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嫉妬に狂いそう

才能がある人を見ると

思わず嫉妬に狂いそうになる。

この界隈でもそうだ。改めてみると

きらびやかな文章

鮮やかな着眼点

そう見るのか・・・・と思わずうなる切り込み方

そして、自分が使いこなれていないツールをあたかも生まれる前から使えていたかの如く、いとも簡単に振りかざす様

一つでも頭が狂いそうになるほど心を揺さぶられるというのに、それを幾重にも電子の海にぶちまけてくると言う圧倒的暴力。

それにあらがうすべもなく、絶えず網膜にぶちかまされ続けて心をギリギリと握りつぶされるこの感覚。

全てが嫉妬に変わる。全てが出来ない自分へのいらだちに変わる。それが憎悪へ変貌を遂げる。

少し前まで嫉妬に狂う人の気持なんて、と思っていたがこういうことなのか。

まあ積み上げてきたものも違う上に、自分はそれに向けてやることもやってこなかったという報いがむなしく存在するだけなのだが。大半の人はそれに気付く暇も無く憎悪の炎が身をむしばむのだろう。そうならなかっただけでも少しは大人になったということなのだろうか。

ともあれ、ならば鍛錬あるのみだ。心の赴くままに身を鍛え上げるのみである。相手をさげすんでも何も変わることは無い上に相手に対しても良くない。ならば自身の成長に視点をフォーカスする以外にないだろう。今の自分が許せないのなら最善を尽くさなくてはならないのだ。

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