Amazonでレビューを書いていたら、謎の招待が届いた
Amazonでレビューをちまちま書いていたら、日常がガラリと変わってしまう出来事が起きた。
Amazonでレビューを書く理由
私には数少ない許せないものがある。
楽しみに取っておいたデザートを食べられても許せるし、対戦ゲームで煽られてもスルーできる。
そんな自分が許せないもの。
Amazonのレビュー荒らし!!(特にゲームソフト)
新しく発売されたゲームソフトに片っ端から☆1のレビューをつけていく、荒らしで有名なユーザーがいる。
もちろんレビューだから☆1をつけるも☆5をつけるのも個人の自由。
自分が面白いと思ったゲームを、つまらないと感じる人がいて当たり前。
食の好みのように、ゲームの好みは十人十色。
だがほぼ全てのゲームに対して、発売日にも関わらず☆1をつけている。
これはさすがにエアプだろう…
特に自分はインディーゲームが好き。
最近はありがたいことに、パッケージ版が発売されるインディーゲームが増えている。
知名度が低くAmazonのレビュー数が少ないインディーゲームも、荒らしの標的になっている。
なので『レビュー欄が荒らしユーザーの☆1レビューだけ』なんてことがよくある。
せっかくインディーゲームに興味を持った人が
「このゲームは☆1のレビューしかないから買うのをやめよう!」
となったら悲しすぎる。
だがもう荒らしはどうすることもできない。
せめてクリアまで遊んだ自分もレビューを書いて、そのゲームの情報が伝われば…
そんなことを考えて、レビューをちまちま投稿していた。
謎のプログラムに招待される
レビューしていると、いつもと違うページが表示された。
"限定Amazon vine 先取りプログラムに招待されました"
Amazon vine 先取りプログラムとは、
Amazon内の対象商品のサンプルを無料で受け取ることができる。
その代わりに貰った商品のレビューを書くというシステム。
誰でも参加できるかというと、そうではないらしい。
Amazonから洞察力があり質の高いレビューを書いていると認められたユーザーは、このプログラムのメンバーに招待される。
そんなシステムがあるなんて知らなかった自分は
「タダより高いものはないと言うし、これは詐欺かも!」と思った。
調べてみると実際にこういったシステムがあるらしく、自分に来た招待もどうやら詐欺ではなかった。
noteのネタにもなるだろうと思って、Amazon vine 先取りプログラムメンバーになることを決意。
招待された時、どれくらいレビューしていたの?
メンバーに選出される条件は明らかになっていないようだ。
招待が来た時の自分のレビューのステータスは
レビュー数やハートの数はそこまで重要視されていなさそう。
思い当たるのは、ゲーム画面のスクショも投稿していたこと。
そして良い点・悪い点をどちらも含めた文章でレビューしていた。
☆5や☆1ばかりつけていないという点も良かったのかも(☆3〜5が中心)
Amazon vine 先取りプログラムでも
『良い点・悪い点を正直に書いて、中立視点で公平にレビューしてくださいね』
と、プログラム参加時に説明されている。
「サクラレビューを書かされるのでは」と危惧していたが、すべきことはその逆!
量ではなくレビューの質で選出されているのは間違いなさそう。
Amazon vine先取りプログラムとは具体的にどういうシステム?
Amazon vineのメンバーだけがログインできるサイトがある。
そこは普段のAmazonと変わらないようなサイトなんだけど、少し違うのは商品が無造作に並んでいる。
数千点と並ぶ商品の中から、vineメンバーは1日3点(優良会員は8点)まで無料で商品を注文できるというシステム。
注文して商品が届いたら、実際に使用した正直な感想を商品の対価としてレビューする。
半年間の評価期間が設けられ、‘’維持or優良会員へのグレードアップor資格剥奪”の評価が下されるようだ。
現実は厳しく、ペナルティもある
Amazon vineへは、かなりの人数が参加している。
そうなると、マナー違反や規約違反をする人も現れる。
などなど。
実は譲渡も規約違反。
規約違反をすれば、当然資格は剥奪される。
商品のサイズが合わなかったり、体質に合わなくて使えなくても処分するしかない。
そしてメンバーにはノルマが課せられている。
定められた期限内に一定数以上のレビューを書かなければ、容赦なくクビになってしまう。
もちろん質の悪いレビューを量産するのもNG。
夏に冬服を注文したり、化粧水など長期使用しないと効果がわからないものを注文すると、
レビューが溜まり、イエローカードの警告文が…!なんてことも。
もちろん転売なんて、もってのほかだ。
どんな物がもらえるの?
基本的には海外製のガジェットがほとんど。
スマホやタブレットのケース・画面の保護フィルムなどが7,8割を占める。
ドンキに売ってそうなコスプレグッズや全身タイツもあったりして、見ている分にはとても楽しい。
この時期だと、クリスマスグッズやカレンダーなどもよく見かける。
でも基本的には「無料でも保管場所に困るだけなので要らないな…」となる物が多い。
ごく稀にシャンプーやタオル、お酒などの日用品や食料・飲料をもらっている人も見かける。
一度だけ1万円ほどの海外製タブレットが並んでいることもあった。
だけど早い者勝ちのシステム!
しかもランダムな時間帯に商品が追加されるので、平日の昼間などにリロードしまくっている層が注文するから10秒ほどで売り切れ。
日用品や食料品などの人気アイテムがもらえるなんて、夢のまた夢…
昔、ローチケでライブチケットの争奪戦をしていた記憶が蘇る…
ただ自分の靴やパジャマ・下着など、今まで何年間も履き潰して、ゴムがビロンビロンになりながらも耐えていたものをvineのおかげで新調できた。
顔用パックやアロマキャンドルなどの、普段なかなか買えないちょっとした贅沢アイテムも稀に手に入る。
Amazon vineメンバーになった感想
好きなゲームのレビューを書いていて、まさか自分の文章が対価になる日が来るとは思わなかった。
何事もやってみるものだな、と思う。
vineメンバーに選ばれて良いことがほとんど。
だけど、良いも悪いも生活がvineに支配されてしまっている。
毎日届くサンプルの写真を撮り、試してレビューをきっちり書く。
1日のかなりの時間をvineに持っていかれている。
暇さえあれば、vineのサンプル商品が並ぶページをパトロールして、欲しいものが入荷されていないかチェック。
数秒の差で欲しいものが売り切れた時は、凹んでしまったり…
人間とは欲深い生き物…無料で貰えるだけでありがたいのに、貰える物を選り好みするのは良くない。
初心にかえろう、自分。
今でもインディーゲームのレビュー欄を救いたいという気持ちに変わりはない。
これを読んでいる方も好きな物のレビューを書いてみたら、人生が少し変わるかも…?
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