緊急入院と手術
この備忘録も書き始めて3日目。
24年9月末にゴールデンレトリバーの子犬をお迎えして子犬と妻との3人生活で幸せをかみしめていた11月3日の夜、たまに作るカレーができて食卓に運ぼうとしたまさにその時。
胸に違和感が。しかも痛みが来ると予見できるような違和感。
案の定痛みがすぐにやってきてソファにも座っていられず床に横になった。
妻は僕への声かけを続けてもらっている間、義妹経由で救急車を呼んでもらった。
近くの病院に搬送されて調べてもらったところ大動脈瘤の破裂と2015年に受けた大動脈解離の人工血管置換手術の箇所から漏れているとの所見が。
実はこえは後から聞いた話で僕は既に意識が朦朧としていて先生たちが話をしている様子は覚えていたが、ほとんど記憶がなく…。
その後大動脈瘤の手術と2015年時の人工血管の修復手術の2回受けたとのこと。肝心の僕は10日ほど記憶が断片的にしかなく…しかも軽い脳梗塞も発症していたと後から教えられた。
完全に記憶として覚えているのが11月中旬過ぎ。集中治療室でECMO(人工心肺装置)を外していただいて以降。
その間、病院にいるはずなのに病院船みたいなものに乗っていたり、病院列車のようなもので治療を受けて北海道を一周してたり、イギリスにまで行ってた夢を見ていたのです。他にも仕事の夢を見ていたり、アメリカに行った夢なども見ていた。
そこから一般病棟に移ってからからは記憶というか意識がはっきりしてきて、自分は今病院にいるんだと認識。それまでは病院名が正しく言えなかったり日付や曜日が言えなかったりしていた。
ただし、肺に水が溜まっていて出さないといけなかったり、自力歩行はできなかったので退院の目途は全く立たず。ただひたすらに残してきた子犬とその世話をしないといけなかった妻が心配だったのでした。
その時、僕自身は12月末までには家に帰るぞと心に決めたのです。