳しい先生からホタルに関する基礎知識を1時間ほど教えて頂きました。
⬆️これはホタルの一生が描いてあるトートバッグ
たまご→幼虫→さなぎ→成虫
かわいいイラストで書いてあります!
⬆️ホタルの標本(ちょっと見にくいですが)
左側からゲンジボタル メス
ゲンジボタル オス
ヘイケボタル メス
ヘイケボタル オス
ゲンジボタルはメスのほうが大きいのはタマゴを持っているからなんです。
メス一匹から、500~1000匹のタマゴを産むそうです!
ホタルの世界ではオスのほうが多いそうです。
オスは一番きれいに魅力的に?光っているオスに惹かれて?交尾をしてタマゴを産むそうです。
そんなホタルが幼虫から食べるのがカワニナという貝です。
カワニナが住んでいる川はきれいだとも言われています。
しかし、きれいすぎる川だとホタルのエサになるカワニナが住んでいないそうです。
人間が住んでいる近くにホタルもカワニナも住んでいるんです。
カワニナも小さいのから大きいのまで、様々なサイズのカワニナがいます。ホタルも小さな幼虫の時からカワニナを食べるので小さなカワニナがいないと生きていけません。
ホタルのあの幻想的な光は美しいですが、食に関しては肉食です!
ホタルのおしりは光りますがまったく熱くないのです。
電灯は熱くなりますが、ホタルの発光は化学変化なので、熱くないそうです。
ルシュフェリンについてはこちらより
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%B3
そして、谷津田まで歩き、ゲンジボタルとヘイケボタルを観察しました。
雨が降っていたので、10匹ほど確認できましたが、晴れていればもう少し出たかもしれないとのことです。
ヘイケボタルも数匹確認出来ましたが、地面に近いところを飛ぶんですね。
ゲンジボタルは高いところを飛んでいるホタルもいました。
初夏の風物詩であるホタル。
ヘイケボタルは水が止まっている場所、田んぼにいるのですが、今は農薬の影響で昔に比べるとかなり減ってしまっているとこのとです。
ヘイケボタルは今回見ることが出来ましたが、谷津田を整備されている方々がいらっしゃるので見れる光景です。
これから次の世代にもホタルの飛ぶ風景を見せていけるように、何よりホタルをはじめ生物が多様に生きていけるように、自然環境の保全活動が大事だということが分かりました。