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洋服店が苦手なオタクが古着屋に行く

私は洋服店が苦手だ。
でも服は好き。
意味がわからないと思う。自分でも意味が分からない。

洋服自体は好きなんだけど、店員さんに話しかけられたときにコミュニケーションのほうに神経を持っていかれる。

もちろん店員さんは仕事をしているだけなので、悪くないしありがとうって感謝している。

お店の雰囲気にも圧倒されて、『自分がこんなところにいていいのか』という謎の不安に駆られてしまう。

そんな私だが、最近古着にハマっている。
そこで、気になる古着屋をネットで見つけ、勇気を出して行ってみることに。

関西の古着街”アメリカ村”にその店はある。
アメ村は大阪の心斎橋というエリアにあり、かなりディープ街。

おしゃれでカオスなアメ村

お目当ての古着屋の名前は”雀蜂”

前回の記事でも少し触れたが、九龍城砦のカオスな雰囲気が好きで好きで仕方がない。
”雀蜂”は九龍城砦と似た魅力を持ったお店。

洋服店が苦手なのに、”雀蜂”に心惹かれたのはそれが理由。 

店先には一際目立つ看板が出ている。

タイミングよく1円セールが行われていた

アメ村全体がそうなんだけど、ビルの一つ一つがめっちゃ狭くてちょっと入りづらいお店が多い。
初見ではまず見つけられないと思う。

"雀蜂"のあるビルの階段をゼェゼェハァハァ言いながら上がる。

すると見えてくるお店の入口。

お店に入ると"好き"が爆発していた。
店自体がテーマパークと言ってもいいくらい。

お店のレトロでアジアンサイバーパンクな雰囲気を味わうだけでも十分価値があると思う。

このカオスさが堪らない

店員さんに話しかけられるのが苦手な自分。
だけど"雀蜂"の店員さんはガンガン話しかけてくる。

でも不思議なことに、すごく自然体で話せる。
営業トーク感がないからかも。
キョドキョドしたオタクに優しいギャルの店員さん。

オタクに優しいギャルは実在します


「前世で親友だった?」くらい自然体で話せるし、仲のいい服のセンスが似てる友達と買い物に来た感覚になれる。

店員さんが結構グイグイくるお店ではあるけど、買わせようとしてくる感じもない。
『これは買うのやめとこう』をすごく言いやすい。

2つのうちどっちを買うか悩んだ時とか、めっちゃ良いアドバイスをくれる。

古着以外にもアクセサリーや小物がたくさん売っているので、古着以外のものを買ってみたいという人も楽しめる。

ステッカーは雀蜂の店員さん手書きのものも

普段洋服店で服を買わない分、馬鹿みたいにたくさん買い物をしてしまった。

ちなみに"雀蜂"名物のショッパー。
ついつい集めたくなる可愛さ。

店員さんが目の前で"雀蜂"とサインしてくれる

今回はヘアアクセサリーをメインで購入。
チャイナっぽいデザインのものを中心に買ってみた。

小さな袋にも"雀蜂"サインのこだわり

セールで古着の大半は1円、"雀蜂"オリジナルの洋服も半額になっていたのでいっぱい買ってしまった。

左上と右下の洋服は"雀蜂"オリジナル

かっこいい・かわいいが詰まった最高に変な古着屋"雀蜂"。

"雀蜂"はオンライン通販もあるので、大阪に行けない人でも買い物ができる。
ちなみに今ならお得な福袋の販売も…!

洋服店に苦手意識があった自分だけど、お店で服を買う楽しさを実感。

これからは店員さんとのコミュニケーションも楽しんでみようかな。

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