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世界遺産検定マイスター級 問3対策①(プロット)

 世界遺産検定マイスター級、問3は「〇〇について、具体的な遺産の例を取り上げながら1200字以内で論じなさい」という問題が出題されます。50回検定では「『富士山―信仰の対象と芸術の源』にある富士山では、登山鉄道を整備する計画がある。世界遺産として富士山の資産価値や抱えている課題を考えた時、登山鉄道の整備がプラスとなる点を増やしていく為にはどうしたら良いか、具体的な事例や比較となる世界遺産の例を挙げながら1200字以内で論じなさい」という問題でした。例年、過去半年以内での世界遺産関係の大きな話題が問題として取り上げられることが多いので、今回の出題は意外な印象を持った人が多いのではないでしょうか。 
 ちなみに過去の出題は48回問題「国際紛争」、46回問題「海商都市リヴァプール」、44回問題「北海道・北東北の縄文遺産群」、42回問題「コロナと外来種」、40回問題「コロナと遺産保存」となっており、世界的にも影響の大きな話題が多かったです。

 問3はマイスターの言わば“メイン問題”として出題され、20点満点のうち10点を占め、問3だけでも6点以上の得点を取らないと合格できないので、しっかりとした対策が必要です。恐らくほとんどの受検者は問3対策に大きな学習時間を費やすのではないでしょうか。

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